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2018年04月25日

映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」の感想…とりあえず始めたんだから最後までは作って欲しい。

今日は映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」の感想です。

本当は映画館で観たかったのですが結局レンタルで観てしまいました。

という事でDMMの月額レンタルDVDでの鑑賞です。



映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」は2017年公開の三池崇史監督作品。

三池崇史監督作品はこのブログでは、

映画「喰女」、映画「テラフォーマーズ」映画「無限の住人」の3本の感想を書いていますが、

それ以外にも多くの作品を観ています。

というか、監督してる本数が他の監督とは比べ物にならないぐらい多い。

難しい題材の映画でも引き受けてしまっているのが、

「不当に世間からの評価が下がっているところ」なんじゃないかと思う。

それらの作品は三池崇史監督じゃなかったら「映画」にすらなってないはずなのだが。


もちろん今回の映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」は、

説明不要の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部の実写化。

週刊連載のマンガを実写化する難しさもありますが、

特にこの「ジョジョ」という特異な存在は、

より実写化に抵抗を起こしているのは間違いない。


簡単なあらすじをいつもは書いているのですが、

ジョジョの話はみんな知っていると思いますので省略。

逆に何も知らずにこの映画を観たらどんな感想を持つのだろうか。

映画に限らず、第3部を知らない人が最初に第4部を読んだら、

どんな印象を持つんだろう…それは少し気になる。


キャストですが、

主人公の東方仗助を演じるのは山ア賢人。

マンガの実写化には山ア賢人を使わないといけない決まりがあるようだが、

映画「斉木楠雄のψ難」の斉木楠雄はそんなに悪くなかったのだが、

原作のイメージとの乖離がありすぎて…うーん。

もうちょっとガッシリした人にすべきなんだが、

それでもなんとか観れなくもない感じにしてるのは、

作り手も頑張ってるし、山ア賢人本人も頑張ってるとは思う。

もう1人の主人公的役割の広瀬康一を演じるのは神木隆之介。

まあ、彼も原作のイメージからすとデカいって思っちゃうが、

あの小ささを実写化するのは無理があるので、仕方がない部分ではある。

空条承太郎を演じるのは伊勢谷友介。

まあ存在感が普通とは違う雰囲気が良いかなと思った。

ただ承太郎の帽子というか髪を再現するのは大変だなあと。

虹村億泰を演じるのは新田真剣佑。

いや、真剣佑いいよね。

映画「ちはやふる」の時とは別人。

真剣佑はもっと歳とってからが良い俳優になると思う。

その他、山田孝之、岡田将生、小松菜奈などが出演しています。


さて映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」の感想ですが、

本当に悪くない…これで文句があるなら実写化そのものが無理なんだと思う。

…そう、そういう事なんですよね。

映画「テラフォーマーズ」の時も「ちゃんと映画にしていた」のは凄い事だと思うが、

それが面白いかどうかと言われると微妙だったりする。


今回も、ただ原作をなぞるだけではなく、

「ちゃんと映画になる」様に作られていたのはさすが。

ジョジョの実写化をしたらこれが1つの正解なんだって思う。


ただ、それが良いか悪いかというと…難しい。

俳優の演技、美術のクオリティ、撮影技術、

映画化に向けての脚本の作り…どれもしっかりやっている。

それでも、「こんなもんだろうなあ」と思ってしまう感じが、

そもそもジョジョの実写化そのものが良い判断ではない、

という結論になってしまう。


ただ、本当に悪い映画ではない…というか、

そこら辺の日本映画より、よっぽど気合入っているので、

そういう部分では観る価値は全然ある。


映画化、難しかったと思う。

原作をそのままやる訳にはいかないので、

どう本を変えるかは大切なポイント。

そこで、映画の冒頭に敵側の話から入るのは、

「ああ、映画だなあ」って感じがして好印象。

まあ、あんなけ水があったらもっと早くに気がつくと思うけど、

そんなところがある意味ジョジョっぽい気がする。

それとか、アンジェロと形兆の食事シーンとか、

原作にはないところを加えたのはありだと思う。

特にスタンドを引き出す矢の失敗も描いているのは良い。

そういうところは凄く良いんだけどなあ。


そしてタイトルが出る感じも少しアニメの雰囲気があって良かった。


杜王町の街並みも、まあ頑張ってる方だとは思う。

ただちょっと明らかに海外のビジュアルで違和感がある。

しっくりくるところは無いんだろうけど、

序盤の不良に絡まれる場所とか、どこよそこって思ってしまう。

アンジェロが倒される時に「日本の法律」って言ってるから、

映画の設定でも架空の国ではなく日本のどこかな訳だからなあ。


なかなかロケーションは大変だったと思うけど、

小道具というか美術班は良い働きをしていました。

山岸由花子が作ってきた宿題の本の裏表紙とか、

おじいちゃんの部屋の絵とか頑張っていました。


そんな訳で、頑張っていましたよ。

三池崇史監督じゃなかったらここまでは作れていないはず。

それだけは間違いない。


ただ、アレっていう部分もいくつかあって、

康一の「仗助くんだ」っていう一人言は実写では声だすのはちょっととか、

由花子があるシーンで康一の自転車を倒すんだけど、

その後ってどうなったんだろう…とか、

康一がピンチの時にクレイジー・ダイヤモンドがスタンドを蹴って移動させるんだけど、

あの時に仗助も動く必要あるのだろうか、とか。


原作も展開も勢いというかジョジョだから許される部分もあって、

実写化すると余計に違和感が出てしまうところとして、

バッド・カンパニーのミサイルは軌道は変えれなくても、

スタンドなんだから消せるだろとかは改めて思ってしまう。


あとこれは編集でそうしたんだと思うんだけど、

原作と違い、じいちゃんが殺されるのとアンジェロとの戦いが同じ時間のため、

順番が少し変わっていて、

アンジェロに追われているのにじいちゃんの死を悲しむのが、

展開的に合わなかったから、

アンジェロをとりあえずゴム手袋して、

その後にじいちゃんの死を知って、

またアンジェロを倒しに行くって流れにしている。

分からなくはない。

ここは撮影までは原作の流れに近い感じだったのを、

編集段階で変えたんじゃないかと思うのだが、

やっぱり違和感がある。


そんな感じかな。

なんか続編が出ないかもとかなってるらしいのだが、

どうせなのだから最後まで作って欲しいと思う。


知らない人が観たら、

最後のなんだよって感じでモヤモヤして、

原作読んだら全然違うじゃんってなってしまう。

まさかのキラさんだからなあ。


あ、全然関係ないんだけど、

映画でも仗助は「お前は自分の傷は治せない」って言われてもいましたが、

原作でいつも話が変わると仗助の傷が治ってるのはいつも不思議だった。

これは第4部だけではないんだけどさ。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 スタンダード・エディション [DVD]




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思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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