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2016年08月26日
【写真】特別拝観・宝山寺『獅子閣』、良い眺めです!
高い所から見下ろすって…良いですね(笑)
ここは、奈良県生駒市にあります宝山寺です。
特別拝観中の『獅子閣』から奈良市方面を向いてます!
良い眺めです…
奥の少し緑がうすくなってるところが「若草山」。山焼きはここからでもOK!
その手前の緑は「矢田丘陵」。あじさいで有名な「矢田寺」があります。
矢田寺も行ってきたんでまたブログにあげます
境内に入る前に『獅子閣』の外観をみた所を2階から見てます。
傾斜のきつい所に立っているお寺の建物に負けないように、緑ががんばってる
↓来るときまずここから獅子閣をみました
2階のベランダから西の方角を見てます。
手前の蔵から本堂など、ところせましと並ぶ建物。
アーチ型にくり抜かれてなかなか絵になると思いませんか?
ベランダの三本の柱と飾り柱頭
西洋の様式をまねたのですが、材質は「木」です。
当時の職人さんの技術力の高さがうかがえますね。
よく見ると、どれも微妙に違っているとか…
ベランダの柱間
ベランダや手すりはほぼこの様式で統一されています。手間と時間がかかったと思います。
さっきの奈良市方面や鐘つき場もこの柱間を通してみるとまた違った趣があります。
回廊の様子
床板を踏むと音がするんですが、決してビクッとするような恐怖感はありません。
なぜか音をたてないように静かに歩いてしまう…そんな雰囲気があります。
そのほかの”凝った造作”
それまでの日本の建築は「縦と横」、あって「斜め」でしたが、ここに「曲線」が加わります。
↑植物をデザインした柱頭は「木」でできているせいか、西洋の「石」よりも柔らかく見える…
→逆に、正確な半円を要求されるサッシにも対応している技術力の高さです。
曲げたのかな?くり抜いたのかな?
1階・北側の回廊です
(2階から見た北庭全体)
ここは洋館にいながらにして純和風の庭を楽しめる空間になってます。
さあ、いかがだったでしょうか!
建築の事をああだこうだ書きましたが、専門家でもなんでもなく、ただの歴史建物好きな私です。
当時の人が使った建物に、今、自分がいると妙な気持ちになります。
昔の人と会ってるような…
出来ればいまもある、歴史的な趣を醸し出している建物なんかは保存していって欲しいなと思います。
そこに入れば、なんか当時の日本人と会えるような気がするので。
毅然とした態度が取れて、かつ自身に満ち溢れた日本人に…
そんな大人を目指していますが…なかなかねぇ…(笑)
宝山寺のいろいろ
宝山寺にはそのほかにもいろんな見どころがあります。
また季節をかえて来てみたいと思います。
今回の特別拝観は2016年9月4日までの毎週日曜日に見学できます。
GW、夏、秋と年3回、特別公開されるそうですので機会があれば是非っ
入場料は中学生以上500円です。
時間は午前9時から午後4時まで(入場は午後3時半までに)
お問い合わせは宝山寺0743-73-2006まで
詳しい地図はこちら
2016年08月25日
【写真】特別拝観・宝山寺『獅子閣』、室内編
まさか、自分がこんなとこに居るなんて!
昨日に引き続き、宝山寺「獅子閣」の特別拝観の様子をあげます!
と、その前に宝山寺『獅子閣』とは?(超・カンタンに)
宝山寺第14世の乗空が温めていた「洋室客殿の実現!」だそうです。
明治8年の寺院内の建築に携わった越後出身の吉村松太郎さんの腕を見込んで、彼を横浜で3年間修行させたのちに棟梁としてむかえ、明治15年上棟、同17年に完成しました。
そんなことをパンフレットでみながら中へ入りました(¥500円)。
1階からじっくり見ようかと思ってたら、
緑のポロシャツのボランティアのガイドのおじさんが
「まぁ、2階からどうぞっ。2階に案内がおりますのでっ!」
と強めに言うので、下は後まわしにして2階へ上がります
2階の南面の廊下(左の写真↓)と西側の廊下です(→)
2階は10畳の畳部屋が二間続きになってます
(↑)この廊下の突き当たりに、もう一人のガイドのおじさんがいました
もちろん、緑のポロシャツです!
こっちは北側の廊下です(↓)
さっきの螺旋階段はお客さまやホストさまが使う用。
この細い急な階段は、お世話をする方用。
ちょっと急すぎません?しかも細い(→)
今は「昇降禁止」ってなってました。そりゃそうだ…
二間を仕切っている襖の両側です。
それぞれ4枚に四季をあらわす絵が描かれています
えーっ、左の写真が情景を、右が桜、……(スミマセン)
(↓)これは「釘かくし」と言って、
大工さんの遊び心で施した装飾品です
みなさま、お分かりでしょうか?
先ほどからの2階の写真…煌めいています…
そうです!
壁、襖、装飾品…すべて金箔が張られています。
金です。GOLDです。豪華絢爛です。
ちょっと、2階のおじさんと仲良くなりすぎたので、下へ降ります。
ちょうど、建築を勉強してる学生さんが上がってこられたので
では、1階へ!
ちょっと怖いんです。手すりの高さが低いんです。
「トン、トン、トン、トン、日野の2トン」byリリー・フランキー
降りてきました。
この螺旋階段ったら木製なんです。
1段目なんか「ぎしっ」っという音に加えて、若干揺れるんです…
で、その訳が分かりました。
一本の柱にそれぞれ踏み板がついてますが、
下から支えてるのは、この柱一本
なんですね…
昔の人は体重が軽かった…カルカッタ…コルタカ…
柱と言えば…
1階のこの柱も見事です。
この各所に見られる柱の飾りは、西洋風に植物をデザインしたものだそうです。
西洋の建築は石やレンガでつくられていますが、
この獅子閣では一つ一つ手彫りで作られています。
建てたときの職人さんの仕事が今も残ってます。
ご本人や親族の方々はさぞ鼻が高いでしょう!
さらに、そのとなりの窓↓
この窓から外の景色を眺めてたんですが、
ちょっと、ある部分が滲んだというか、揺らいだというか…
ガラスの一部分に少し均一になってないところがありました(写真・右)。
こんなところが凄く素敵に思えます。
明治時代に西洋の建物を日本人が日本の技術で建てようとして立派なものが建ちました。
でも、ほんの少し。ちょっとだけ、当時の技術が追いつけなかったところもあって、そこが妙に人間臭いです。
この色ガラスもそう。
できる技術を盛り込んだ感があるんですが、原色ではっきりしてて、
各色を通してみる景色も全く違うものに見えます。
時間や時代が変わったようにも。
こういうのって、好きなんです。
当時は今のような技術はなかったですし、
扉と言えば、引き戸が当たり前だったので。
写真・右のドアノブも(分かりづらいですが)光沢があって質感の高さを感じます。
このドアノブ、皇族の方が握っておられたんですね。
当時の国賓の方々も…まさに、時代を超えた握手
この襖の「取っ手?」もよく見ると緑色の部分が瑠璃色っぽくなってます。
ひとつひとつの金属の型に流し込んで作られたような…
手間暇がかかっています。
そして最後に1階の和室二間です。
洋館のなかにある和室。隣り合わせにある和室。
このギャップがたまりません。
それと、ここに映っている壁もそうなんですが、
「漆喰塗り」となってます。
この壁、光沢があるんです。
右側の写真の床の間の壁に照明が当たって光っていますが、ここも漆喰なんです。
職人さんの技術の高さがうかがえる、なんて偉そうなことは言いません。
とにかく艶のある漆喰を見てほしいです…
工芸品のような趣があります。
思わず力が入ってしまいましたが、建物好きな私にとって明治時代の建物は特に素晴らしいものを感じます。
ノウハウがないにもかかわらず、西洋の建物を模倣して、それで実際には造ってしまう…その技術力というか、感性というか、意気込みというか…。
だから日本製品って世界で胸を張れるんですよね!
誇りに思います。
さて、宝山寺『獅子閣』の外観と室内を見てきましたが、
ここからの眺めも素晴らしいです。
特に生駒山の中腹なんですが、遠く若草山まで見通せます。
(県外の方はわからないかな…)
という訳で、その景色の素晴らしさは、また明日あげます。
明日もお楽しみに
今回の特別拝観は2016年9月4日までの毎週日曜日に見学できます。
GW、夏、秋と年3回、特別公開されるそうですので機会があれば是非っ
入場料は中学生以上500円です。
時間は午前9時から午後4時まで(入場は午後3時半までに)
お問い合わせは宝山寺0743-73-2006まで
詳しい地図はこちら
おまけ
これ、なんて虫ですか?
2016年08月24日
【写真】特別公開・宝山寺『獅子閣』、リベンジ!
鉄は熱いうちに、「獅子閣」は暑い日にっ
今日は8/21…
8/15の大失敗から中5日。
今週も宝山寺にやってきましたぞ。
この写真から見ても分かるように、この日はチョー暑かったです。
でも、きっれいな青空でしょ
右奥に見えました。これが楽しみにしてた『獅子閣』です!
境内に入ります。
この前と同じく人気がありません…
でも、今日はちゃんと看板が出てる。右下にっ
この門をくぐって境内に入ってきました。
写真左手奥の方に進みます
この二つの案内板は8/15には無かったです(笑)
右の方へずーっと進んで突き当りを右です。でも、さっき見えたような建物がある感じがしないぞ…
はいっ、『獅子閣』です!
じゃーん!どですかっ!
純和風の庭園のなかに洋館が突然現れました。
↓左側写真の蔵には何が収められているのでしょうか?
当然ながら鍵がかかってました(開けてみたんかいっ)
「重要文化財」なので、もちろん「火気厳禁」です。なぜ「HITACHI」?
堂々たる風格です。それでいて、ひっそりとしてる
下駄箱に椅子って。なんか学校みたいです。
場内は「土足厳禁」、略して「どきん」。
そして、壁は手仕上げの漆喰(しっくい)ですので「お手を触れないでください」と!
高貴な方はそんなことしませんよ。
その当時、ここでは国賓をお迎えして「ダンスパーテー」なんかが催されていました…のかな?
当然ながら、この建物全部の材料はほとんどが『木』です。
この扉も柱も彫刻もすべて『木』で出来ています。
触ってみて分かったんですが、どこか控えめな感じは『木』が影響してるのではないでしょうか?
(…と、勝手に想像…)
ここに皇族のかたが休憩や宿泊をされたと聞くと、自分も偉くなったような気がします。
この2階には、話し好きのボランティアの方が待ち構えておられます…。
そうとも知らず、なかで暑さを凌ごうとしてた私のプランが崩れていく、崩れていく…。
冗談はさておき、今日は外観を中心にブログしました。
外観同様、とても素晴らしい室内については、また明日ブログします!
明日もお楽しみに
今回の特別拝観は2016年9月4日までの毎週日曜日に見学できます。
GW、夏、秋と年3回、特別公開されるそうですので機会があれば是非っ
入場料は中学生以上500円です。
時間は午前9時から午後4時まで(入場は午後3時半までに)
お問い合わせは宝山寺0743-73-2006まで
詳しい地図はこちら
おまけ
「獅子閣」手前の庭にいる鯉です。
今朝からこの2匹、ずっと同じ状態で止まってます…。
2016年08月23日
【写真】特別公開・宝山寺『獅子閣』、のはずが…残念っ
隠れた名勝、見つけました!これは行かないとっ
今日は8/15終戦記念日。お盆休み最後の日…
毎日新聞の奈良版に宝山寺の特別拝観の記事がありました。
寝ぼけながら朝ごはんを食べてて、「へぇ〜こんなん見れるんやぁ…」と。
この時、目に入った文字は…
「宝山寺」
「特別公開」
「迎賓館」
「皇族」
「9月4日まで」
「500円」
これは行かなアカン。
これっ!と、思った時に行かないと、また後悔する…
もう気分は明治時代の迎賓館に招かれた華族?か士族?です(笑)
めちゃくちゃ蒸し暑い…そして「坂」
まぁ、考えてみれば生駒市なんで「坂」に決まってます。
近鉄生駒駅からグルグル回りながら上っていきました。クルマがですけどね
駐車場にクルマを停めて、さらに歩いて宝山寺を目指します。
昔はこの辺宿泊客でにぎわってたんだろうな…って感じの風景。
それはいいとして、とにかく「坂」
いいんです!
この坂の上には、宝山寺の迎賓館「獅子閣」が待っているんです!
さぁ、境内に入りました。
特別公開のわりには、参拝客が少ないような感じがします。
もうそろそろ終わりの時間だから、みんな帰ったのかなぁ…
本堂の後ろに見えるのは「般若窟」です。
弥勒菩薩が安置されていますが、約10年前から立ち入り禁止です。
見るからに危険です…それまで入れたのが不思議。
本来ならば、本堂手前の奥の方に行ってこんな「拝観券」を買って、
こんな「案内図」をもらって、
それと「パンフレット」も、
しまった…見落としてた…
新聞に載ってたはずなのにそんな気配が全くない。
仕方がないのでお寺の方に聞きました。
すると、
『あぁ、日曜日だけね。9月4日までやってますから…』
しまった…やってしまった。
よく見ると、
いちばん大事な「毎週日曜日」を見落としてた。
さすがお盆休み、さすが俺っ
笑うしかない…。
また来ます。
という事で、とぼとぼと石段を降りて帰る私です…
そんなんでしたが、8月21日の日曜日にリベンジしてきました!
その様子は、また明日あげます。お楽しみに
今回の特別拝観は2016年9月4日までの毎週日曜日に見学できます。
GW、夏、秋と年3回、特別公開されるそうですので機会があれば是非っ
入場料は中学生以上500円です。
時間は午前9時から午後4時まで(入場は午後3時半までに)
お問い合わせは宝山寺0743-73-2006まで
詳しい地図はこちら
2016年08月19日
【写真】奈良の終戦記念日 その3 『東大寺 万灯供養会』
すっかり遅くなってしまいました…
「東大寺 万灯供養会」
東大寺大仏殿では8月15日の夜、大仏さまにたくさんの灯籠をお供えして、「万灯供養会」がおごそかに執り行われます…
春日大社を出て、ふらふら歩き21時すぎに着きました!
☆参道っ!
ちょうど知り合いに出くわしたので、先導してもらいました。
彼曰く、『お盆に帰省できない方々にも御先祖さまの供養をしていただけるようにという趣旨で、昭和60年から始めらたんやで』との事。
☆南大門!
昼間にみると塗装の剥がれがひどいんですが、夜は大丈夫!
この門、鎌倉時代につくられて約800年経ってるんですよ。そりゃ、剥がれるって…
彼曰く、『あんまり言うたら仁王様お二人に怒られるで』(-_-;)
☆鏡池!
なにやら怪しげな船が…いったいどこから来たんやろ…
彼曰く、『19時から22時までのあいだ参拝できるし…』
☆中門!
中では約2500基の灯籠に灯が入った幻想的な雰囲気を味わうことができるみたいです!
さぁ、いよいよ中に入ろうと…ん?なんか規制してる?
【ご注意!】
『平成23年度より、灯籠・祈願のお申し込みをされていない方は有料となります。』
彼曰く、『知らんかったん?』
なので、やめ
☆鏡池にうつる『逆さ大仏殿』
大仏殿正面の窓が開いて、大仏さまのお顔を参道から拝めるはずだったのに…
あれっ、ちょっと見えてません?
実は、さっき中門でウロウロしてた時もちらっと見えたんです。
でも真正面からは見えてないのでお顔は見えませんでした。
来年はしっかり申し込んでから行きます!
申し込んだら名前と願い事を読み上げてくれてるみたい。
まとめっ、なくてもいいけど…
急に思いたって行ってみた奈良のお盆の3行事でした。
歩き疲れでちょっとハードでした。
しらべてみると春日大社の中元万燈籠は14日もやてったと。
なので14日は春日大社、15日は飛火野と東大寺だったらよかったかなと思います!
なにはともあれ、戦没者の方々や遠く九州の親族を送ることができて良かったです。
あと、神様にもお願いできて。
最後に彼から一言
『僕らいつも奈良公園のシバや、木の実、木の葉などを食べてます。おいしいの分かってるけど、お腹を壊すんで、人間の食べるようなパン、お菓子、野菜とかはやめといてね』
これからも奈良の行事なんかをレポートします!
早速、明日、この日のお昼過ぎに行った生駒市の宝山寺での失敗談をあげます
詳しい地図はこちら
2016年08月18日
【写真】奈良の終戦記念日 その2 『春日大社 中元万燈籠』
いつもと違う参道でした…
「春日大社 中元万燈籠」
「万燈籠」とは、浄火を献上して神様に様々な祈願をすることです
平安時代から今日まで、家内安全、商売繁盛、武運長久、先祖の冥福向上などを願って寄進されました。
その昔、奈良町の住人が雨乞い祈祷として万燈籠を行っていたとの記録もあるとか…
藤原忠通が奉納した「柚木燈籠」(1136年)や藤原頼通の寄進の「瑠璃燈籠」(1038年)は有名です。
けど、博物館にあって観れませんでした…。
鳥居をくぐると右手に見える昔の豪商が寄贈した石塔
半端ないお金持ちだったんでしょうね…
昔は油の続くかぎり毎夜灯がともされていたようです。
まだ明るいうちの参道の様子です。
この燈籠はイベント用ですが、いつもと違って賑わいを見せてます!
明治時代に一旦中断したものの、昭和4年に復活しました。
暗くなってからの参道です。
いつも通ってる雰囲気はなく石塔のほのかな灯りを頼って進みます。
春日大社の燈籠は石燈籠約2000基、釣燈籠約1000基の合計約3000基あります。
若宮神社の方までぐるっと廻って本殿前まで来ました。
こちらは昼間と違って豪華さが引き立ってます!
んーん、ちょっと暗すぎる(笑)
本殿から見上げると雰囲気のあるお月様が…。
得した気分になりました。ナイスショット!自画自賛!
節分の夜には「節分万燈籠」があります!
こちらも行って神様にお願いせねば…でも寒いなぁ。
今は想像できない…
当日のスケジュールのおさらい!
大文字送り火の会場を出たのが、20:15ごろ。
そこから春日大社に向かって本殿についたのが20:45くらいかな。
ここから大仏さまに逢いに行きます!
「東大寺 万灯供養会!」
当然、歩いてですが、なんせ暗かったです。
特に「春日大社から駐車場へ」向かうところの石段は、暗い上に踏み幅が段ごとに違うので特にご注意を!
今日も長くなりましたので、この続きはまた明日にします
詳しい地図はこちら
2016年08月17日
【写真】奈良の終戦記念日 その1 『奈良大文字送り火』
今まで一度もお盆を過ごした事がなかったんです。
「奈良大文字送り火」
戦没者慰霊と世界平和を祈る火の祭典です。 飛火野でおこなわれる慰霊祭は、奈良県出身の約3万柱の英霊を供養するために、神式と仏式の両方が続けて行なわれます。
バスで行ったんですが、交通規制があるとかでした。
会場はここを右に入った飛火野。
と、その前に…
今年はいろいろあったので、終戦記念日を奈良で体験しようと思いました!
急に思い立って予定を調べたらなんと…ダダかぶり…
でもせっかくなんで全部行くっ!
ということで、夕方から出かけることになりました。
人より先に鹿さんが大勢集まってました。
入口で売ってたうちわ。¥800円
戦没者の方々(英霊)が到着しました。
日頃は大安寺に安置されているそうです。
まずは春日大社によります神式の慰霊祭
雅楽のしらべが幻想的な雰囲気をつくりだします…
続いて奈良県仏教会の皆様によります仏式の慰霊祭
全ての英霊のお名前が読み上げられました。
午後8時、どーんと花火がっ…ありませんでした。
飛火野からでは見えにくいかな…
さっ、急いで「春日大社」へっ。
と思ったんですが、慰霊祭の間ずっと立ちっぱなしで疲れました。
行きますけどね、行きますけどちょっと休憩を…
来年は携帯用の椅子をもって参加します
続きは、また明日っ!
詳しい地図はこちら
2016年08月14日
【写真】古事記めぐりです。
奈良県内の「古事記」にまつわるところを見て回ります。
☆「なら・記紀、万葉」プロジェクトとは?
奈良県では平成24(2012)年『古事記』の完成1300年から平成32(2020)年の『日本書紀』完成1300年をつなぐ9年間を「なら・記紀・万葉プロジェクトとして、県内でさまざまな行事や事業が展開されます。
なので、これを機に「見て・触れて・歩いて」みたいと思います。
太安万侶さんの墓1
奈良市田原のお茶畑から見つかった古事記・編集者のお墓です。
ここからかなり急な斜面を登っていきます…
太安万侶さんの墓2
ここで見つかった墓標は橿原考古学研究所にて展示されてますよ。
確か小学生だったか、新聞や授業でも取り上げられた出来事でした。
賣太神社
こちらは大和郡山市にある古事記の語り部・稗田阿礼さんを祀った神社です。
たくさんの神話を暗記していた事から学問の神、物語の神とされています。
多神社 参道
磯城郡田原本町にあります。
多神社 鳥居
多神社 社
この神社には太安万侶さんも祀られています。
多神社 ウラ
多神社 モニュメント
高天原 ここ?
葛城市にある「日本のくにの始まり」とされるところです。
ここから神々が地上へ降りていかれたという事に…
史跡 高天原
ありました。やっぱりここでした。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、この辺一帯が『高天原』です!
最近、古事記に関するいろんな本や解説書があります。
今話題となってます天皇家のルーツ、日本のルーツを知るべくこれからも(気が向いたときに)歩いて回りたいと思います!
2016年08月07日
【写真】「大仏鉄道」って知ってます? 奈良〜加茂間の「幻の鉄道」!
明治時代に存在した「大仏鉄道」の遺構をめぐるルートを歩いてきました。
初めて歩いたんですが、「ちょい疲れ」くらいの約13km。
季節の良い時に一日かけて歩くのには最適ですよ〜
☆「大仏鉄道」とは?
明治31年に開通した明治時代の路線の愛称です。
当時の鉄道会社「関西鉄道」が名古屋、関東方面の人たちにも東大寺の大仏詣に来てもらおうと敷設されました。
大仏駅から東大寺の大仏さんまでは、最短でも2キロ弱ありますけどね…
区間は奈良と加茂を結ぶ約10キロ。開業当時の大仏駅が終点でしたが、翌年に現在のJR奈良駅まで伸びました。
ですが、明治40年に現在の加茂〜木津〜奈良の平坦なルートが開通するとこの路線は廃止に。
わずか9年間の営業に終わってしまいました。残念っ!
☆JR加茂駅西側の「ランプ」小屋
中にはランプを灯すための燃料が保管されてました
☆梶ヶ谷隧道
「隧道(ずいどう)」とは「トンネル」の昔の言いかたのこと
☆赤橋
こちらは橋台。この上は今も生活道路です。実際に歩くとちょっと…
☆鹿川隧道
見つけにくいです。みつけてもだいぶ遠回りしてしなければなりません(笑)
☆黒髪山トンネル跡
「どこがトンネル?」って思いますけど、現在の上の「橋」までが「黒髪山」で、道路部分が昔の線路のコース。
急な坂で汽車が上るのに苦労したそうです。廃線決定の要因になったとか…
☆大仏鉄道記念公園
開業時の終着駅「大仏駅」跡です。閑静な住宅街のなかにありますが、このあたりだけ道路が斜めに走っているので昔の線路跡が見て取れます!
また、のんびり歩きに行こうと思ってます。
各ポイントの周辺には、まだまだたくさんの見どころもありますし。
最後に、道中にはトイレが用意されてないので、もし行かれる方はご注意を!
では、また
初めて歩いたんですが、「ちょい疲れ」くらいの約13km。
季節の良い時に一日かけて歩くのには最適ですよ〜
☆「大仏鉄道」とは?
明治31年に開通した明治時代の路線の愛称です。
当時の鉄道会社「関西鉄道」が名古屋、関東方面の人たちにも東大寺の大仏詣に来てもらおうと敷設されました。
大仏駅から東大寺の大仏さんまでは、最短でも2キロ弱ありますけどね…
区間は奈良と加茂を結ぶ約10キロ。開業当時の大仏駅が終点でしたが、翌年に現在のJR奈良駅まで伸びました。
ですが、明治40年に現在の加茂〜木津〜奈良の平坦なルートが開通するとこの路線は廃止に。
わずか9年間の営業に終わってしまいました。残念っ!
☆JR加茂駅西側の「ランプ」小屋
中にはランプを灯すための燃料が保管されてました
☆梶ヶ谷隧道
「隧道(ずいどう)」とは「トンネル」の昔の言いかたのこと
☆赤橋
こちらは橋台。この上は今も生活道路です。実際に歩くとちょっと…
☆鹿川隧道
見つけにくいです。みつけてもだいぶ遠回りしてしなければなりません(笑)
☆黒髪山トンネル跡
「どこがトンネル?」って思いますけど、現在の上の「橋」までが「黒髪山」で、道路部分が昔の線路のコース。
急な坂で汽車が上るのに苦労したそうです。廃線決定の要因になったとか…
☆大仏鉄道記念公園
開業時の終着駅「大仏駅」跡です。閑静な住宅街のなかにありますが、このあたりだけ道路が斜めに走っているので昔の線路跡が見て取れます!
また、のんびり歩きに行こうと思ってます。
各ポイントの周辺には、まだまだたくさんの見どころもありますし。
最後に、道中にはトイレが用意されてないので、もし行かれる方はご注意を!
では、また