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2016年09月06日
近年のサンマ事情(天声人語9/6)
北海道産のさんま、1匹298円。
くちばしの先端が黄色で、目に濁りがないのは新鮮さの証。
水産研究・教育機構の中神正康さん(48)は秋の初めに道東から南下する漁場に変化があるという。
毎年の調査で寒流の親潮が日本沿岸に近づかない年はサンマが来ない。今年もハワイと日本の中間付近でないと大漁が見込めない。
昨年の漁獲高は11万トン。39年ぶりの不漁を今年も下回る予想。
北太平洋で活発に漁をするのは台湾、韓国、ロシア。4年前から中国が加わった。これらの国は日本の漁獲量を圧倒する。
危機を感じて日本が漁獲ルール作りに立ち上がった。まずは資源調査の国際合意をとった。
ロシアや中国の人はどのようにして食べるのか。
感想とか…
この時期、定食屋さんでサンマ定食をよく注文します。
カウンターの席で腸まで全部食べると必ず店主に褒められます。
昔から魚嫌いで、夕食が魚料理だと分かると、半分くらい残し食べ終わってから隠れてオヤツを食べていました。
就職して海の近くの営業所へ配属になり、上司や先輩に美味しい魚料理を食べさせてくれる店に連れて行って貰いました。
そこで食べたサンマの塩焼きが今でも忘れられません。
生まれて初めて魚が美味しいと感じました。
料理の方法がどうこう言うよりも、サンマそのものが良いと感じました。
いわゆる鮮度ってやつですかねぇ。
私は味音痴で「質より量」なんですが、その私が美味しいと感じたくらいですから、一般の方や通の方々にはたまらない季節が今年もやってきたんじゃないかなと思います。
そう言えば、大学生の時に漁業の町出身の友人がよく言ってました。
こっちの魚はクサくて不味いと。
当たり前ですが、魚にしろ肉にしろ、ビールにしろ鮮度は大事なんだなと痛感しました。
こんなにも違うんですねぇ…
今年もサンマが不漁との予想ですが、その原因は海流の影響だとか。
ひょっとしてその海流も近年の台風の様に環境の変化が影響しているのであれば、サンマ不足も自業自得ってことになるのでしょうか…