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posted by fanblog

2018年01月15日

Audible「『白鯨との闘い』に怪獣映画のすべてがある」に「それは違う」という野暮

以前からのたまに話題にしていますが、「Audible(オーディブル)」が本当に良い。

活字が苦手、苦手と書いていますが、

そんな自分でも本の内容が知れる、というのは、

ものすごくありがたいツール。


主にビジネス書とかを聞いていて、

「これは酷い本だなあ」とか楽しんでいますが、

「Audible」には落語だったり、小説だったり、

ジャンルが幅広く揃っているのも魅力の1つ。


その中でも映画について聞けるものがあって、

今回「『白鯨との闘い』に怪獣映画のすべてがある」というものを聴いた。



以前、感想をこのブログでも書いた映画「白鯨との闘い」ですが、

その感想では「とりあえず邦題が酷い」と書いたのと、

原作タイトル「In the heart of the sea」から伝わる、もっと精神的な話だと思う、

みたいなことを書いた気がする。


その映画について「怪獣映画のすべてがある」というのだから、

「それはどういうことぞ!?」と聴かずにはいられない。


12分しかないのでサラッと聴けますので、

気になった人は「Audible」で聴いて欲しいのですが、

映画をどう感じるかは受け手によって千差万別。


つまり「怪獣映画」と聞いて、

何をイメージするかは人それぞれ。


目的が違う人同士が力を合わせて闘う描写とか、

獲物を追う側が追われる側になる展開、

何故か人間を付けねらう敵意ある生物…とかとか。


著者の切通理作がそれらの部分にて、

これは怪獣映画の魅力と一緒だ、

なんて事を言いたい気持ちも分からなくはない。


が、しかし、「怪獣映画のすべてがある」というのは少し言いすぎだと思う。


本を売るためには大げさなタイトルをつけろ、

なんて事が今の世の中、言われてるんだろうけど。


「怪獣映画のすべて」が「たかがこれだけ」のものであるなら、

ここまで怪獣映画というジャンルは幅広く世に出る事はなかっただろう。


実際、怪獣映画と言っても、笑えるものからシリアスなものまである。

それぞれの怪獣映画において、やはりそれぞれのテーマがある。

それを上手く使えてるかどうかは個別に書かなくてはいけないが、

怪獣と言っても、時には自然災害の象徴や核エネルギーの事だったり、

時には上司や親などのメタファーだったり…まあコントロールできないって部分で、

それら多くの怪獣は共通点があるかもしれないが、

それこそガメラみたいに人を助けてくれるヒーロー的存在だったり、

子供や人々の味方的な立場の怪獣映画だってある。


映画って別に正解なんてものは無いから、

観た人がどう思ったかってだけの話。

だから、別に観た人が「この映画には怪獣映画のすべてがある」って言うのは良いけど、

それに対して反論だって言ってもいいはず。

「いえ、違います」って。


まあ映画の評論とかは蓮實重彦評論以降は、

書いてある言葉を真に受けてはいけないって部分もあるから、

「怪獣映画のすべてがある」って説明に対して、

それは違うっていうのも野暮なんだろうけどね。

白鯨 (シリーズ もっと知りたい名作の世界)






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マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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