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2018年12月14日
タイでの旅(9)――ペナン島 4
今回まで、ペナン島の訪問記を3回お送りしました。今回はその4回目として、ペナン島の中心地であるGeorge TownにあるStreet Artについて記してみたいと思います。
《ジョージタウン》
ペナン島の中心地のGeorge Townはペナン島の東北部にあります。2008年にユネスコの世界遺産に決まりました。その理由は、18世紀頃の植民地時代の建物が、そのまま残っている歴史的意義を認定したためです。マラッカ海峡は昔、シンガポールもそうですが、イギリスが世界を支配していた頃は、重要なマラッカ地域の拠点としての役割を演じていました。例の東インド会社が商業の中心をなしていた時代です。ペナンは特に、スパイス通商の中心地だったようです。
Wikieによると、クアラルンプールに次いで、マレーシア第2の都市ということです。人口はおよそ70万人強で、中国系の人が多くを占めていますが、マレー系やインド系の人々がそれに加わり、マレーシア全体の特徴でもある他民族文化を形成しています。しかし、一般にマレー系やインド系の人を多く見かけるような気がします。中国系は観光客として多く見かけた気がしますが、彼らもマレーシア人だったのかも知れません。
観光都市ですから、様々な観光を楽しむことが出来ますが、中でも、際立っているのがKOMTAR towerです。1974年から1986年までの12年を掛けて建設されました。建設終了時はアジアで2番目の高さだったようですが、現在では、マレーシアで6番目に高いタワーになっています。また、観光、遊びの中心としてペナン島では大きな役割をなしています。
《Street art》
歴史のある街ですし、多文化の街ですので、沢山見たいところがありますが、中でも、Street artは必ず訪れたいところです。Street artはリトアニアのアーティストによる壁画が最初のようですが、今では、各所に様々な絵を見ることが出来ます。
街中で撮ったStreet artをこれから紹介します。絵に言葉はいらない。
街の中の写真もどうぞ。
街並みにしてもStreet artにしても、飽きないですね。沢山の店が並び、多文化も経験できます。多文化に対する日本人の理解度は改善してきているとはいえ、まだまだ、異国文化に対する許容度は低いような気がします。多文化がこれだけのユニークな文化を残せることも、我々日本人も頭の隅に置いておくといいのではないかと思います。
今回は、ペナン島訪問記の4回目として、George TownのStreet artを中心にお送りしました。お楽しみ頂けたなら、嬉しいです。
今日も、まで読んで頂き、ありがとうございました。コメントなどありましたら、お願いします。また、ご訪問下されば幸いです。