2017年09月20日
高血圧の意外な予防法とは ☆
日頃、血圧を気遣って「塩分の摂り過ぎ」に注意している人、多いのではないでしょうか?
ではなぜ、「塩分を摂り過ぎる」と高血圧を引き起こすのでしょう...
そもそも塩分は、体内では主に血液の中に存在し、血中塩分濃度を約0.8%に
保つことで全身の水分バランスを整えています。しかし「塩分を摂り過ぎる」と...
@ 血管内の塩分濃度が高くなるので、体が血中塩分濃度を元に戻そうと
血管内に水分を呼び、血液量が増えます。
血管内に水分を呼び、血液量が増えます。
A 血管内の血液量が増えることで、血管壁に圧力がかかります。つまり、
血圧が上がるということになります。
血圧が上がるということになります。
血液量が増えたままだと困るので尿から塩分と水分を出しますが、
塩分の多い食事が続くと...
@ A が繰り返され、血管壁が傷つけられ、カサブタができ、血管が硬くなり...
血圧が上昇するのです。自覚症状のないまま、気づけば高血圧!中には、尿から
塩分を出しづらい人もいます。いわゆる内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)です。
このような方々は、せっかく減塩しても体内に塩分が溜まることで高血圧が
改善されません。減塩と一緒に、ダイエット(減量)も実践していくしかないですね。
《 高血圧は生活習慣病の中で最も多い疾患 》
50代の2人に1人以上が高血圧!
別名『サイレントキラー』!
その名の通り、気づかないうちにあなたの体は蝕まれます。高血圧は、
徐々に徐々に...血管を殺る怖〜い生活習慣病なのです...
心筋梗塞や脳梗塞など死因の上位を占める重大病に繋がるだけに
絶対気をつけなければなりません!
《 究極の降圧法 》
ズバリ深呼吸です( ´ ▽ ` )ノ
30〜40mmHgも下がります。
《 日常有効な減塩法とは... 》
例えば、日本人男性の1日当たりの平均食塩摂取量は11グラム。(高血圧の治療
ガイドラインでは6グラム未満を推奨)...ということで、いきなりは難しいかも
しれませんが、『ラーメンのスープを半分残す』だけで約3グラムも減塩できます!
《 運動にちょっとした工夫を 》
健康長寿のためには運動が良い。血圧対策にも運動がいい。...
わかっちゃいるんだけど...ねぇ...(^_^;)...
面倒くさいんだよね〜〜...(^_^;)
そんな運動嫌いのあなたでも大丈夫!気軽にやれることがあります。例えば、
『階段は上らなくて下るだけでもいい』んです。運動効果は同じです。また、
『足首の曲げ伸ばし』や『足首を回す』動作でふくらはぎの血行を良くする
だけでも、予防効果は期待できます(^-^)/
「第2の心臓」と呼ばれるふくらはぎを、叩いたり、もんだりするだけでも
血液循環は良くなり、血圧は下がっていきますよ。
《 意外な降圧法 》
意外という点では、首にタオルを巻だけでも血圧は下がります。首には体温調整
のスイッチとも呼べる『AVA』(動静脈吻合)という特殊な血管があります。
なので、首を温めるだけでも体温を下げないようにし、血圧上昇防止の機能を
果たしてくれるのです。「皮膚が冷たい」と感じるだけでも血圧は上昇するので、
寒さ対策は案外大事なのです。
《他にも...》
体温の急激な変化は血圧の敵です。お風呂に入るときは、「高温、長湯、温度差」
を気をつけましょう!トイレも注意が必要です。男性であれば立ち小便をやめ、
座り小便にするだけで、トイレを綺麗に保てるばかりか、血圧上昇防止にもなります。
なぜなら、立ち小便は「しっかりと飛ばそう」と腹圧がかかり、それだけで血圧が
上昇してしまうからです。膀胱や前立腺にも優しいですよ(^-^)
さあ、これなら簡単に実践できますね!
《 肥満を解消するには 》
高血圧は、肥満と密接な関係があります。肥満を解消するには適度な運動が
大切です。特に有効なのが有酸素運動!オススメは、ウォーキング・軽い
ジョギング・サイクリング・スイミングなどです。
また、食生活の改善も必要です。30歳を超えると消費エネルギーが減少するため
20代までと同じ食生活ではエネルギーが余ってしまいます。この余ったエネルギー
が内臓脂肪として蓄積されるのです。エネルギーが余るのを防ぐためには
「腹八分目」を意識することが重要です。揚げ物や肉など、高カロリーなものの
摂取も控えましょう。食事の基本を和食にすると、自然と摂取カロリーが抑え
られますよ。
《ストレスや急激な温度変化の季節に注意》
怒りや悲しみなどの情動的ストレスは、血圧の上昇に関係しています。なので
ストレスを感じたら溜めこまないですぐに解消するように心がけましょう。
半身浴やヨガ、アロマテラピーなど、自分なりのリラックス方法を持っておく
とよいでしょう。
また、寒さによっても血圧は上昇します。特に冬は、リビングは暖かくても
トイレや浴室は寒いですよね。トイレやお風呂で心血管病で倒れたという話を
よく耳にするのはこのためです。トイレや浴室にもヒーターを置くなどして、
部屋ごとの温度差をできるだけ少なくしておきましょう。
体と生活環境を整えることで、高血圧は予防できます。
是非、意識してみてくださいね( ´ ▽ ` )ノ
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