2019年07月13日
アニメ映画「APPLESEED」の感想…今観ると古い印象は受けるが今でも観れる当時の最先端。
今日はアニメ映画「APPLESEED」の感想です。
ずっと観ようと思っていながらここまできてしまった。
時間が出来た時にふと思い出して観ました。
姉のdアニメストアをChromecastを使ってテレビで鑑賞です。
アニメ映画「APPLESEED」は2004年公開の荒牧伸志監督作品。
荒牧伸志監督はこの「アップルシード」の続編である映画「EX MACHINA」や、
リブート作品の映画「Appleseed Alpha」でも監督をしています。
この映画は士郎正宗によるマンガ「アップルシード」が原作。
映画「APPLESEED」はアニメ映画では世界的に有名な作品で、
2004年の段階で3DCGをトゥーンシェーダーで劇場アニメを作成したのは世界で初という事で、
物語だけでなく注目された作品でした。
物語の簡単な導入部分のあらすじですが、
主人公のデュナンは廃墟で戦いながら生きていたところ、
謎の組織にオリュンポスという都市連行されたのだが、
そこで出会ったのは昔付き合っていたブリアレオスだった…みたいな感じかな。
声優ですが、
主人公のデュナン・ナッツは小林愛が担当。
女優でもありますが、オトナ帝国の逆襲のチャコでしたか。
パートナーのブリアレオスは小杉十郎太が担当。
様々な役を担当している大ベテランですが、
さすがいい声しています。
その他、藤本譲、子安武人、松岡由貴、森川智之、
小山茉美などが声優で参加しています。
さてアニメ映画「APPLESEED」の感想ですが、
なかなか味わい深い作品でした。
やはりまず言及したいのは3DCGのトゥーンシェーダー。
今ではトゥーンレンダリングという言葉は時々聞くのですが、
どちらもカートゥーン風の画をCGから作成する言葉。
今から15年も昔にこれを作ったというのは凄く感慨深い。
15年経った今でも観れるというのは凄い事でもあるのだが、
映像技術の進化は想像以上にあって、
当時の最先端も今見ると確実に古く観えてしまう。
キャラクターはセル画の様な見え方なのに、
建物や背景のCG感というか無機質感は、
ちょっと違和感を感じてしまう。
あと動きがちょっとぎこちない部分もあったりしましたが、
それでもCGならではの見せ方というか、
セル画では苦手な見せ方が出来るのはCGのメリットであり、
今のCG主体のアニメーション作品などに繋がってると思うと本当に感慨深い。
物語についてですがこれがなかなか面白くて、
まだ自分みたいに気になってたけど観てないって人は、
何もネタバレせずに観た方が楽しめると思います。
まあ有りがちと言えばありがちな展開だったりしますが、
個人的にはクライマックスの事件の解決方法というかある展開について、
運が良かったとか頑張ってなんとかなったという訳ではなくて、
明確に意思があってあの解決があったというのは凄く好き。
人の心を動かすのは理屈じゃないんだなと。
まああんなけ襲ってくるなかの1つをどうにかすれば全部止まるとかいうのは、
ちょっと都合が良すぎる気もするけどね。
それぞれの思惑みたいなのが交差するのも楽しい要素の1つ。
同じ事をしている様でそれぞれに違った思惑があって、
それが終盤に分かるってのは上手い構成だと思った。
物語だけじゃなくて、
ベッドでは寝れなくて床で寝ているとかいう演出も良いし、
パートナーのブリアレオスのサイボーグだからこそ、
表情が分からない顔の見せ方とかも良い感じに使っていました。
そんな感じかな、とりあえず今でも面白く観れるし、
なんと言っても今観ると味わい深さも楽しめます。
最初に出るスタッフが英語表記だったところから、
最初から世界に打って出ている作品なんだなと分かるところと、
105分っていうのは観やすい時間だなと。
冒頭のヨハネ黙示録第十二章四節。
その尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、
それらを地に投げ落とした。
竜は子を産もうとしている女の前に立ち、
生まれたなら、
その子を食い尽くそうとかまえていた。
これの子というのはバイオロイドの事なのかな?
となると竜はあれの事かな。
まあ、そんな事考えずに単純に見応えあると思います。
ずっと観ようと思っていながらここまできてしまった。
時間が出来た時にふと思い出して観ました。
姉のdアニメストアをChromecastを使ってテレビで鑑賞です。
アニメ映画「APPLESEED」は2004年公開の荒牧伸志監督作品。
荒牧伸志監督はこの「アップルシード」の続編である映画「EX MACHINA」や、
リブート作品の映画「Appleseed Alpha」でも監督をしています。
この映画は士郎正宗によるマンガ「アップルシード」が原作。
映画「APPLESEED」はアニメ映画では世界的に有名な作品で、
2004年の段階で3DCGをトゥーンシェーダーで劇場アニメを作成したのは世界で初という事で、
物語だけでなく注目された作品でした。
物語の簡単な導入部分のあらすじですが、
主人公のデュナンは廃墟で戦いながら生きていたところ、
謎の組織にオリュンポスという都市連行されたのだが、
そこで出会ったのは昔付き合っていたブリアレオスだった…みたいな感じかな。
声優ですが、
主人公のデュナン・ナッツは小林愛が担当。
女優でもありますが、オトナ帝国の逆襲のチャコでしたか。
パートナーのブリアレオスは小杉十郎太が担当。
様々な役を担当している大ベテランですが、
さすがいい声しています。
その他、藤本譲、子安武人、松岡由貴、森川智之、
小山茉美などが声優で参加しています。
さてアニメ映画「APPLESEED」の感想ですが、
なかなか味わい深い作品でした。
やはりまず言及したいのは3DCGのトゥーンシェーダー。
今ではトゥーンレンダリングという言葉は時々聞くのですが、
どちらもカートゥーン風の画をCGから作成する言葉。
今から15年も昔にこれを作ったというのは凄く感慨深い。
15年経った今でも観れるというのは凄い事でもあるのだが、
映像技術の進化は想像以上にあって、
当時の最先端も今見ると確実に古く観えてしまう。
キャラクターはセル画の様な見え方なのに、
建物や背景のCG感というか無機質感は、
ちょっと違和感を感じてしまう。
あと動きがちょっとぎこちない部分もあったりしましたが、
それでもCGならではの見せ方というか、
セル画では苦手な見せ方が出来るのはCGのメリットであり、
今のCG主体のアニメーション作品などに繋がってると思うと本当に感慨深い。
物語についてですがこれがなかなか面白くて、
まだ自分みたいに気になってたけど観てないって人は、
何もネタバレせずに観た方が楽しめると思います。
まあ有りがちと言えばありがちな展開だったりしますが、
個人的にはクライマックスの事件の解決方法というかある展開について、
運が良かったとか頑張ってなんとかなったという訳ではなくて、
明確に意思があってあの解決があったというのは凄く好き。
人の心を動かすのは理屈じゃないんだなと。
まああんなけ襲ってくるなかの1つをどうにかすれば全部止まるとかいうのは、
ちょっと都合が良すぎる気もするけどね。
それぞれの思惑みたいなのが交差するのも楽しい要素の1つ。
同じ事をしている様でそれぞれに違った思惑があって、
それが終盤に分かるってのは上手い構成だと思った。
物語だけじゃなくて、
ベッドでは寝れなくて床で寝ているとかいう演出も良いし、
パートナーのブリアレオスのサイボーグだからこそ、
表情が分からない顔の見せ方とかも良い感じに使っていました。
そんな感じかな、とりあえず今でも面白く観れるし、
なんと言っても今観ると味わい深さも楽しめます。
最初に出るスタッフが英語表記だったところから、
最初から世界に打って出ている作品なんだなと分かるところと、
105分っていうのは観やすい時間だなと。
冒頭のヨハネ黙示録第十二章四節。
その尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、
それらを地に投げ落とした。
竜は子を産もうとしている女の前に立ち、
生まれたなら、
その子を食い尽くそうとかまえていた。
これの子というのはバイオロイドの事なのかな?
となると竜はあれの事かな。
まあ、そんな事考えずに単純に見応えあると思います。
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