そもそも、どうして気をつけないといけないのでしょうか?
それは、相互作用により、薬の効果が強くなったり弱くなったりするからです!
(副作用が起きる場合もあります)
こうなってしまうと、薬を飲む意味が全くなくなってしまいますね。それどころか、有害ですらあります!
グレープフルーツ×高血圧の薬=血圧急降下
グレープフルーツに含まれるフラボノイドが薬の働きを高め、血圧が下がり過ぎてしまいます!夏みかんなどもダメです!柑橘系ですと、オレンジ・みかん・レモンは薬に影響は与えないそうです。
チーズ×鼻炎薬=動悸、頭痛
風邪(鼻炎)薬がチーズに含まれるチラミン(血圧を上げる)の分解を遅らせ、動悸や頭痛のもとになることもあります。
アボカド×抗うつ薬=血圧上昇、頭痛
抗うつ薬の中にMAO阻害薬というのがあります。このMAO阻害薬とアボカドは相性が悪いですよ!
納豆×抗血栓薬=効果なし
納豆に含まれるビタミンKがワルファリンの効果をなくしてしまいます。ビタミンKは緑黄色野菜にも多く含まれるので気をつけましょう。
魚×葛根湯=頭痛、吐き気
マグロやブリ、アジ、サンマなどの魚と葛根湯が組み合わさると、発汗、嘔吐、頭痛など食中毒のような症状が出るケースがあります。
カレー×糖尿病治療薬=意識障害
香辛料は薬の効果を高めることがあります。この組み合わせでは、低血糖・イライラ感・意識障害を引き起こすこともあるので注意が必要です️とはいえ、たまにはカレーライスも食べたいですよねっ!そんな時は医師に相談してみてください。
レバニラ×抗生物質=頭痛
抗生物質を、ニラなどのビタミンAが豊富な食べ物と一緒に摂ると激しい頭痛を起こしやすく危険です️おまけに、鉄分の多いレバーは薬の効果を著しく下げます。栄養価の高いレバニラですが、抗生物質との組み合わせは絶対に避けましょう!
あんこ×風邪薬=薬の吸収遅れる
総合かぜ薬と糖とでんぷんの組み合わせは薬の吸収を遅らせてしまいます。あんこ以外にも、糖分がたっぷりのあま〜い食べ物はNGです!とはいえ、身体が弱ってる時に甘〜〜〜いモノ...食べたくなりますよね〜(^-^)
どうしても食べたいときは、薬の服用前後1時間以上はあけてから食べてくださいね ( ´ ▽ ` )ノ
A薬+薬
複数の薬を飲み合わせる場合、病院で処方してもらえば副作用などの説明が為されますが、それらの薬に加えて一時的に「風邪薬」などを薬局などで購入し飲んでしまうとエライことになってしまうケースも考えられます。
コーヒー×頭痛薬=頭痛がひどくなる
カフェインは交感神経を活発にし、脳を緊張させ「覚醒」効果を持ちます。つまり、マラソンを走っているときと同じような負担が脳にかかり、頭痛が増すのです。
炭酸飲料×胃薬=薬が効かない
「意味ないじゃんっ!」
胃が痛むのは胃酸が多く出ているからです。そこに炭酸飲料と胃薬を一緒にぶち込んでしまうと...全く効果なし...
胃薬を飲む前後2時間は注意してくださいね!
栄養ドリンク×風邪薬・鎮痛剤=薬の効果減少
オロナミンCやリポビタンDなどの栄養ドリンクと風邪薬は相乗効果がある...と思いきや、、、なんと!逆に効果を弱めてしまうのですよっ!
硬水ミネラルウォーター×骨粗しょう症の薬=薬の効果なし
「硬水」にはカルシウムやマグネシウムが含まれており、薬の働きを妨げてしまいます。骨粗鬆症の薬を飲むときは、軟水や水道水を飲むようにしましょう。
牛乳×便秘薬=胃で溶けて腸で効かない
「胃で溶けずに腸で効く」タイプの便秘薬がありますね。ところが、牛乳と一緒に飲むと化学変化が起きて胃の中で溶けてしまうのです。しかも薬の種類によっては気分を悪くしてしまうものもありますので注意してください。
アルコール×睡眠薬=中毒症状を起こす
アルコールと睡眠薬の組み合わせは、睡眠薬の効果を強め非常に危険です️犯罪に巻き込まれたり「死ぬ」ことだって考えられますので、絶対にやめてください! ワイン×風邪薬...もダメですよっ!
いかがでしたか?
他にもたくさんありますが、素人が全てを把握するのは不可能ですので、薬剤師さんに相談しましょうね( ´ ▽ ` )ノ