2016年01月28日
映画「アイアン・スカイ」を観た感想…ユリア・ディーツェが綺麗。
そろそろマジで健康に気をつけなきゃという年齢になりまして。
今日から移動は極力自転車にする事にしました。
財布にも環境にもエコですよね。
…という、映画とは関係ない私事から始めました今回の記事は、
映画「アイアン・スカイ」について書きたいと思います。
昨日のこと、せっかくの休み。
何か映画が観たいなとは思っても、外に出たくないのが中年男性の休日。
…という事で最近ちょいちょい活用している「Hulu」で、何か面白そうな映画ないかなと。
それで「人気の映画」で目についたのがこの映画「アイアン・スカイ」でした。
なんかあのポスターというか、アイコンの画には見覚えがあってクリックしてみると、
「本格的おバカSF」との紹介文。
面白い系なら気軽に観れるかという流れで決定しました。
余談ですが、「Hulu」を「Chromecast」を使ってテレビで観ているわけですが、
基本的には綺麗に映画を楽しめます。
ただ、通信速度の問題なのかサーバーの負荷の問題なのか、
時々映画が止まることがあるんですよね…読み込み中…みたいなの。
今回は映画冒頭のところで起きてしまったのですが、
これがクライマックスとかで起こったらすっごいテンション下がるだろうなぁ…と。
まぁ…そういう事も含めて、いつも言っていますが映画は映画館で観るべきなんだよ…うん…。
さて、映画「アイアン・スカイ」ですがティモ・ヴオレンソラというフィンランドの監督作品。
不勉強な私ですが、「スター・トレック」のパロディ作品「スターレック 皇帝の侵略」で、
世界中のSFファンにその名を知らしめた奇才とHuluには説明がありました。
そっちはまだ観ていないので感想は言えませんが、パロディ作品って良いですよね。
パロディをまじめに面白くするのって結構難しいと思うんですよ。
その元の作品を分析というか研究して、さらに笑いを加える。
世界中に名を知らしめたという事はきっとそっちは少なくても高評価な人がいたという事から、
きっと勉強熱心な人とか、才能がある人なんだろうな…と思う。
日本でも、もっとパロディ映画とか作られれば良いと思うんですよね。
ちょっと前にも書きましたが、テレビアニメ「おそ松さん」とか色んなパロディ要素あるじゃないですか。
…そのために第1話が観れなくなったとか、色々問題もある訳ですが、
結構今の日本の感覚だったら著作権とかの絡みは置いておきますがウケると思うんだよね。
アニメだけじゃなくて、映画というか実写でもパロディというジャンルが増えたら良いなぁ。
はい、話が脱線してしまいましたが映画「アイアン・スカイ」についてですね。
ぶっちゃけですが、「Hulu」の説明にあった「本格的おバカSF」という事前情報で観た感覚で言えば、
もっとおバカな映画だと思った。
いや、結構バカなことしてるし、バカな展開なんだけど、
観る前から勝手に「ホット・ショット」とか「スペース・ボール」とかあんな感じを予想してた。
確かに「スターレック」はパロディと書いてあったが、この映画「アイアン・スカイ」に関してはバカだけどSF映画。
ある意味、ちゃんと話が語られていた。
なので今回はパロディではなく1つのSF映画な訳だけど、
笑いの中にも鋭い政治批判が入っていたりとカリカチュアな要素たっぷり。
本来の、と言って良いか分からないけど、コメディってこういう立ち位置のジャンルだよなと、なんか納得。
「アメリカは良いのよ」って素敵なセリフだと思う。
あと、チャップリンの映画に「こんなに長い映画だったなんて」というシーンはは吹き出してしまった。
まあ、編集ってものを使うことで、見せ方というのはどうとでも出来るってことですよね。
編集恐るべし。
SF映画ではあるけど、細かい設定とかにはきっと突っ込んではいけない映画。
地球の文化よりも月の文化の方が発達しているようでしていない。
UFOとかを作る技術はあるのに、iPhoneは作れないし、
コンピューターはめちゃめちゃデカイとか。
まあ、そう言ったところも含めて味があると言えるのかも知れない。
ここら辺は真面目に考えちゃ駄目ですよ、って感覚で。
出ている役者についてですが、ハリウッド映画などではないため、
知っている名前がほとんどありませんでした。
ウド・キアはなんかどこかで…と思ったらラース・フォン・トリアー作品の常連さんだった。
それでもジェームズ・ワシントン役のクリストファー・カービイのイケてる(?)男感はハマっていた。
そもそも黒人じゃなきゃできない役でもありますが、カッコ良すぎず、ダサすぎずの絶妙なバランス。
良いですね。
アドラー役のゲッツ・オットーは「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」の敵役の人!
あ〜、言われてみればこんな人だった様な…まったく観ているときは分かりませんでしたが、
悪役ヅラですよね…何よりガタイがデカイ!
こんな男に押し倒されても反抗できないですよね。
そして何よりも!
何よりも特筆すべきはレナーテ・リヒター役のユリア・ディーツェですよね。
綺麗。
最初の方でのハッチでの下着姿などのサービスシーンもありますが、
やっぱり後半のおっぱいですよね。
まあおっぱいが出ている訳ではないですけど、あのコスチュームは良いですよね。
多分、話が微妙であってもあの姿でのユリア・ディーツェが観れたならこの映画は良いんじゃないかなって。
それぐらいに綺麗でした。
で。
じゃあ話が微妙だったのかというと、すでに書いておりますが、
笑いの中にある鋭い切れ味の風刺が良いですよね。
アメリカ批判ももちろんありますが、何より人間ってのはおろかですよねって言う。
詳しく書くとネタばれになってしまうので止めておきますが、
後半の展開は笑えない事態だけど笑える。
なんかスーパースローのシーンでおかしいのがあった気がするが…。
あと「あのUFOはわが国のものだ」と某国が発言して失笑されるシーン。
そっか、日本だけじゃなくて他の国もそういう見方をしているんだと、なんか安心した1シーンでした。
笑いながらも真剣に考えることがでてくる。
くだらないんだけど味のあるSF映画でした。
観た後で知ったのですが、結構低予算で作られた映画だそうで、
製作費のうち約1億円を一般のファンから集めたとか。
まあ低予算と言っても日本映画なんかと比べたらお金はかかっているだろうけど、
CGとか出来を見ても安っぽさは感じなかった。
作り方がうまいんだろうなぁ。
なんとこの映画「アイアン・スカイ」ですが続編が出るらしいです!
物語は20年後が舞台だそうですが、公開は2016年…今年じゃないですか!!
しかも今回はもっと凄い設定になるとか…期待ですね。
恐竜とか出るらしいのですが、あの続きでそういう展開なんだ!?っていう。
あ、そうそう。
ちゃんと映画の字幕では「ヴァルハラで会おう」ってなっていたのが、
Youtubeで観た予告編では「あの世で会おう」って字幕だった。
そこは「ヴァルハラ」にして欲しいなぁ…。
今日から移動は極力自転車にする事にしました。
財布にも環境にもエコですよね。
…という、映画とは関係ない私事から始めました今回の記事は、
映画「アイアン・スカイ」について書きたいと思います。
昨日のこと、せっかくの休み。
何か映画が観たいなとは思っても、外に出たくないのが中年男性の休日。
…という事で最近ちょいちょい活用している「Hulu」で、何か面白そうな映画ないかなと。
それで「人気の映画」で目についたのがこの映画「アイアン・スカイ」でした。
なんかあのポスターというか、アイコンの画には見覚えがあってクリックしてみると、
「本格的おバカSF」との紹介文。
面白い系なら気軽に観れるかという流れで決定しました。
余談ですが、「Hulu」を「Chromecast」を使ってテレビで観ているわけですが、
基本的には綺麗に映画を楽しめます。
ただ、通信速度の問題なのかサーバーの負荷の問題なのか、
時々映画が止まることがあるんですよね…読み込み中…みたいなの。
今回は映画冒頭のところで起きてしまったのですが、
これがクライマックスとかで起こったらすっごいテンション下がるだろうなぁ…と。
まぁ…そういう事も含めて、いつも言っていますが映画は映画館で観るべきなんだよ…うん…。
さて、映画「アイアン・スカイ」ですがティモ・ヴオレンソラというフィンランドの監督作品。
不勉強な私ですが、「スター・トレック」のパロディ作品「スターレック 皇帝の侵略」で、
世界中のSFファンにその名を知らしめた奇才とHuluには説明がありました。
そっちはまだ観ていないので感想は言えませんが、パロディ作品って良いですよね。
パロディをまじめに面白くするのって結構難しいと思うんですよ。
その元の作品を分析というか研究して、さらに笑いを加える。
世界中に名を知らしめたという事はきっとそっちは少なくても高評価な人がいたという事から、
きっと勉強熱心な人とか、才能がある人なんだろうな…と思う。
日本でも、もっとパロディ映画とか作られれば良いと思うんですよね。
ちょっと前にも書きましたが、テレビアニメ「おそ松さん」とか色んなパロディ要素あるじゃないですか。
…そのために第1話が観れなくなったとか、色々問題もある訳ですが、
結構今の日本の感覚だったら著作権とかの絡みは置いておきますがウケると思うんだよね。
アニメだけじゃなくて、映画というか実写でもパロディというジャンルが増えたら良いなぁ。
はい、話が脱線してしまいましたが映画「アイアン・スカイ」についてですね。
ぶっちゃけですが、「Hulu」の説明にあった「本格的おバカSF」という事前情報で観た感覚で言えば、
もっとおバカな映画だと思った。
いや、結構バカなことしてるし、バカな展開なんだけど、
観る前から勝手に「ホット・ショット」とか「スペース・ボール」とかあんな感じを予想してた。
確かに「スターレック」はパロディと書いてあったが、この映画「アイアン・スカイ」に関してはバカだけどSF映画。
ある意味、ちゃんと話が語られていた。
なので今回はパロディではなく1つのSF映画な訳だけど、
笑いの中にも鋭い政治批判が入っていたりとカリカチュアな要素たっぷり。
本来の、と言って良いか分からないけど、コメディってこういう立ち位置のジャンルだよなと、なんか納得。
「アメリカは良いのよ」って素敵なセリフだと思う。
あと、チャップリンの映画に「こんなに長い映画だったなんて」というシーンはは吹き出してしまった。
まあ、編集ってものを使うことで、見せ方というのはどうとでも出来るってことですよね。
編集恐るべし。
SF映画ではあるけど、細かい設定とかにはきっと突っ込んではいけない映画。
地球の文化よりも月の文化の方が発達しているようでしていない。
UFOとかを作る技術はあるのに、iPhoneは作れないし、
コンピューターはめちゃめちゃデカイとか。
まあ、そう言ったところも含めて味があると言えるのかも知れない。
ここら辺は真面目に考えちゃ駄目ですよ、って感覚で。
出ている役者についてですが、ハリウッド映画などではないため、
知っている名前がほとんどありませんでした。
ウド・キアはなんかどこかで…と思ったらラース・フォン・トリアー作品の常連さんだった。
それでもジェームズ・ワシントン役のクリストファー・カービイのイケてる(?)男感はハマっていた。
そもそも黒人じゃなきゃできない役でもありますが、カッコ良すぎず、ダサすぎずの絶妙なバランス。
良いですね。
アドラー役のゲッツ・オットーは「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」の敵役の人!
あ〜、言われてみればこんな人だった様な…まったく観ているときは分かりませんでしたが、
悪役ヅラですよね…何よりガタイがデカイ!
こんな男に押し倒されても反抗できないですよね。
そして何よりも!
何よりも特筆すべきはレナーテ・リヒター役のユリア・ディーツェですよね。
綺麗。
最初の方でのハッチでの下着姿などのサービスシーンもありますが、
やっぱり後半のおっぱいですよね。
まあおっぱいが出ている訳ではないですけど、あのコスチュームは良いですよね。
多分、話が微妙であってもあの姿でのユリア・ディーツェが観れたならこの映画は良いんじゃないかなって。
それぐらいに綺麗でした。
で。
じゃあ話が微妙だったのかというと、すでに書いておりますが、
笑いの中にある鋭い切れ味の風刺が良いですよね。
アメリカ批判ももちろんありますが、何より人間ってのはおろかですよねって言う。
詳しく書くとネタばれになってしまうので止めておきますが、
後半の展開は笑えない事態だけど笑える。
なんかスーパースローのシーンでおかしいのがあった気がするが…。
あと「あのUFOはわが国のものだ」と某国が発言して失笑されるシーン。
そっか、日本だけじゃなくて他の国もそういう見方をしているんだと、なんか安心した1シーンでした。
笑いながらも真剣に考えることがでてくる。
くだらないんだけど味のあるSF映画でした。
観た後で知ったのですが、結構低予算で作られた映画だそうで、
製作費のうち約1億円を一般のファンから集めたとか。
まあ低予算と言っても日本映画なんかと比べたらお金はかかっているだろうけど、
CGとか出来を見ても安っぽさは感じなかった。
作り方がうまいんだろうなぁ。
なんとこの映画「アイアン・スカイ」ですが続編が出るらしいです!
物語は20年後が舞台だそうですが、公開は2016年…今年じゃないですか!!
しかも今回はもっと凄い設定になるとか…期待ですね。
恐竜とか出るらしいのですが、あの続きでそういう展開なんだ!?っていう。
あ、そうそう。
ちゃんと映画の字幕では「ヴァルハラで会おう」ってなっていたのが、
Youtubeで観た予告編では「あの世で会おう」って字幕だった。
そこは「ヴァルハラ」にして欲しいなぁ…。
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