アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2018年01月03日

映画「イット・フォローズ」の感想…セックスしてる時は下着つけんなよ!

今日は映画「イット・フォローズ」の感想です。

年末年始のお笑い特番観てるよりは映画が観たいなと、

レンタルショップで選んだタイトルが久々の洋画ホラー。

という訳で、レンタルDVDにて字幕スーパーでの鑑賞です。



映画「イット・フォローズ」は日本公開は2016年公開のデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督作品。

デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督は、まだこの映画が長編では2作目。

映画の予告編などの編集をしていたそうなのです。


この映画ではデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督は脚本も手がけています。

後ほども書きますが、なかなか良い設定のホラーだなとか面白いなと思ったりもします。


簡単なあらすじですが、

ジェイには付き合ってる恋人ヒューがいた。

彼女は肉体関係を望んでいたがなかなかヒューは応じなかった。

しかし、ある日ついにヒューとセックスをするが、

その事で得体の知れない何かに追われる日々が始まってしまうのだった…みたいな感じかな。


キャストですが、

主人公のジェイを演じるのはマイカ・モンロー。

他の出演作はまだ観てませんが、良い感じのエロいボディですよね。

映画「パッセンジャー」でもそうですが、

水着で出てくれる女優はそれだけで好感度高いですね。

ジェイと付き合ってる男ヒューを演じるのはジェイク・ウィアリー。

他の映画での出演は分からないのですが、この映画ではクソッタレ具合が最高でした。

ワガママなクソ野郎ってのが1人出ているとワクワクしますね。

できればもうちょっと活躍してほしかったなあ。

ジェイに密かに想いを寄せるポールを演じるのはキーア・ギルクリスト。

なんとなく画的に童貞感が出ているのが凄い。

いや、イケメンだから絶対やる事やってるんだろうけど、

この映画だと溢れる童貞感…俳優って凄いですね。

その他、ダニエル・ゾヴァット、オリヴィア・ルッカルディ、リリー・セーペなどが出演しています。


さて、映画「イット・フォローズ」の感想ですが、まあ…良かったです。

何が良かったかって、ちゃんと原題のまま「イット・フォローズ」なのが良かったって。

くだらない邦題とかになってたら、間違いなく価値が下がる。

別の映画だけど、映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」ってくだらないタイトルですね。

「 “それ”が見えたら、終わり。」って部分いるの?

まあ、それについては映画を観た時にしっかり批判したいのですが、

まあこの映画「イット・フォローズ」のイットも、いわゆる”それ”であり、

説明のできないものです。


この映画の良い部分でもあるし、悪い部分でもあるのですが、

斬新な設定の「セックスしたらイットのターゲットが相手に変わる」というもの。

童貞最強説がここで繰り広げされる…という訳ではないですが、

セックスというのは本来心と体を許した相手とするものだが、

実はその行為は相手にイットをなすり付けてるんだってのは面白い。

その設定は面白いんだけど、つまりはセックスしてない相手は襲われないので、

ホラー映画としては退屈な印象は受けてしまう。

次は誰が殺されるのか…というハラハラ感は皆無である。


多分なんですが、自分の解釈ではイットとは「死そのもの」であって、

人間ってのは、常に死ってものに追いかけられている。

だから死から逃れるためにセックス、つまり「子孫を残す行為」をする。

そういう意味合いがあるんじゃないかなと。

イットはゆっくりと、しかし確実に追ってくるというのは寿命のことなのかなと。

それから人間は努力して逃げ回るが、もしつかまったら死んでしまう。

そう解釈すると、ラストシーンの画は感慨深いなあと。


劇中のセリフですが、

「魂が肉体を離れ人でなくなると知ること、

最悪なのはそれが避けがたいと知ること」ってのは、

死ってのは常に追いかけてくるし、

逃げ続けるけどいつかはつかまってしまうって、

これは誰にでも当てはまる事ですよね。


そういう訳で、そこら辺の設定は面白いんだけどなあ。

どうしても、苦言を呈さなきゃいけない部分がありした。


それは「セックスシーンで下着つけんなや!」って事。

おっぱい出したくないんでしょ、事務所からの依頼なんでしょ。

知らんけどさ…おっぱい出せないなら出せないなりに撮り方あるでしょ。

ブラジャーしながらカーセックスとか、意味が分からないから。

それだけで映画の評価はガタ落ちだよね…ブラジャー取れよ。

しかも、恐ろしいことに、観たくないババアのおっぱいは出してくる始末。

お前はブラジャーしとけよ!

いや、しなくていいんだけど、だったらパンツも履くなよって。

中途半端なことしやがって。


屋根の上にいたおっさんだけが全裸で頑張っていた。

アイツは頑張ったよ…ほんと、アイツを褒めたい。

女どもはブラとかパンツとか履きやがって、ふざけやがって。


イットに対して、

あいつは移動は徒歩だが頭が良いって忠告があるんだけど、

頭が良いんだったら屋根の上に全裸って事はないと思うんだけどなあ。


そうそう、彼氏のヒューね。

カーセックスをした後に満足そうな彼女を強引に眠らせ、

無理やり車椅子に縛って、これが現実だと知ってほしいとか最高(最低)だなって。

アイツもうつされた女からそういう説明をされたのかな。

常に逃げ道を確保しろって言うけど、アイツはどういう心境で映画とか観に行ったんだろうか。

とりあえず、なんか映画ではどうやって逃げるかって感じになって、

ヒューについては不問みたいな感じになってるんだけど、

実際に見つけたらボコボコでしょ、ボコボコ案件でしょアイツ。


ヒューの最低っぷりも良かったけど、ほんとポールの童貞ぷりも良くて、

ジェイの家に泊まりに行って窓ガラスが割れたら「見てきてよ」ってパシリ。

想いを寄せてる相手にめっぽう弱い童貞感はこの映画で凄く良い。

なんで俺じゃなくてアイツとセックスしてんだよって感じとか良いなあ。

しかもヒューを追って空き家を捜索してる時に雑誌プレイボーイをしっかりチェック。

あの写真が見つかったのは童貞ポールの手柄だな。


あと、音楽が不安を煽るものなのは分かるんだけど、

個人的にはあんまり好きなのではなかったかな。

ギーって音が耳障りだったり、ファファファファファーンみたいなシンセサイザーっぽい音、

ちょっと雰囲気に合わないんじゃないだろうか。

でも、あの不吉な感じの音で家の犬達が急に吠えはじめたので、

人間だけじゃなく犬まで不安にさせる音楽ということなんだろうなあ。


そして、基本的な撮り方は問題ないのですが、

何度か角度の広いパンが入る。

酷いところでは360°を超えてパンのカメラワークが入る。

もちろん、色々考えてのカメラワークなのは分かるんだけど、

やっぱりパンってやりすぎると観づらいんですよ。

小津安二郎監督の映画「晩春」は全くパンなかったなあって関係ないけど思い出した。

やっぱ90°を超える角度のパンってのは観づらいので基本しない方が良い。

画面の奥の方からこっちに歩いてくるイットが観えるけど、

そこにカメラが止まらず見切れて行くって映像が欲しかったんだろうけどね。

観づらい。


でも、ラストを含め映画のところどころで「こっち」に向かって歩いてくるナニカ。

その気にさせ方の撮り方は上手かったと思います。


あとハローって言って「私?」ってやりとりで、

他の人には見えていないって分からせる演出は良いですね。


家のテレビが液晶じゃなくてアナログテレビだったりして、

これはいつ頃の話だったのかなってのは気になったのと、

庭にプールがあるってのはどれぐらいの金持ちなのかって。

いいなあ、近所のお姉ちゃんが庭でプールとか入ってないかなあ。


そうそう、ラストと同じ様に映画の冒頭も街の引き画なのですが、

映画での最初の犠牲者になる女性が逃げ回るシーン。

あの女の子が巨乳だなって…それだけです。

イット・フォローズ [Blu-ray]




プロフィール
マツゥオコアトルさんの画像
マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
プロフィール
<< 2018年01月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
カテゴリアーカイブ
映画(295)
BMPCC(36)
このココ(13)
夢メモ(32)
日別アーカイブ
最新記事
検索
最新コメント
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。