2016年09月13日
食事コレステロールは気にしなくて良い?整腸のためのヨーグルト効果!
皆さんはコレステロール値、、、 気にされていますか?
近頃は、一昔前からの「コレステロール値が高い人は卵など
コレステロール含有量の多い食品摂取はなるべく控えるように」という説と
いやいや
「食事から摂るコレステロールは体内に留まらず影響しないし、
栄養はしっかり摂った方が良い」といった説と相反する意見が対立し、
「いったいどちらを信じればいいんだ?」
と悩まれる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、その疑問を明確にすべく、
コレステロールについて学んでいきたいと思います
【そもそも、コレステロールとは】
コレステロールは細胞膜を構成する成分で、ホルモンや胆汁酸の原料にも
なっており、生きていくのに欠かせない脂質です。
健康診断で「コレステロールが高いですね〜」と
言われるのは血中コレステロールのこと
この、血液中のコレステロール量が多いと、血管の内側にたまって
動脈硬化が進み、脳卒中や心筋梗塞などの危険が高まると言われています。
血中濃度に影響なし?
これまでは、「血中コレステロールに影響を与える」と考えられていたため、
コレステロールを多く含む卵や鶏レバー、バター、エビ、イクラなどは
悪者扱いされてきました
「卵は1日1個まで」という制限も常識でした。
しかし、最近の様々な研究で、
「食事のコレステロールと血中濃度に因果関係はない!」
ことが明らかになってきたのです!
【コレステロールは体内で作られる】
血中コレステロールの7〜8割は体内で作られ、食事の影響は少ないのです。
また、コレステロールの摂取量が多ければ体内で作る量が減らされ、逆に
摂取量が少なければ体内でたくさん作られる...
要は、コレステロールを摂取しようがしまいが、血液中の
コレステロール量は体の仕組みによってコントロールされているのです。
【今後のコレステロール対策】
海外では30年以上にわたり、(バターなどの)飽和脂肪酸摂取量の制限を
基本とした食事指導が行われていましたし、日本もそれに追従していました。
しかし、海外では「食事指導を実行してもしなくても、心筋梗塞など
による死亡率は変わらない」とする研究結果が発表されました。
「従来の食事指導には根拠がない」ことがわかったのです。
しかしながら日本では、「今後もコレステロールの摂取制限を継続し、
現段階では見直しを考えていない」としています。
皆さんは海外と日本、どちらの指導を信じますか?
私は、このケースでは海外の研究結果が正しいと信じ、
卵などの栄養分はしっかりと摂っていきたいと思います
それでも不安を感じる人には和食をオススメします!
日本の学会においても、「高齢者が摂取量を制限すると低栄養を招いて
しまう危険がある」として、適度な摂取をむしろ推奨しています。
(ただし、食べ過ぎればカロリーオーバーとなるので、あくまでも適量が良いです)
「食事のコレステロールは気にする必要ありませんが、
脂質の量と質には気をつけてください!」
「現代人が不足しがちな必須脂肪酸である『オメガ3脂肪酸』をバランス良く
摂ることが大事です!」それには、魚や野菜を使った伝統的な和食が良いのです!
◯ 生活習慣が大事
まずコレステロールは、体内(主に肝臓)で作られる量の方が食事からの
摂取よりはるかに多いのです。1日に必要な量の約80%ものコレステロール
が、肝臓をはじめ体内で作られており、食物から摂取するコレステロールは
約20%なのです。
日本では、食べ物から摂取するコレステロールで病気になる人はいません。
高コレステロール血症ではない、健康な人であれば、体が血中コレステロール
値を調節してくれるため、食品から摂取するコレステロール量を過度に気に
する必要はありません
それよりも、肝臓に負担をかけない生活習慣を作ることが大事なのです!
それでも食事面でコレステロールを気にしたい方は以下をご参照ください
●大豆製品(豆腐・納豆)
悪玉コレステロールを分解します。
●食物繊維
コレステロールの吸収を抑制します。
●カキ・イカ・ホタテなど魚介類
これらに多く含まれるタウリンは肝機能をアップさせ、
コレステロール処理能力を高める働きがあります。
【ヨーグルトとコレステロールの関係は?】
肥満の原因でもあるコレステロールは、チーズや生クリームのような
乳製品に多く含まれています。なので、同じ乳製品であるヨーグルトにも
「コレステロール値が高くなるのであまり食べられない...」と悩む方が
多いことでしょう。
以下、ヨーグルトとコレステロールの関係性をしっかりと調べましたので、
目をひん剥いて、よ〜く読んでくださいね( ´ ▽ ` )ノ
まず、乳酸菌を含んだヨーグルトは、継続的に摂取する事で
様々な健康効果があります。
・腸内の善玉菌を増やす
・免疫力をアップさせる
・ガンを予防する
・血圧を整える
・血中コレステロール値を下げる
「ん?あれ〜?血中コレステロール値を下げるの?」
そうなんです!
ヨーグルトは血中コレステロール値を下げる効果があるのです!
ヨーグルトに含まれる乳酸菌にはいくつか種類があり、ビフィズス菌、ガセリ菌、
アシドフィルス菌、サーモフィルス菌、ブルガリクス菌などがあります。
中でも良いのがガセリ菌SP株です。
これには、内臓脂肪の蓄積を抑制し、コレステロール値を
下げる効果が期待されます。
【ヨーグルト摂取の目安】
1日200gのガセリ菌SP株入りヨーグルト摂取で、1ヵ月後くらいから
血中コレステロール値の減少がみられたというデータがあります。
【銘柄】
雪印の「ナチュレ恵」であればだいたいのスーパーやコンビニに置いてあり、
購入しやすいのではないでしょうか。カロリーや中性脂肪が気になる人は
脂肪分ゼロがお勧めです。
【食べるタイミング】
ガセリ菌ヨーグルトを摂るタイミングは、腸が活動し始める朝食時に
食べるのが最も効果的です。
※ なお、乳酸菌の相性には個人差があるそうなので、
整腸効果を感じられない場合には他の種類を試してみてくださいね
【結論 】
ヨーグルトはコレステロール値改善に効果的!
まず、ヨーグルトのコレステロールは乳製品でありながらそれほど高くありません。
それは、乳酸菌発酵食品だから!乳酸菌には、コレステロールとくっついてお通じ
で排泄させる働きがあります。
なので、ヨーグルトを食べるとコレステロールを摂取してしまうどころか、
逆にコレステロールを下げる効果があるのです!
【追伸】
先日健康診断を受けまして...
40代ですから、まあいろいろと気になる箇所はあります(苦笑)
中でも気になったのはLDLというもの..
その値が平均値より高かったのです。
「何だこれは?」
「動脈硬化を引き起こすと言われている悪玉コレステロールじゃないか!」
肉の食べすぎ、乳製品の摂りすぎ、ストレス...
しかし、調べに調べて書き綴った今回の結果を基に、私は生活習慣を整える
ことで改善させてまいります。LDLについては遺伝的なものもあり、
元々高い人もいます。
(むしろLDLが少し高いほうが長生きするという報告もありました)
ともかく、運動と食生活は大事なので今後は特に気をつけなければ...
ピーナッツにはLDLを下げる効果があるので、毎日少量ずつ食べるようにしました。
今年一年、運動と食生活に気を配り、年末の健康診断でガッツポーズを取れるよう
頑張りたいと思います
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4602163