2019年10月04日
映画「彼女の人生は間違いじゃない」の感想…彼女の人生は間違いじゃないって言ってるお前が間違いだって思ってんじゃん!
今日は映画「彼女の人生は間違いじゃない」の感想です。
Netflixでくだらないホラー映画でも観ようと思ったら、
何故かこの映画のサムネイルが目に止まって観てみました。
という訳でPS4のNetflixアプリで鑑賞。
映画「彼女の人生は間違いじゃない」は2017年公開の廣木隆一監督作品。
廣木隆一監督は多くの映画に携わっているのだけど、
基本的に自分が観たいと思うような映画とはジャンルが違うので、
実はほとんど観た事がなかった。
映画「ストロボ・エッジ」とか絶対観ないだろうなあ。
また監督自信が2015年に同名の小説を書いていてこちらが原作になる。
映画のあらすじですが、
東日本大震災で被災したみゆきは母親を亡くし仮設住宅で父親と暮らしていた。
父親は保証金をパチンコで使って仕事を始める様子もない、
そしてみゆきは週末になると東京へデリヘルの仕事をしていたのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
主人公の金沢みゆきを演じるのは瀧内公美。
なんと言ってもこの映画は瀧内公美のおっぱいが観れる。
それ以上、いったい何を求めるのかと。
でも疲れた表情と疲れたおっぱいの演技はさすがだと思った。
目の下のほくろがセクシー。
みゆきの父親金沢修を演じるのは光石研。
ダメそうな感じがちゃんと出てて良かった。
でも本当にダメなおっさんはあんな渋みはないと思うが。
デリヘルの社員三浦秀明を演じるのは高良健吾。
とりあえず高良健吾はおいしいところを持っていってる感じはある。
「仕事だから!」…イケメンだなあ。
その他、柄本時生、蓮佛美沙子、篠原篤などが出演しています。
さて、映画「彼女の人生は間違いじゃない」の感想ですが、
正直つまらなかったです。
瀧内公美のおっぱいと赤の下着姿に黒のTバックが観れるというだけの価値しかない。
基本的に先ほども書いたのですが廣木隆一監督とは好みが違うので、
そんな自分が観てしまったのが「間違いだった」のでしょう。
ネタバレも何もあらすじで書いた事がだいたいのストーリーなのだけど、
それでも詳細は書くことは避けていきますが、
まずこの物語に「彼女の人生は間違いじゃない」というタイトルを付ける
廣木隆一監督とは意見が合う事はないだろうと思った。
意地悪な書き方をしてしまうけど、
「彼女の人生は間違いじゃない」って言う考え方をするヤツこと、
「彼女の人生は間違っている」と思ってるんじゃないかと思う。
以前、某ラジオ番組を聴いて、
「ヴィジュアル系って偏見を取り払えば良い楽曲がある」という偏見って記事を書いたのだが、
それに近いものを感じた。
デリヘルや風俗で働く事が、
人生として間違いか間違いでないのかという議論になるのか?
廣木隆一監督は「女子大生風俗嬢 若者貧困大国・日本のリアル」を読んだ方が良い。
そんな訳で根本的に「この映画の根本が気に入らない」のだが、
それでも悪いところばかりではない。
何度も書くけど瀧内公美の下着姿だけでなくおっぱいが観れるんだから、
一定の価値があるのは保証できる。
ファーストカットが第3の男感がある桜並木で、
車線の上の道路の真ん中走ってくるのはどうかと思うけど、
これはなんの意味があるのかなと観客に印象付けて、
終盤のあるシーンというか景色に繋がる。
こういう演出は悪くないと思った。
近年は低予算映画でもドローンで空撮ができる様になり、
見せ方の幅が広がったなと思ったのだが、
なんかこの映画のドローンの映像が若干傾いてるのが気になる。
演出なのかなって思ったけど単純に調整不足なんじゃないかと。
あと基本手持ち撮影でドキュメンタリー感を出そうとしてる様なのだが、
車の中の運転してる画が安定しすぎててギャップが目立った。
ほんと手持ちの撮影がちょっとウザくなる。
あ、良いところもあると書いておいて気が付いたら悪い部分を書いていた。
そうそう、冷蔵庫にいっぱい色んな情報を貼ってるとか、
細かいところにこだわってるのは良いと思うし、
パチンコ店内のうるさいシーンからの田舎の景色でカラスの声が響くシーンへつなげるとか、
そういう演出は緩急ついて良いと思う。
柄本時生が女子大生に質問攻めにされていた嫌な空気感とかも悪くなかった。
頑張れ福島…頑張ってるよってね。
仕事が忙しくて自殺未遂した妻に駆け付けられない感じとかも、
社会で働く身としてはなんとなく分からなくはない。
あと瀧内公美の最初のデリヘルシーンで、
始める時に「よいしょ」って言う掛け声はリアルだった。
ああ、風俗嬢の女の子ってあんな感じでよいしょって言うなあって。
おっぱいおっぱいって書いているけど、
基本的に瀧内公美の演技は凄く良くて、
あるシーンで車を発進させた後にそのまま車内の映像で、
徐々に目が潤んでいくところとか良いなあと。
取り乱したあとの髪が口に入っる感じとかも良かった。
終盤の「かーちゃん、寒いよな〜!」ってシーンは妻を亡くした夫の感情として、
理解できなくはないけどゴミを海に捨ててるだけだし
実際の被災者がそんな事するとは思えなくて、
なんかやりすぎた演出感があって気持ち悪かった。
気持ち悪いというか下品な演出。
福島ではないけど岩手へ震災関係の仕事へ何度か言ったが、
ちょっと実際の被災者の様子とはズレていると思う。
訪れた仮設住宅で暮らしていたのはおじいちゃんおばあちゃんばかりで、
若い人なんていなかった…映画のお父さんぐらいの人もいないぐらいだった。
なんで若い主人公が仮設住宅で東京でデリヘルしながら暮らしてるのか?
全く理由が分からない…親父を見捨てれないというならかなりバッドエンドだと思う。
まあ廣木隆一監督は被災者のリアルを描きたかった訳じゃなくて、
震災を題材にしたフィクションで観客を感動させたかったんだろうけど、
全然ピンとこなかったなあ。
そんな感じかな。
あのツボ売りつけようとしたエピソードはなんだったのか。
パチンコで保証金使い果たしたダメ親父が改心するのって晩酌止めただけ?
ボカシ入れるぐらいなら本気でやれと思うのだが。
まあとりあえず「彼女の人生は間違いじゃない」ってタイトル付けた廣木隆一監督は、
デリヘルやってる女の人生は間違いだって思ってんだろうなって。
なんか日本映画独特のしみじみした中に何か大切なものがあるような雰囲気で作られているけど、
めちゃめちゃそこにあるのは薄っぺらい「ナニカ」って感じの残念な映画だった。
この映画で感動したって言ってる人は放射線が減る壺とか買う人だと思う。
何度も書くけど瀧内公美のおっぱいが観れるので観て損はない。
Netflixでくだらないホラー映画でも観ようと思ったら、
何故かこの映画のサムネイルが目に止まって観てみました。
という訳でPS4のNetflixアプリで鑑賞。
映画「彼女の人生は間違いじゃない」は2017年公開の廣木隆一監督作品。
廣木隆一監督は多くの映画に携わっているのだけど、
基本的に自分が観たいと思うような映画とはジャンルが違うので、
実はほとんど観た事がなかった。
映画「ストロボ・エッジ」とか絶対観ないだろうなあ。
また監督自信が2015年に同名の小説を書いていてこちらが原作になる。
映画のあらすじですが、
東日本大震災で被災したみゆきは母親を亡くし仮設住宅で父親と暮らしていた。
父親は保証金をパチンコで使って仕事を始める様子もない、
そしてみゆきは週末になると東京へデリヘルの仕事をしていたのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
主人公の金沢みゆきを演じるのは瀧内公美。
なんと言ってもこの映画は瀧内公美のおっぱいが観れる。
それ以上、いったい何を求めるのかと。
でも疲れた表情と疲れたおっぱいの演技はさすがだと思った。
目の下のほくろがセクシー。
みゆきの父親金沢修を演じるのは光石研。
ダメそうな感じがちゃんと出てて良かった。
でも本当にダメなおっさんはあんな渋みはないと思うが。
デリヘルの社員三浦秀明を演じるのは高良健吾。
とりあえず高良健吾はおいしいところを持っていってる感じはある。
「仕事だから!」…イケメンだなあ。
その他、柄本時生、蓮佛美沙子、篠原篤などが出演しています。
さて、映画「彼女の人生は間違いじゃない」の感想ですが、
正直つまらなかったです。
瀧内公美のおっぱいと赤の下着姿に黒のTバックが観れるというだけの価値しかない。
基本的に先ほども書いたのですが廣木隆一監督とは好みが違うので、
そんな自分が観てしまったのが「間違いだった」のでしょう。
ネタバレも何もあらすじで書いた事がだいたいのストーリーなのだけど、
それでも詳細は書くことは避けていきますが、
まずこの物語に「彼女の人生は間違いじゃない」というタイトルを付ける
廣木隆一監督とは意見が合う事はないだろうと思った。
意地悪な書き方をしてしまうけど、
「彼女の人生は間違いじゃない」って言う考え方をするヤツこと、
「彼女の人生は間違っている」と思ってるんじゃないかと思う。
以前、某ラジオ番組を聴いて、
「ヴィジュアル系って偏見を取り払えば良い楽曲がある」という偏見って記事を書いたのだが、
それに近いものを感じた。
デリヘルや風俗で働く事が、
人生として間違いか間違いでないのかという議論になるのか?
廣木隆一監督は「女子大生風俗嬢 若者貧困大国・日本のリアル」を読んだ方が良い。
そんな訳で根本的に「この映画の根本が気に入らない」のだが、
それでも悪いところばかりではない。
何度も書くけど瀧内公美の下着姿だけでなくおっぱいが観れるんだから、
一定の価値があるのは保証できる。
ファーストカットが第3の男感がある桜並木で、
車線の上の道路の真ん中走ってくるのはどうかと思うけど、
これはなんの意味があるのかなと観客に印象付けて、
終盤のあるシーンというか景色に繋がる。
こういう演出は悪くないと思った。
近年は低予算映画でもドローンで空撮ができる様になり、
見せ方の幅が広がったなと思ったのだが、
なんかこの映画のドローンの映像が若干傾いてるのが気になる。
演出なのかなって思ったけど単純に調整不足なんじゃないかと。
あと基本手持ち撮影でドキュメンタリー感を出そうとしてる様なのだが、
車の中の運転してる画が安定しすぎててギャップが目立った。
ほんと手持ちの撮影がちょっとウザくなる。
あ、良いところもあると書いておいて気が付いたら悪い部分を書いていた。
そうそう、冷蔵庫にいっぱい色んな情報を貼ってるとか、
細かいところにこだわってるのは良いと思うし、
パチンコ店内のうるさいシーンからの田舎の景色でカラスの声が響くシーンへつなげるとか、
そういう演出は緩急ついて良いと思う。
柄本時生が女子大生に質問攻めにされていた嫌な空気感とかも悪くなかった。
頑張れ福島…頑張ってるよってね。
仕事が忙しくて自殺未遂した妻に駆け付けられない感じとかも、
社会で働く身としてはなんとなく分からなくはない。
あと瀧内公美の最初のデリヘルシーンで、
始める時に「よいしょ」って言う掛け声はリアルだった。
ああ、風俗嬢の女の子ってあんな感じでよいしょって言うなあって。
おっぱいおっぱいって書いているけど、
基本的に瀧内公美の演技は凄く良くて、
あるシーンで車を発進させた後にそのまま車内の映像で、
徐々に目が潤んでいくところとか良いなあと。
取り乱したあとの髪が口に入っる感じとかも良かった。
終盤の「かーちゃん、寒いよな〜!」ってシーンは妻を亡くした夫の感情として、
理解できなくはないけどゴミを海に捨ててるだけだし
実際の被災者がそんな事するとは思えなくて、
なんかやりすぎた演出感があって気持ち悪かった。
気持ち悪いというか下品な演出。
福島ではないけど岩手へ震災関係の仕事へ何度か言ったが、
ちょっと実際の被災者の様子とはズレていると思う。
訪れた仮設住宅で暮らしていたのはおじいちゃんおばあちゃんばかりで、
若い人なんていなかった…映画のお父さんぐらいの人もいないぐらいだった。
なんで若い主人公が仮設住宅で東京でデリヘルしながら暮らしてるのか?
全く理由が分からない…親父を見捨てれないというならかなりバッドエンドだと思う。
まあ廣木隆一監督は被災者のリアルを描きたかった訳じゃなくて、
震災を題材にしたフィクションで観客を感動させたかったんだろうけど、
全然ピンとこなかったなあ。
そんな感じかな。
あのツボ売りつけようとしたエピソードはなんだったのか。
パチンコで保証金使い果たしたダメ親父が改心するのって晩酌止めただけ?
ボカシ入れるぐらいなら本気でやれと思うのだが。
まあとりあえず「彼女の人生は間違いじゃない」ってタイトル付けた廣木隆一監督は、
デリヘルやってる女の人生は間違いだって思ってんだろうなって。
なんか日本映画独特のしみじみした中に何か大切なものがあるような雰囲気で作られているけど、
めちゃめちゃそこにあるのは薄っぺらい「ナニカ」って感じの残念な映画だった。
この映画で感動したって言ってる人は放射線が減る壺とか買う人だと思う。
何度も書くけど瀧内公美のおっぱいが観れるので観て損はない。
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