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2018年12月15日

タイでの旅(10)――ペナン島 5


今回は、ペナン島訪問記の第5回目として、「極楽寺」について記したいと思います。極楽寺はPenang Hillの直ぐ近くにあります。Penang Hillに比べると、人もまばらで、ゆっくり観光するにはいい所です。
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極楽寺ということは、仏教寺院ということで、マレーシアでは珍しい部類に入ります。タイではあちこちに寺院がありますが、マレーシアにはタイほど頻繁には目にしません。イスラム教徒が多いからでしょう。

《極楽寺への行き方》
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Penang Hillと同じように、バスでも行けるようですが、私はタクシーをチャーターしていたので、Penang Hillを観光し終わって、極楽寺に向かって貰いました。因みに、タクシーは1時間40リンギッド、約10USDが相場のようです。車で来ている人も多くいたようです。タクシーのドライバーは、もっと上まで行ってくれれば、坂を歩かなくてもよかったのですが。早めにタクシーを止めてしまいました。その為、或いは、そのお陰で、何処かで、見たような風景の中を歩くことになりました。
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外国の空港では、飛行機を降りて、パスポートチェックに向かうまで、Duty freeの店の中を通りますね。それほど大々的ではないですが、タクシーを降りて、小物を売っている店の間の小道を通って、進むことになります。ある程度登ると、そこで、車で来た人と合流する地点があるのです。ここまでタクシーが来てくれていれば、しんどい坂道を登る必要はなかったのです。しかし、小店で販売している小物を見ることが出来たので、OK! です。

《いよいよ極楽寺》
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極楽寺への道々、物乞いの人が並んでいるのは、ちょっと残念な光景でしたね。ハンディキャップの人には見えませんでしたが、座って物乞いをしていました。

《寺院で感じたこと》
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寺院ですが、タイの寺院の建物と違いますね。建物は、上に高くそびえるように作られているという点では同じですが、建物全体が上にそびえるように立っていますね。タイでもこのような形態の建物がないわけではありませんが、よく見かけるのは、タワー型のそびえ方をしていて、中に人が入れるようになっている建物は少ないです。
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寺院の屋根の四隅の先端が跳ね上がっているのは、タイも同じですね。これに比べて、日本の寺院の屋根は、このように跳ね上がっていませんね。理由をご存じの人はいらっしゃいますか?

《寺院の仏像》
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仏像が並んでいるという点では、タイもマレーシアもよく似てますね。また、仏像の頭は、髪をイメージしたブツブツがつけられています。この点もタイとよく似た点だと思いました。ただ、タイではその頭にとがった形の髪型が施されているのに対して、マレーシアではその「とがった髪型」は見ることが出来ません。
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その他、注意して見ると、様々な違いを発見出来ます。まず、仏像の顔です。タイでは垂れ目の仏像もあれば、つり上がった目の仏像もあります。マレーシアで見た仏像は丸い目の仏像が多い感じですし、どちらかというと目をつぶったように見える仏像が多いですね。タイもマレーシアも仏像の、所謂、モデルは僧侶だと思われます。タイでは、仏像は髪のない仏像をよく見受けますが、マレーシアでは特別な仏像を除いて、髪のある仏像が中心です。また、体に羽織っている、所謂、服ですが、これも大きな違いがあります。タイでは、片一方の肩を出していますが、マレーシアでは、片肩をはだけた仏像は見受けられません。_DSC5581.JPG
実際、実物の僧侶を見かけましたが、彼の服装は、タイの僧侶の服装とは違っていました。

《仁王像?》
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マレーシアの寺院の仏像は、日本の寺院の仏像と似ている仏像があるなという印象です。左の写真はネットからお借りしましたが、このような怖い顔をしている仏像は日本でも、時々見かけます。マレーシアにも同じように、怖い顔をした仏像を見ることが出来ます。その怖い顔の仏像は、悪人を退治していると思える状況に設定してあるものも見かけました。
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また、日本でいう、福を呼「ぶえびす像」とよく似た仏像を見ることも出来ます。Wikieによると、「えびす」は日本古来の神の一つとあります。「えびすは日本の神で、現在では七福神の一員として日本古来の唯一(その他はインドや中国由来)の福の神である」(ウイッキペディア)とすると、マレーシアのこの仏像は、福の神の恵比寿様ではないということになりますかね。また、日本古来の神となると、神道ということにならないですかね。いずれにしても、このようなふくよかで穏やかな表情をした仏像のコンセプトは、案外、宗教とか地域に関係なく、存在するのかも知れません。人々の気持ちは、宗教や国教を越えて共通するのが世の常でしょうから。

《寺院から見る街並み》
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寺院は少し高台に位置するので、上に登れば上るほど、時々、ペナンの街並みをのぞき見ることが出来ます。それほど高い建物は多くありませんが、5〜6階のビルが建ち並んでいるのが見えます。これは、殆どがアパートで、街そのものが近代化したことを表しています。中層階のビルは、やがて、高層階のビルに将来は代わってくるのでしょうが、今のところ、人口が急増して、中産階級の人々は、土地の値段が家を買える範囲以上に上がり、中層階のアパートに住んでいる人が多いということを表しているように思えます。ペナンに住む人々は、タイの人々と比べて、経済状態がややいいのかも知れません。

《最後にその他の仏像の写真》
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今回は、ペナン訪問記の5回目をお送りしました。イスラム教が主体の社会に立つ極楽寺という寺院を訪問した時に見たことの感想を書いてみました。元々教養のない人間ですので、常識を外れた印象もあったかも知れませんが、お許し下さい。

今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。コメントなどありましたら、お願いします。また、ご訪問下されば幸いです。
posted by yuchan at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ生活
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定年前に退職し、人生が終わるまでに何かしたいと思っていました。それまでは、アメリカに仕事で訪問することが多かったのですが、アメリカ的価値観に少し食傷気味になっていました。仕事ではなく、いわば、自分探しの感覚でアジアの国々を短期間訪問するようになりました。そして、アジアこそ、自分の余生をおくるに最適な地だと確信しました。そして、中国に1年滞在し、その後、タイに渡り、retirement visaでlong stayを始めました。昭和の日本的空気を求めて、タイの中でも後進地方のイサーンに住んでいます。とにかく人生はチャレンジ。新しい可能性を求めて、何でもしてみよう、見てみようの精神で日々を送っています。
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