2019年02月19日
認知症予防は歯が命!健康長寿であり続けるためにすべきこと!
「早期対応が重要!」とされる認知症ですが、最近「歯を健康に保つこと」が予防に大きな効果を発揮することが明らかになってきました。まず第一に、歯がないと噛みごたえがありませんし何を食べても美味しく感じられません。噛むことが出来ないと脳に適切な刺激が行き渡りません。そこで、「認知症の方にこそ是非、入れ歯を付けてトレーニングしていただきたいと思います」
生活意欲アップの効果が高まります!噛めば噛むほど脳の血流が良くなり、覚醒していきます。例えば、いつも車椅子でボーッとしているような方が入れ歯をすると血流が良くなりシャキッとします。見た目も神経も若返りますし、素敵な笑顔も蘇ってきます(^-^)
【国の認知症対策】
やっと最近になって(遅ればせながら)、政府は認知症対策を強化する「国家戦略」を正式に決めました。2025年には、日本の認知症高齢者数は700万人以上になると推計されています。その割合はなんと!65歳以上の5人に1人が認知症患者!...という凄まじい現実が待ち受けているわけなのです。
そんな待ったなしの状況で作られた「国家戦略」に盛り込まれたのが、
【認知症と「歯」の関わりについて】
実は、最近の研究で「歯の数」と認知症の関連が明らかになってきたんですよ!やはり、認知症予防のためにも歯磨きはきちんとしましょうね( ´ ▽ ` )ノ 70歳以上の高齢者であれば、15本の歯が残っていればまず安心。(認知症の方は10本ない人が多いんですよ) ちなみに、人の歯は(親知らずを除いて)28本あります。
また、大切なのは歯の数だけではありません。噛み合わせの具合とも相関関係があります。「歯が少ない人ほど、そして咀嚼(そしゃく)能力が低い人ほど、認知症発症の割合が高くなります。自分の歯が減ってきた場合には速やかに入れ歯を使用しましょう。使うことである程度のリスクを抑えることができます。
【歯を失う原因】
・虫歯...4割
・歯周病...5割
【なぜ歯が認知症に関係するのか?】
歯から脳に刺激を送る際、歯の根っこと骨の間にある『歯根膜』が重要な役割を果たします。歯根膜は、硬さや厚さを認知します。歯根膜が失われると、食べ物の正確な情報が脳に届かなくなってしまいます。その結果、脳の萎縮が進んでしまうのです。
以上、述べてきました通り、「歯」が少ないことは
・食事の不便さ
・見た目の悪さ
のみならず、脳への刺激・伝達が低下し、最悪「認知症」を招いてしまいます。健康長寿を目指す皆さん!芸能人だけでなく、あなたの歯も非常に大切なことを自覚して、今日からでも歯磨きを丁寧に行ってくださいね(^-^)
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