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2019年07月31日

オオカミガールと機械人形の嘘つきレクイエム レビュー感想 おニート

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ドロイドというアンドロイドの女性エイミと、そのマスターである少女恵の物語








特殊な設定が2つある



1つは恵にはおばけが見えること





そしてもう1つは、ドロイド…





まあぶっちゃけメイドロボであるエイミが、恵に本当に仕えているわけではなく、レンタル移籍的なアレであること







本当のマスターから、預けている間にどれだけ信頼を築けるかを試されている


その後、エイミーがふたりのどちらをマスターに選ぶかを、判断する










嘘がテーマのひとつ…




おばけが見えるという恵の発言、序盤で早々に分かるが、なんだよな


では、なぜそんな嘘をつくのか?というのがストーリーのキーになっているんだけど、ハイテンションな日常ものとして進んできた終盤、恵がこんな滑稽な嘘を必死でつき続けてきた理由が分かる場面は、とても切なかったね















ひとつ残念なのは、恵がなぜエイミにこうも拘るのか?というのが全く描写されていないこと



ふたりの想い出が語られることも殆どないので(タイトル画面の写真から察する程度)、あまりこのふたりに感情移入できなかった。




ふたりの関係性が分かる回想シーンが欲しかった







評価C
65点



アンドロイドをテーマにした作品は多いが、泣けるシーンもあり、いいゲーム


ストーリー自体は王道で、「大きなのっぽのメイドロボ」などと共通したテーマがありました






エピローグも和やかな空気で締め括ったことが良かった



恵、本当のマスターになれたのだから、もうエイミと呼び捨てでもいいんじゃない?














【ブログこぼれ話】

暑くなってきたので、デザインを夏っぽく変更しました。



実はこのブログ、当初はヘッダーなどをフリーゲームでよく見かける素材にし、ブログ自体をフリーゲームっぽく演出する狙いがありました。



でも断念しました。


いまいち面白い組み合わせにならなかったからです。



構想では、背景がきまぐれアフターの通学路なのに、本文からは水着の女性キャラが見えている……そのような、思わず笑ってしまう、シュールなデザインにしたかったのです。




アイディアだけは生きてるので、このネタ、誰かパクっていいですよ




2019年07月30日

BEAR レビュー感想 これには坂口博信さんもニッコリ

???「これは、持ち主の家が火事になる、何度捨てても戻ってくるという、いわくつきの呪われたテディベアを引き取った処分代行の主人公の話なんだ〜」

???「焼き殺されないように気をつけなくちゃ。あぁ、ドキドキしちゃう!
爆発して火事になったら永沢はパニックになっちゃうね!

???「「BEAR」はそんなホラーゲーム!はじまるよ〜〜」
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まあプレイする前からこの作者のゲームなので、ホラーに見えてその実、泣けるゲームなんだろうなぁ…と思っていたが…







泣けました












このゲームのテーマはつまりあれか?





















「ちょっと気になる販売機」など、物言えぬ無機物、無生物が心を持つストーリーにどうも弱いね




泣けるゲームや、思い入れのある物を長年使っている人には、特におすすめです










主人公は、この呪われたテディベアがなぜ火災を起こすのか、そもそも本当にこれは呪いなのか…?


さまざまな手を尽くし、原因究明にあたる
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ぼろぼろのテディベアなので、きれいに修繕してやれば火災は収まるのではないかと思われたが、一向に収まる気配を見せない



寝る前に見る夢にヒントがあると考え着く…




ネタバレ感想
















大火事の発生した部屋から迷いなくテディベアを抱えダイブ、大雨の中テディベアが雨に打たれて泣いている(ように見える)のがね…






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ウワァァァアーン!
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エンディングでこれまでホラーだと思われてたシーンがどれもテディベアの想い出で、クリア後タイトル画面が緑色のリボンを巻かれたきれいなテディベアになっていたのは、ぐっときちゃったよ






主人公もイケメンすぎて、男でも惚れる





焼かれる前のテディベアに語り掛ける言葉は、刺さったよ





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評価B
70点



いいゲームでしたねえ。



主人公が巻いたリボンが緑色なのは、何か意味があるんでしょうか。



2019年07月29日

家に帰ると知らない男の子が眠っていた件 レビュー感想 うるせえな

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漫画家のカンナとCHARON(ねこふじかおる)のコラボゲーム



シナリオ担当がカンナで、CHARON(ねこふじかおる)はイラストを担当しているが、「だいすき」同様、ミスマッチは全くなかったね




お互いのセンスがきれいにドッキングした、ナイスコラボ













テーマは「ほろびのゆりかご」と同じく、母と子(本作は母と娘)





暴言を異様なほど嫌う主人公りんごが、母親に晩御飯を作るため家に帰ると知らない男の子が眠っていた、びっくり…






…という「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」をパロディしたような、タイトル通りのストーリー



主人公が18才と、こういうゲームにしては結構高年齢で、男の子のが露骨にショタなので、おねショタ系乙女ゲーっぽい




りんごの元クラスメイトも登場し、ヤンデレ乙女ゲーかな?なんてプレイしてた






だがお約束の展開で空気は一変、りんごは男の子を見てある事実に気づく…




ネタバレ感想





















そう、ここは男の子の家であり、りんごは男の子のママのストーカー







ここを自分の家、ママを自分のママだと思い込み、無理矢理上がり込んでいた




家に入った時、何故かいきなりトイレから家中を周ったので疑問だったが、これも伏線だったわけだ。


自分の家じゃないから間取りなんて、分からないからね。




こういう映像での伏線って、面白いよね















バッドエンドでは柊を絞め殺して、「ママ」の帰りを待つという、ぞっとする結末…




りんごは反抗期にシングルマザーであるママを傷つけてしまったせいで、ママは自殺



そして斯様な人間になってしまったわけだ…






なんとも可哀想なキャラクターだね。てっきり、登場するふたりの男性キャラがそんなりんごを救うかと思いきや…





ストーリーは想定外の方向に進んでいく…






なんとりんごが突如、何故か謎の奇病を発症し、死亡




物語はなんの解説もないまま幕を降ろす…







そして唐突に再生される、他のゲームのPV








……







P…

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Vっ!?
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そう「家に帰ると知らない男の子が眠っていた件」は、カンナのゲームである「血染めの花」の前日譚でしたというオチ…






オチも何も柊と蓮は「血染めの花」のキャラなので、プレイしていれば分かるのだが、知らなかった私は想定外過ぎてびっくりした





コラボゲームを前日譚にあてるというのがかなり珍しいし、知らずにやったプレイヤーは、間違いなく唐突に流れるPVには目が点になったことだろう(画風も全然違うし)





でも、前日譚ということはストーリーの謎は別のゲームで解けるのだろうし、りんごの豹変シーンなどの見所もあって、これ1本でもおかしくはないですね






スタッフロールにタイトル画面をホラータッチにしたスチルが出て来るが、クリア後のタイトル画面を変化させたほうがインパクトがあったろうから、そこだけは残念












評価C
60点



りんごがヤンデレ化する黄金パターンでしょ?くらいに思ってると、未プレイの私には、想定外の方向に話が転がっていきました(しかもPVは2作分入ってる)




でも別作品を知らずとも、なかなか面白かったです







……


結局、柊が傷だらけで倒れていたのは、ママに虐待されていたから…って読みでいいのかしらん…






りんごが聖母のように慕うママもまた、りんごと同じ人種だった…





いやぁブラックですなぁ…




2019年07月22日

お兄ちゃん、デートです!2 レビュー感想 絶壁と絶望

イケメン兄貴の主人公森林柳と、ダメ妹のヒロイン森林うどんの、ラブコメディ




何故かナンバリングされているが、1作目







ラブコメは、「コメディ」といいながらも大部分の作品がシリアスに流されていくが、本作は一貫してコメディに徹している



暗い雰囲気に流されそうでも、すぐに明るい空気に戻す



結果、常にハイテンション




小刻みに入れてくるギャグには、何度も笑ってしまった







ここまで肩の力を抜いてプレイ出来るゲームも、珍しいんじゃないだろうか?











ストーリーはスタートが非常に良い。


ダメ妹が何故うどんという、とても人名とは思えない名前なのか…というところから始まる





プレイヤーの興味を惹きながらも同時に笑いを取る、かなりいいスタートダッシュ












テーマは恋愛なんだけど、妹ものにありがちな実は義妹という流れに逃げず、最後まで実の兄妹の恋愛未満から恋愛を描いた事は、好感が持てるね







最初こそうどんを手のかかる妹としか見てなかった柳だが、妹は頑張って、どんどん魅力的な女の子になっていく…




そんな彼女の本気の恋愛感情に当てられて、異性として意識していく流れは、どうなるんだこれ!?と先が気になっちゃったね
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繰り返すと、本作にシリアスなシーンはほぼない。あっても、すぐ元に戻す





……なので恋愛もかなり愉快に描かれてるんだが、柳に片思いしているヒロインのひとりあいるが攻略出来ないことは、少し残念だったな


失恋しても非常にあっさり。なのでそこだけは期待できない。




まあ本作はあくまで兄妹の物語なので、あいるはヒロインといいながらも、実のところサブキャラなのだろう












そんな愉快でハイテンションなふたりはボイスつきだが、実に上手いんだよな。



コメディを続けざまに演じるのって、結構大変。



自分も常にテンションを保たないといけないからね。


叫ぶ台詞も多く、咽への負担も大きい。



でも違和感のあるシーンもないし、キャラクターにもマッチしてる。ベストな人選だった









評価B
70点



優良ギャグ作品でした。



このような、ギャグ中心にストーリーを組み立てているゲームは、結構貴重ですね。


逆にラブコメとギャグ以外は、あまり重視していません(生徒会長になるまでの話も、全部すっ飛ばしているし)。



軽快なコメディを求める人には、非常にお勧めの一作です。









何気に立ち絵差分も結構多いのだが、私のお気に入りはペヤングをパロディした巨乳星人しか着れないポヨングTシャツ
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「湯出口」は真ん中じゃない?とゲス顔したいです









2019年07月20日

ストリガノスクイ レビュー感想 白百合

変わった苗字の所為で虐められていた過去を持つ、元ひきこもりの少年、白薔薇




そんな自分を救ってくれた幼馴染の智香を、死のループから救うストーリー
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なかなかのリョナゲーです




ヒロインの智香は事あるごとに死んでしまうのだが、その全ての死亡シーンにスチルがあるという、やる気のある一作










そして設定自体はもう使い古されたものだが、ストーリーの持っていき方やオチが上手い



白薔薇くんは死のループから智香を救おうと奮闘するが、最善を尽くしても、智香は何故か死んでしまう







そう、何故


この何故か?



…がストーリーにちゃんと絡んでいたのが好印象で、テーマの足元を固めるのにも一役買ってました




女性キャラも可愛いし、なかなか面白いどんでん返しもあるので、真相が気になった方は、プレイしてみては






ネタバレ感想

























智香は見るからに腹黒いので、白薔薇君を手に入れる為に虐めとその収束を裏で操っていた…



というのがイメージでしたが、半分当たってました





でも白薔薇さんの顔が見たくて、自ら死のうとしていたとは、想定外でしたね…



最期はあきらめたそんな彼女に殺されてしまうオチも、実に皮肉めいてて面白い







白薔薇君が実は女性であるというオチは、もうちょっと叙述トリックとして伏線を入れると衝撃があったかも



女性というオチに、余り意味がありません





例えば「ボクが智香ちゃんのことが好きだなんて、許されないのに…」なんて台詞があるだけでも、プレイヤーは「白薔薇は自分に自信がないんだな」とミスリードされ、伏線が強化される










評価C
65点



面白かったです。


ロゴが真横に真っ二つにされる演出も、ちょっと格好いい。





2019年07月18日

My precious. レビュー感想 年上かと思ったら

男子高校生が主人公の、今時珍しい、オーソドックスな恋愛ADV





選択肢で好感度を上げ、正しいルートに進み、ヒロインを攻略するゲームだが、プレイ感覚はSLGっぽい



というのもこのゲーム、ストーリーらしいストーリーがないんだよね




「ときめきメモリアル」くらいの、短いイベントが連続で発生するイメージだ





恋愛ADVのお約束である、ヒロインの悩みを解決したり、トラウマを解消して仲を深めるようなシーンがない。そもそも個別ルートがない


エンディングも好感度による判定で、グッドバッドが決まるだけで、告白が成功しても失敗しても即エンディングと、かなり淡々としている









ヒロインは4人いるが、一昔前の漫画風で、どのキャラクターも非常に可愛い








それだけにシナリオは惜しい


結構思わせぶりな設定や会話があるが、どれも特に絡まないまま終わってしまうんだよね。もっと盛り上げ方があったかと



ヒロインが他の高校の生徒というような、珍しい設定もあるし












評価D
55点


ヒロインが好みなら、おすすめです


絵は良いので、ストーリーをもう少し練って欲しかった。


面白くできる要素は、あるんじゃないかと








そんなヒロインで驚いたのは、バイト先の先輩である、久美






いつ休んでるんだ?と主人公も言うような働き者で、元彼が普通に登場したり、仕事も恋愛も出来る、20代後半くらいの、恋多き大人の女性という感じだ
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だがバイトを終えふたりで帰るシーンで、驚愕の事実が…













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( ゚д゚)






( ゚д゚ )









お前女子高生だったのかよ












しかも同い年で、先輩ですらない…





久美さぁ…






老けすぎ!











2019年07月14日

サイコパスな王とやる気のない主人公 レビュー感想 鬼畜王

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キャラクターの台詞が出る際に、心の声としてボイスが再生されるという、神の視点で繰り広げられるRPG





王道であるけちな王様や、やけに戦争やる気満々の兵士、戦争中に嬉々として商売をしている道具屋などの心の声が聞けてしまう、そんなフルボイスRPG






ヒロインも勿論腹黒い







王道RPGをバカゲーっぽく皮肉ってみようという試みが、なかなかに面白い(笑えるという意味で)







台詞が無くても音声が出るシーンもあり、芸が細かい


道具屋で何も買わないまま終了すると、店員の心の声が聞けたりね








戦闘の難易度も武器を強化しておけば難しくないので、さくっとクリアできると思う




終わってみれば…主人公が案外一番まともかもしれない…



王は建て前も既に畜生なんだよなあ…









評価C
60点




こういうアイディアありきのゲームは、いかにも自由制作のフリゲらしくて良いですねぇ


ボイスが聞き取り辛いので、ヘッドフォン推奨です














【閑話】

ノベルゲームコレクションR18が、早くも閉鎖…


投稿サイトとしては恐らくもっとも短命、投稿されたゲームも最少じゃないでしょうか…

PVも限りなく少なかったものと思われます


こういうサイトをオープンしたからには、ある程度の需要があると見込んだのでしょうが、現実には体験版が稀に投稿される程度で、オリジナルゲームの公開はほぼなかったですね…


まあ、やはり、難しい界隈です


2019年07月10日

あなたは、404です レビュー感想 200

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ワンマップ考察系、脱出ホラーゲーム





主人公はゲームスタートと同時に、謎の空間に閉じ込められている




プレイヤーの目的はここから脱出し、物語の背景に何が起きたのかを考察すること











考察といっても、終盤に謎が明かされるので、難しい話はありません。



いじめがテーマなので、穿って読むプレイヤーは、オチにも多分気づくでしょう








そしてホラーゲームの一番重要なポイントとして、怖いの?という点ですが……





1度だけびびって声が出たんですよ






絹を裂くような男の悲鳴を挙げちゃったよ










ワンマップながらに、ホラー、謎解き、脱出ADVの要素が詰まった良作でした


OCN光



評価C
60点


ちなみに本作のシンボル的クリーチャーは、作者の顔をコラージュしたもの、らしい


「血怨」とか、案外多いですよね、作者がモデルのクリーチャーって


2019年07月08日

女の子が夏休みに山で短期バイトする乙女ゲーム(仮) レビュー感想 せっかくだから、俺はこの扉を選ぶぜ

ちょっと変わったタイトルに乙女ゲーになるはずだったものです。とのコメントがあるように、ゲームも乙女ゲーというには変わっているが、大幅にスチルを加えた完成版につき、(仮)は取れた感じ







ひょんなことから山奥にある秘宝館でアルバイトすることになった女子大生が、館長のおじさんに恋をする乙女ゲーム…






…ひとことでいえばそんなストーリーだが、そう一筋縄ではいかず、館長には普通の女性ならば到底受け入れられないであろう、秘密がある









主人公と館長の歪んだ価値観は、思春期の痛みと苦悶が抜けきらない




本来ならこのような価値観をとっくに卒業しているはずの中年男性と、まさにその悩みの最中にいる女子大生の、恋愛とも似つかない不思議な関係が、ゲームに、コメディでありながら退廃的な空気を漂わせているんだよな



テーマがであり、BGMがクラシックの名曲なのも、不思議な雰囲気を演出している




「青い欠如」「肘が微笑む日」に、キャラクターの思想や雰囲気が、少し似ているかもしれない


ただし、あくまで雰囲気だけ。これらの作品のような、キャッチボールにならない、投げっぱなしな不明瞭さはなく(それがこの2作の売り)、ストーリーは明確化されている











主人公は、友人はいるが人付き合いが面倒くさい。ひとりのほうが好きで、ネットに小説を書くことが趣味



館長もまた山奥に住む酔狂な小説家だったり、現代は、このような本来ならいそうにない一風変わった人物像をリアルに感じる時代だよね
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そんな奇妙な交流の中、館長にシンパシーを覚え急激に惹かれていくのだが、彼の部屋に恋人と思われる女性の姿を見つける…
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ここからストーリーは一気に動き出し、乙女ゲー(?)としての恋愛描写(!?)も色を帯びるのだが、展開もエンディングも、テーマがテーマだけに、通常の乙女ゲームではまずありえないものとなっている




このようなパターンはフリゲでは珍しいので、怖いもの見たさで是非プレイしてみてはいかがでしょうか








ネタバレ感想












まあ舞台が舞台だけに、それがいわゆる空気嫁であることは、あっ…(察し)と分かるのだが、演劇のような台詞回しが秀逸で、ぐいぐいと読み進めてしまった



狂気に塗れたエンディングまではとても良かった…






それだけに、館長目線の2つのエピローグは、蛇足じゃないかなぁ…






館長が実際にはただのヘタレであることは察するのだが、本作はあくまで男を知らない女性の目線なので、ちゃんとミステリアスで風変わりな年上男性のまま終わった方がよかったんじゃないかと




カジュアルな変態趣味じゃなくて、深い闇を感じさせたまま終わればよかったのだが、どうも最後の最後で陳腐になってしまった感が、拭えなかった




未練たらたらじゃねーか!とつっこまれた彼は、余りにもダサい、ただのおじさんだった…




それでいて主人公も本性を知らず美化したまま終わってしまったので、消化不良な感じ。


この流れなら、大人になった主人公が、館長を陳腐な男だと見抜いて捨てる、あっさり忘れる…



そのほうが館長の「初めての男」に関する台詞への皮肉になってて、面白かったと思う












評価C+
65点



エピローグはともかく、絵も好みだし、面白かったです。オリジナリティも高い。







…ところで館長と幕田って、何歳だろうね…


幕田は学生時代の自分を知ってると言ってるが、どう見ても15は年齢差がある…


館長はおじさんに見えて、実はまだ若いんだろうか?




プロポデンタルEXの実力を検証する

歯周病・口臭予防の専用薬用ハミガキ、プロポデンタルEXを使ってみました



恐らく初めて使う、いわゆる「高い歯磨き粉」です








普段はドラッグストアでテレビCMしているようなメジャーな歯磨きを買ってて、偶に1000円くらいのやや高い歯磨き粉を買う程度ですが、これはいわゆる効能に特化したタイプの歯磨き粉です
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まず開封して驚くのは、よくあるプラスチックのチューブではなく、軟膏のような容器に入っていることですね






軟膏と同様に、キャップの先端に、穴を開ける尖った部分があります
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歯磨きの具体的なレクチャーが載っており、歯磨き粉はたっぷりつけるなど、一般論とは真逆のことが書かれてて、勉強になる
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そしていざ、使用




80グラム1500円の実力は、いかに!?








まず中身を出してびっくり、物凄い緑色なんですよ





薬草のようなイメージです





そして口に入れて2度びっくり






本当に薬草のような味がします(薬草を食べたことはないので、あくまでイメージです(笑))








泡立ちはほとんどなく、仕上がりはすっきりでした




ペーパーによるとうがいは少なくていいとのことだが、口の中にしばらく清涼感が残るので、泡立たなくても歯磨きをした感はかなり残ります






1本使い切った感想としては、ブラッシングというか、歯を磨くことの本質的な要素が詰まっている歯磨き粉だな、という感じです





これまで無駄に泡立ててがしがし磨いてましたが、それらは無くても綺麗になりますね






おすすめです








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