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2016年09月05日

信州産アマランサスの輸出(天声人語9/5)

アステカ.jpg
16世紀以降、スペイン人の侵攻により中南米での主要穀物の座を下された「アマランサス」が、1970年代の米国で脚光を浴び、日本でも「スーパーフード」として店頭に並んだ。

草丈2メートル、オレンジ色の穂が南アルプスで育っている。
長野県伊那市商工会議所と信州大学が連携し10年前から植えてきた。

市内で穀物レストランを営む元共同通信記者の吉田洋介さん(49)はアマランサスを活かしたレトルトカレーを商品化した。

伊那市へ原産地グアテマラから農業研修生が訪れた。内戦の影響を受け栽培は途絶えかかっている。
日本で再会し何かの縁を感じただろう。

機械による収穫が難しいこたから量産はできないが、地元では特産化を目指し試行錯誤。

信州産アマランサスがマヤ、アステカへ輸出される日を夢みる。


感想とか…

最近何かと話題の穀物ブーム。
食にあまりこだわりのない私には、これと言って思いはないですが、親世代にとってはそうはいかないようです。

戦後の食料難で、とにかく食べるものにありつく事に必死だった人たちにとって、白米をお腹いっぱい食べることが一番の贅沢だと聞いたことがあります。

現に、私の父親は白米以外の穀物をきらいます。
戦後の混乱した世の中を思い返すようです。

一方、母親は戦後生まれ。
なので裕福とは行かないまでもそんなに食に困った記憶はないといいます。

なので、この穀物ブームに乗っかって日々いろんな米が食卓にならびます。

私と言えば、あまり興味がなくただ黙々と食べて、ごちそうさま。

母にしてみれば、せっかくいろいろ出してるのにもう少し反応があっても…との声が聞こえてきそうですが…。


アマランサスはその昔、先住民の主食で年貢や神事にも用いられたとか。

洋の東西を問わず、穀物というのは食の中心のみならず文化や人の心にも多大な影響を与えることがみてとれます。

もしも日本で白米を作る事が禁じられ、その数年後に外国から輸入される白米を食べることになった時、私はどんな気持ちになるのでしょうか?

一時、日本の米不足が叫ばれ、タイ米で賄わなければならなくなった時、その米を食べた時は大変ショックをうけました。
その時は日本米が少なくなっただけなのに妙に寂しく感じたのを思い出します。


食物にしろ何にしろ、やはり原産地で育つのが最も適しているのだと思います。

アマランサスも然り。その一刻も早い「里帰り」を心から祈ります。






posted by Mr.UFO at 05:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 天声人語
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