2018年01月22日
映画「キャビン」の感想…この映画を観て気付いたのは、きっとカートにいとこはいない、という事。
今日は映画「キャビン」の感想です。
会社で映画の話になった時にこの映画「キャビン」の話題が出て、
自分が観ていなかったので、これは観ねば!と。
久々にdTVを起動したら、この映画があったので観てみました。
という訳で、今回はdTVをChromecastを使ってテレビで観ました…字幕スーパー版。
映画「キャビン」は日本公開2013年のドリュー・ゴダード監督作品。
ドリュー・ゴダード監督は映画「クローバーフィールド/HAKAISHA」や、
映画「オデッセイ」で脚本を担当しています。
あとテレビの制作でも活躍していますが、長編映画の監督はこの映画「キャビン」だけかな。
今回もジョス・ウィードンと共同で監督自ら脚本にも参加しています。
ちなみにジョス・ウィードンはアベンジャーズシリーズとジャスティス・リーグ、
どちらにも制作に携わっている凄い人。
この映画の簡単なあらすじですが、
大学生のデイナは友達5人と週末にカートのいとこの持っている小屋へ遊びに行く事に。
到着するとボロボロの小屋に驚く5人だったが、
湖で遊んだりと休日をエンジョイする。
しかし、突如開いた扉に導かれるように地下室へ。
そこで見つけた日記により、彼女らはゾンビに襲われる事になるのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
主人公のデイナ・ポークを演じるのはクリステン・コノリー。
かわいいというか役的に「処女」の大学生なのだが、
映画公開時には30歳は既に超えていた訳で。
いや、でもそれぐらい若く見えるしキュートな容姿。
もっと色んな映画で活躍してくれたらなと、
映画の中でも彼女を応援したくなるってシーンありましたが、
なんか応援したくなる存在でした。
5人の中の1人カート・ヴォーンを演じるのはクリス・ヘムズワース。
映画「白鯨との闘い」でオーウェン・チェイス役だった彼ですが、
今回は怪獣ではなく、ゾンビと戦う事に。
基本的に渋くてカッコイイんだけどね。
同じく一緒に行く友達の1人マーティ・ミカルスキを演じるのはフラン・クランツ。
良い感じにラリってる役ですが、あの顔はなんか見覚えがあるんだよなあ。
「愚者」と言われますが、結構大事な役だったりします。
ラリってるヤツが一番まともって、確かにないこともない。
カートの恋人ジュールズ・ローデンを演じるのはアンナ・ハッチソン。
他の映画で観た記憶はないのですが、
とりあえずこの映画についてはおっぱい要員なので非常に大事。
気軽に髪を金髪とかにしちゃダメなんだなって思う。
「淫乱」は最初に死ぬとか、それはちょっと可愛そうだけどね。
カートの友達ホールデン・マクレアを演じるのはジェシー・ウィリアムズ。
真面目に見える。
自分だったら絶対マジックミラーの件、言わないなあ。
いや、一通り見てから、その時は見てませんでしたって感じで言うかな。
そんな5人が主要な登場人物。
その他、リチャード・ジェンキンス、 ブラッドリー・ウィットフォード、
そしてシガニー・ウィーバーなんかも出演していたりします。
さて、映画「キャビン」の感想ですが面白かったです!
ちょっと新しいなっていうか、
派手に人が死んでいく映像の楽しさも意外な展開も、
楽しく観れながらも、色々考えさせられる作りは良かったです。
これもネタバレはしない方が良いので、
結末などは書かない様にしますが、
映画冒頭で何かのいけにえの儀式みたいなイラストがあって、
すぐに何かの施設みたいなところから始まるので、
ある程度は書いても良いかなと。
この映画は襲われる5人の大学生の視点と、
その様子を監視する謎の組織の視点、
その2つの視点で構成されています。
監視する組織はいかにターゲットである5人を殺すか、
色々な仕掛けを駆使して追い込むのですが、
人が死ぬ状況で賭けをしてたり、
この「安全な立場で人が殺されるのを楽しむ」という視点は、
つまりはホラー映画を観ている人…観客の視点にも通じる。
組織の人達がターゲットが殺されるのを見て喜ぶシーンがあって、
この映画を観ている観客は、
「人が襲われて楽しんでいるなんて不謹慎」とか、
そういう感情が芽生えるように仕向けて作ってあるのだが、
結局これって「ホラー映画を観てる自分達」だよねって。
客を喜ばせないと、と、オッパイ見せろって言ってて、
いざオッパイが写った時の「やったー」ってシーン、
そして、おっぱいが見えそうになって「寒い」って言われ、
施設の人達が「あぁぁぁ…」みたいにガッカリするの笑えますね。
ああ、これって自分だなって凄く痛感した。
色々考えさせられます。
基本的にホラー映画ではありますが、
「恐い」って作りではありません。
ちょっとタイトルが出た時の音にビックリはする。
オッパイも見れるし、映画はじまってすぐに下着の女性が見れる。
それだけで満足ではありますが、
序盤でマリファナ吸ってるマグカップみたいなアレが、
後半でなかなか活躍するのとか面白い。
もちろん、
山道に入る前にガソリン入れてこいよ、とか、
京都の幽霊は物理的な存在じゃないから強すぎるだろとか、
大麻でガスが効かなかったって、どんな理屈だとかね。
つっこみどころはあるけど、
そういうところも含めて楽しい映画です。
鳥がバリアみたいなのにブツかるシーンでは、
映像表現も含めて、求めていたものと違うって、
ちょっとテンションが下がったのですが、
最後まで観れば違った感覚が楽しめる展開。
あとセリフのユーモアというか楽しさもいっぱいある。
貨幣制度もまだかも、とか、
ゾンビとゾンビ一家はゾウとゾウアザラシぐらい違うとか。
ゾンビに賭けていた人、辛いなあ。
それと、昔の娘は反撃しなかったみたいなのね。
時代が変わると女性の扱い方も変わるんですよね。
そんな訳で、なんか凄く楽しかった映画でした。
いや、本来は楽しんではいけないのだろうけどね。
映画の中盤で、
ゾンビに殺されそうになる主人公の映像を観ていた施設側スタッフが、
頑張ってる彼女を応援したくなる…って言いながらの「テキーラ!」って。
あれ、最高だなって思うんだけど、
映画の終盤の展開で観客は施設スタッフみたいに主人公達を応援したくなるのだが、
結局それってあの施設みたいになるって事だよなあ。
そこら辺のつくりの楽しいってよりも上手いって気がする。
そして、これだけの映画を観た気付いた事は、
きっとカートにいとこはいない、である。
会社で映画の話になった時にこの映画「キャビン」の話題が出て、
自分が観ていなかったので、これは観ねば!と。
久々にdTVを起動したら、この映画があったので観てみました。
という訳で、今回はdTVをChromecastを使ってテレビで観ました…字幕スーパー版。
映画「キャビン」は日本公開2013年のドリュー・ゴダード監督作品。
ドリュー・ゴダード監督は映画「クローバーフィールド/HAKAISHA」や、
映画「オデッセイ」で脚本を担当しています。
あとテレビの制作でも活躍していますが、長編映画の監督はこの映画「キャビン」だけかな。
今回もジョス・ウィードンと共同で監督自ら脚本にも参加しています。
ちなみにジョス・ウィードンはアベンジャーズシリーズとジャスティス・リーグ、
どちらにも制作に携わっている凄い人。
この映画の簡単なあらすじですが、
大学生のデイナは友達5人と週末にカートのいとこの持っている小屋へ遊びに行く事に。
到着するとボロボロの小屋に驚く5人だったが、
湖で遊んだりと休日をエンジョイする。
しかし、突如開いた扉に導かれるように地下室へ。
そこで見つけた日記により、彼女らはゾンビに襲われる事になるのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
主人公のデイナ・ポークを演じるのはクリステン・コノリー。
かわいいというか役的に「処女」の大学生なのだが、
映画公開時には30歳は既に超えていた訳で。
いや、でもそれぐらい若く見えるしキュートな容姿。
もっと色んな映画で活躍してくれたらなと、
映画の中でも彼女を応援したくなるってシーンありましたが、
なんか応援したくなる存在でした。
5人の中の1人カート・ヴォーンを演じるのはクリス・ヘムズワース。
映画「白鯨との闘い」でオーウェン・チェイス役だった彼ですが、
今回は怪獣ではなく、ゾンビと戦う事に。
基本的に渋くてカッコイイんだけどね。
同じく一緒に行く友達の1人マーティ・ミカルスキを演じるのはフラン・クランツ。
良い感じにラリってる役ですが、あの顔はなんか見覚えがあるんだよなあ。
「愚者」と言われますが、結構大事な役だったりします。
ラリってるヤツが一番まともって、確かにないこともない。
カートの恋人ジュールズ・ローデンを演じるのはアンナ・ハッチソン。
他の映画で観た記憶はないのですが、
とりあえずこの映画についてはおっぱい要員なので非常に大事。
気軽に髪を金髪とかにしちゃダメなんだなって思う。
「淫乱」は最初に死ぬとか、それはちょっと可愛そうだけどね。
カートの友達ホールデン・マクレアを演じるのはジェシー・ウィリアムズ。
真面目に見える。
自分だったら絶対マジックミラーの件、言わないなあ。
いや、一通り見てから、その時は見てませんでしたって感じで言うかな。
そんな5人が主要な登場人物。
その他、リチャード・ジェンキンス、 ブラッドリー・ウィットフォード、
そしてシガニー・ウィーバーなんかも出演していたりします。
さて、映画「キャビン」の感想ですが面白かったです!
ちょっと新しいなっていうか、
派手に人が死んでいく映像の楽しさも意外な展開も、
楽しく観れながらも、色々考えさせられる作りは良かったです。
これもネタバレはしない方が良いので、
結末などは書かない様にしますが、
映画冒頭で何かのいけにえの儀式みたいなイラストがあって、
すぐに何かの施設みたいなところから始まるので、
ある程度は書いても良いかなと。
この映画は襲われる5人の大学生の視点と、
その様子を監視する謎の組織の視点、
その2つの視点で構成されています。
監視する組織はいかにターゲットである5人を殺すか、
色々な仕掛けを駆使して追い込むのですが、
人が死ぬ状況で賭けをしてたり、
この「安全な立場で人が殺されるのを楽しむ」という視点は、
つまりはホラー映画を観ている人…観客の視点にも通じる。
組織の人達がターゲットが殺されるのを見て喜ぶシーンがあって、
この映画を観ている観客は、
「人が襲われて楽しんでいるなんて不謹慎」とか、
そういう感情が芽生えるように仕向けて作ってあるのだが、
結局これって「ホラー映画を観てる自分達」だよねって。
客を喜ばせないと、と、オッパイ見せろって言ってて、
いざオッパイが写った時の「やったー」ってシーン、
そして、おっぱいが見えそうになって「寒い」って言われ、
施設の人達が「あぁぁぁ…」みたいにガッカリするの笑えますね。
ああ、これって自分だなって凄く痛感した。
色々考えさせられます。
基本的にホラー映画ではありますが、
「恐い」って作りではありません。
ちょっとタイトルが出た時の音にビックリはする。
オッパイも見れるし、映画はじまってすぐに下着の女性が見れる。
それだけで満足ではありますが、
序盤でマリファナ吸ってるマグカップみたいなアレが、
後半でなかなか活躍するのとか面白い。
もちろん、
山道に入る前にガソリン入れてこいよ、とか、
京都の幽霊は物理的な存在じゃないから強すぎるだろとか、
大麻でガスが効かなかったって、どんな理屈だとかね。
つっこみどころはあるけど、
そういうところも含めて楽しい映画です。
鳥がバリアみたいなのにブツかるシーンでは、
映像表現も含めて、求めていたものと違うって、
ちょっとテンションが下がったのですが、
最後まで観れば違った感覚が楽しめる展開。
あとセリフのユーモアというか楽しさもいっぱいある。
貨幣制度もまだかも、とか、
ゾンビとゾンビ一家はゾウとゾウアザラシぐらい違うとか。
ゾンビに賭けていた人、辛いなあ。
それと、昔の娘は反撃しなかったみたいなのね。
時代が変わると女性の扱い方も変わるんですよね。
そんな訳で、なんか凄く楽しかった映画でした。
いや、本来は楽しんではいけないのだろうけどね。
映画の中盤で、
ゾンビに殺されそうになる主人公の映像を観ていた施設側スタッフが、
頑張ってる彼女を応援したくなる…って言いながらの「テキーラ!」って。
あれ、最高だなって思うんだけど、
映画の終盤の展開で観客は施設スタッフみたいに主人公達を応援したくなるのだが、
結局それってあの施設みたいになるって事だよなあ。
そこら辺のつくりの楽しいってよりも上手いって気がする。
そして、これだけの映画を観た気付いた事は、
きっとカートにいとこはいない、である。
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