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2018年12月27日

タイでの日常生活(41)――KFC


今回は日本でも馴染みのケンタッキーフライドチキンについて記してみます。
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今では日本でもKFCといいますが、昔はそのままケンタッキーフライドチキンといっていた気がします。しかし、私が気づかなかっただけで、KFCと呼んでいた人もいたかも知れません。家族の間では、「今度、ケンタッキーへ行こうか」なんていってました。初めてアメリカに行った、40年前頃、生まれて始めてKFCに入りましたが、フライドチキンがこんなに美味しいのかと、驚いたことがあります。その頃は、アメリカでも、今のKFCのように、メニューがバラエティに富んでなくて、チキンフライにビスケットといって、KFC独特のクッキーのようなものが出ていました。食べるとき、ボロボロになってとても食べにくいなということが印象に残っています。そのビスケットに蜂蜜やバター、シロップなどを付けて食べていました。その他のメニューとしては、ポテトフライ(アメリカではフレンチフライといってましたが)とか、チキンナゲット位しかなかったような気がします。しかし、私の英語の理解が弱くて、もっと今のようなメニューもあったのかも知れません。今もですが、その頃は特に、英語が下手で、ものを買うとき、ドキドキしていたもんで。
今回は、タイの田舎で経験したKFCについて、レポートします。

《入り口》
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日本ではよく、入り口にカーネル・サンダースの置物がありますよね。ありまし「た」の方が正しいかな?日本でも最近、KFCに長いこと行ってないので、すいません。頭の中には、サンダースの像があるんです。中国でもKFCは大人気でしたが、サンダーズの置物は置いてありませんでした。タイにもないですね。しかし、写真のように、彼の写真が飾ってありました。中国も同じだから、サンダースの置物は止めたんですかね。
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私の行った、タイの田舎のKFCは「Big C」という、タイでは有名なショッピングセンターの中にあります。店に入ると、注文カウンターがあります。どのファーストフードレストランにもみられるような風景が目の前に広がります。そこで、壁のメニューをみながら、注文します。このKFCの難点は、そのメニューが全てタイ語だけで示してあることです。こちらはタイ語が読めないので、短く英語で注文します。ありがたいことに、スタッフは全員若い人で、簡単な英語は理解してくれます。それで、注文OKです。メニューは大体どこでも変わらないのが、世界チェーン店の特徴です。それに加えて、タイではタイの特徴である、辛いチキンのメニューがあるということです。

《今回の注文》
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今回の注文は、ダブルチーズバーガーのセットです。写真の中にある”Zinger”はどうしてここに書いてあるのか分かりません。辞書で調べてみると、俗語で「素晴らし」という意味があるので、この単語を書いているのでしょうか。分かりません。美味しさは特別ではありません。普通のチキンチーズバーガーです。これに加えて、フライドチキン、フレンチフライ、コーラです。フライドチキンはサイドメニューで注文しました。ハンバーガー一つでは、ちょっと足りないからです。タイに来て、少し大食いになってしまいました。コーラは、単品もあるのでしょうが、セットのコーラは、リフィル、即ち、何杯でも飲めるということです。しかし、飲めてもせいぜい2杯ですから、今度から、リフィルでないのにしようかなって思ったり。セットはセットでいいしな。困った、困った。

《店の中》
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店の中は、写真の通りで、あまり日本と変わらないですかね。この店も、多くのお客さんは若者です。私のような老人はあまり店には来ません。日本でも同じですね。しかし、外国にいると、老人だ若者だということにあまり気を使わなくていいので、延び延び出来ます。日本だと、とかくいろいろ見られていますからね。外国でも見られているのでしょうが、言葉が通じないので、何を言っているのか分からないので、気をもみません。気が楽ですね。

《店の中の違い》
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違いの第一は、いい点でもあるのですが、手洗い所があるということです。日本のKFCにも手を洗うところはありますが、トイレまで行かないといけないような気がしました。私の思い違いだったら、ごめんなさい。タイでは、写真のような手洗い所が、食べるところに併設してあるのです。もう一つは、食べたものを捨てる所です。右側の写真がそれです。最近のこういう設備は、同じなのかも知れませんが、リサイクルと普通のゴミ入れとが区別してあります。しかし、殆どのタイ人は、食べたものはテーブルの上に置いたままにして、店を出て行きますので、分別するのは店のスタッフです。これは中国でも同じでしたね。中国のある空港に開いているマクドナルドでハンバーガーを食べた後、トレイや食べかすなどを廃棄ボックスにもっていこうとすると、中年のスタッフの女性が、とても丁寧にお礼を言ってくれたのが、印象的でした。日本やアメリカでは、恐らく、全員のお客がトレイや食べかすなどは、自分で処理しますね。これも文化の違いでしょう。面白いですね。

《店の外――駐車場》

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上に書いたように、ここのKFCはBig Cというショッピングセンターの中に入っているので、広い駐車場があります。お客さんは勿論、KFCの為だけではないので、広い駐車場が必要です。利用するお客に取っては広い駐車場があることは、助かります。 

《クリスマスシーズン》
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クリスマスシーズンですから、クリスマスツリーがまだ飾ってあります。タイでは、仏教徒が殆どの筈ですが、楽しければ何でもいいんですね。クリスマスにかこつけて、パーティ。友達の誕生日にかこつけて、パーティ。何々を理由にパーティ。とにかくバーティ大好きなタイ人です。

《最後に一つ》
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この写真はちっと分かり難い写真かも知れませんね。何の写真か分かりますか。日本やアメリカ流に言えば、「ドライブスルー」です。ただ、Big Cの中ですから、車はこの中に入れません。だから、Walk thruとでもいいますかね。店の中に入るまでもないとか思っているお客は、店の外で、ジュースやアイスクリームを含めて、チキンやハンバーガーなども注文できます。勿論、中のレジで、テイクアウトをお願いすることも出来るのですが、お持ち帰りの多くの人はこの窓口を利用します。今の日本のファーストフード店は、このようになっているのですか?まるで浦島太郎みたいな言い方ですいません。

今回は、日本人だけでなく、世界の誰にでも親しまれている、私が住む田舎のタイのKFCについてお伝えしました。殆どの点が、世界のフランチャイズですから、共通しているといっていいでしょう。また、人間ですから、共通点が多いのは当たり前ですね。違いと言えば、ほんの僅か。例えば、お客の店の利用の仕方などは、やはり文化の違いと言えると思います。個人の社会での立ち振る舞いがベースになっての行動でしょうから、文化比較としては関心を持てる所です。食べかすの処理の点を上では説明しましたが、社会における個人の立ち位置が、日本やアメリカなどと比べると、タイでは異なっているということなのでしょう。どちらがいいとかではなく。

今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。コメントなどありましたら、お願いします。また、ご訪問下されば幸いです。
posted by yuchan at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ生活
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定年前に退職し、人生が終わるまでに何かしたいと思っていました。それまでは、アメリカに仕事で訪問することが多かったのですが、アメリカ的価値観に少し食傷気味になっていました。仕事ではなく、いわば、自分探しの感覚でアジアの国々を短期間訪問するようになりました。そして、アジアこそ、自分の余生をおくるに最適な地だと確信しました。そして、中国に1年滞在し、その後、タイに渡り、retirement visaでlong stayを始めました。昭和の日本的空気を求めて、タイの中でも後進地方のイサーンに住んでいます。とにかく人生はチャレンジ。新しい可能性を求めて、何でもしてみよう、見てみようの精神で日々を送っています。
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