2015年03月25日
映画「宇宙人東京に現わる」を観た感想…約60年前とは思えない。
こあみ卒業公演の記事は未だに書けず…うぅ…。
さてさて、今日は島耕二監督の映画「宇宙人東京に現わる」を観ました。
Youtubeにはまさかの本編がアップされていました…恐るべし時代。
しかも英語じゃん…この映画は海外にも出ていたのね。
実は「デアゴスティーニ」の「大映特撮映画DVDコレクション」を定期購読しているという…。
もちろん、初代の「ガメラ」とかは自分の親の世代なので、自分はリアルタイムで観てはいない。
子供の頃になんかテレビで「大魔神」とかやっていた様な…という感じ。
しかも今回観た映画「宇宙人東京に現わる」は劇場公開は1956年。
なんと今から59年も昔…およそ60年。
またその話は後でも書きたいのですが、60年前でこのクオリティは凄いなと…。
という訳で、デアゴスティーニから隔週で大映特撮映画が家に届いているわけですが、
なかなか観られていないのが現状。
逆に、DVDで家にあると「いつでも観れる」と思って、なかなか観ていないものだったりする。
もう15本ぐらい届いているのですが、
実は観たDVDは初代の「ガメラ」と「首都消失」、そして「宇宙人東京に現わる」の3本だけだったり。
…時間が出来たら一気にみたいと思ってるんですけどね…なかなか…。
ちなみに映画「首都消失」も今日観たので、実質今まで「ガメラ」しか観てなかったのであった…。
そう、映画「首都消失」についても書きたいところだけど、
「宇宙人東京に現わる」とどっちを書こうかなと思ったら、
やっぱり「宇宙人東京に現わる」の方が60年も昔の映画という事を考えると、
こっちの方を先に書きたいなあと。
という事で島耕二監督の映画「宇宙人東京に現わる」の感想です。
…どうでも良いんだけど、パソコンで「あらわる」を変換すると「現る」になって、
わざわざ「わ」を追加して「現わる」とするのが若干面倒だったりする…。
やっぱ何よりも特質すべきは1956年の映画なのに「カラー」という事だろう。
デアゴスティーニの資料にも「日本初のカラーSF特撮映画」との事。
この映画の9年後に公開された、同じ大映映画の初代「ガメラ」ですらモノクロだった訳だから、
ほとんどノウハウというものが無い中での制作だったと思われる。
それでも、色彩指導に岡本太郎を招いているのもあり、
画面の色は効果的かつ印象的に使われている。
特に新天体Rが地球に接近しているときの建物の外から入る「赤」の感じとか。
モノクロが主流の中で、こういう演出はまだまだ未開の領域だったのではないかなと思うと、
この映画の製作スタッフの努力というのか製作に対しての熱量は、しっかりと作品に表れている。
もちろん、今の時代に見たらパイラ人なんかは滑稽に見えてしまうが、
ハリウッド映画とかの高精なCGを駆使した映像ならいざしらず、
微妙なクオリティのCGを使うぐらいなら、これぐらいの方が頑張ってる感がある気がする。
というか、ミニチュアの町が壊れる特撮の醍醐味については、
CGでは出せない味がある…もうこういう映画は作れないんだろうなあ…。
話は全然違うけど、特撮がなくならないためにも仮面ライダーや戦隊ヒーロー物には、
これからも頑張ってもらわないとなあ…ウルトラマンもね。
話としては、日本の各地で未確認飛行物体が目撃され、
さらには奇妙な生物までもが目撃されることが何件もおきる。
実はその生物はパイラ人。
パイラ人は地球に新天体Rが衝突する危機を伝えにきているのだが、
そのヒトデの様な容姿から、人間はパイラ人を恐れて話ができる状態ではなかった…。
果たして地球は危機を回避できるのか!?
という話。
ストーリーとしては、今ではありがちと言うか何回も見た事あるとも言えるかもしれないが、
1956年だったら、ちょうどその時というか、
UFOとか多くの人の興味を引く題材だったんだろうなあ。
そのような事もデアゴスティーニの資料に書いてあったが、
なにせ、当時自分がまだ生まれていなかったので、
実際の日本国民の感覚は分からないもので…。
それでも今見ても全然通用する映画。
特に終盤の洪水が押し寄せてくるところとかは、
迫力がある映像に仕上がっている。
ただ昔の映画を観てたまに思うのが、
「事件が解決したらオールオッケー」みたいな展開。
えっ、あの件はどうなったの?とか、
いや、あいつはお咎めなしか、とか。
昔の人の感覚とは違うのかな…?
今時は後日談みたいなものがあるのが基本な気がする。
もちろん、話が終わった後をだらだらとされても面白くはないけど、
事件が終わったらさくっと映画も終わるのもなあ…。
これはこれで時代かな。
日本映画の勉強をする際に、
もちろん縦軸だけがすべてではなく、
ハリウッド映画などの海外映画、それ以外にも世界情勢とか、
横軸も勉強しなくてはいけないのだが、
やはり昔の日本映画を観るのは面白い。
本当、いっぱい大映映画が届いているので観たいんだけどね…。
なかなか…。
それにこあみ卒業公演も…。
さてさて、今日は島耕二監督の映画「宇宙人東京に現わる」を観ました。
Youtubeにはまさかの本編がアップされていました…恐るべし時代。
しかも英語じゃん…この映画は海外にも出ていたのね。
実は「デアゴスティーニ」の「大映特撮映画DVDコレクション」を定期購読しているという…。
もちろん、初代の「ガメラ」とかは自分の親の世代なので、自分はリアルタイムで観てはいない。
子供の頃になんかテレビで「大魔神」とかやっていた様な…という感じ。
しかも今回観た映画「宇宙人東京に現わる」は劇場公開は1956年。
なんと今から59年も昔…およそ60年。
またその話は後でも書きたいのですが、60年前でこのクオリティは凄いなと…。
という訳で、デアゴスティーニから隔週で大映特撮映画が家に届いているわけですが、
なかなか観られていないのが現状。
逆に、DVDで家にあると「いつでも観れる」と思って、なかなか観ていないものだったりする。
もう15本ぐらい届いているのですが、
実は観たDVDは初代の「ガメラ」と「首都消失」、そして「宇宙人東京に現わる」の3本だけだったり。
…時間が出来たら一気にみたいと思ってるんですけどね…なかなか…。
ちなみに映画「首都消失」も今日観たので、実質今まで「ガメラ」しか観てなかったのであった…。
そう、映画「首都消失」についても書きたいところだけど、
「宇宙人東京に現わる」とどっちを書こうかなと思ったら、
やっぱり「宇宙人東京に現わる」の方が60年も昔の映画という事を考えると、
こっちの方を先に書きたいなあと。
という事で島耕二監督の映画「宇宙人東京に現わる」の感想です。
…どうでも良いんだけど、パソコンで「あらわる」を変換すると「現る」になって、
わざわざ「わ」を追加して「現わる」とするのが若干面倒だったりする…。
やっぱ何よりも特質すべきは1956年の映画なのに「カラー」という事だろう。
デアゴスティーニの資料にも「日本初のカラーSF特撮映画」との事。
この映画の9年後に公開された、同じ大映映画の初代「ガメラ」ですらモノクロだった訳だから、
ほとんどノウハウというものが無い中での制作だったと思われる。
それでも、色彩指導に岡本太郎を招いているのもあり、
画面の色は効果的かつ印象的に使われている。
特に新天体Rが地球に接近しているときの建物の外から入る「赤」の感じとか。
モノクロが主流の中で、こういう演出はまだまだ未開の領域だったのではないかなと思うと、
この映画の製作スタッフの努力というのか製作に対しての熱量は、しっかりと作品に表れている。
もちろん、今の時代に見たらパイラ人なんかは滑稽に見えてしまうが、
ハリウッド映画とかの高精なCGを駆使した映像ならいざしらず、
微妙なクオリティのCGを使うぐらいなら、これぐらいの方が頑張ってる感がある気がする。
というか、ミニチュアの町が壊れる特撮の醍醐味については、
CGでは出せない味がある…もうこういう映画は作れないんだろうなあ…。
話は全然違うけど、特撮がなくならないためにも仮面ライダーや戦隊ヒーロー物には、
これからも頑張ってもらわないとなあ…ウルトラマンもね。
話としては、日本の各地で未確認飛行物体が目撃され、
さらには奇妙な生物までもが目撃されることが何件もおきる。
実はその生物はパイラ人。
パイラ人は地球に新天体Rが衝突する危機を伝えにきているのだが、
そのヒトデの様な容姿から、人間はパイラ人を恐れて話ができる状態ではなかった…。
果たして地球は危機を回避できるのか!?
という話。
ストーリーとしては、今ではありがちと言うか何回も見た事あるとも言えるかもしれないが、
1956年だったら、ちょうどその時というか、
UFOとか多くの人の興味を引く題材だったんだろうなあ。
そのような事もデアゴスティーニの資料に書いてあったが、
なにせ、当時自分がまだ生まれていなかったので、
実際の日本国民の感覚は分からないもので…。
それでも今見ても全然通用する映画。
特に終盤の洪水が押し寄せてくるところとかは、
迫力がある映像に仕上がっている。
ただ昔の映画を観てたまに思うのが、
「事件が解決したらオールオッケー」みたいな展開。
えっ、あの件はどうなったの?とか、
いや、あいつはお咎めなしか、とか。
昔の人の感覚とは違うのかな…?
今時は後日談みたいなものがあるのが基本な気がする。
もちろん、話が終わった後をだらだらとされても面白くはないけど、
事件が終わったらさくっと映画も終わるのもなあ…。
これはこれで時代かな。
日本映画の勉強をする際に、
もちろん縦軸だけがすべてではなく、
ハリウッド映画などの海外映画、それ以外にも世界情勢とか、
横軸も勉強しなくてはいけないのだが、
やはり昔の日本映画を観るのは面白い。
本当、いっぱい大映映画が届いているので観たいんだけどね…。
なかなか…。
それにこあみ卒業公演も…。
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