2018年09月27日
映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の感想…続編の内容がこの映画を決めると思うけど、その前に邦題が酷すぎて印象が悪い。
今日こそ映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の感想を書きたいと思います。
DMMの月額レンタルで届いたDVDです。
という事でDMMのDVDでの鑑賞…字幕スーパーです。
映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」は2017年公開のアンディ・ムスキエティ監督作品。
アンディ・ムスキエティ監督は映画「MAMA」というホラー映画で名が知れ渡った監督。
実はまだ観てないのですが、たまたまどんな話かは知ってしまっています。
結末などは知っているのですがいつかはちゃんと観たいなあと思っています。
さて映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」はもちろん1990年に公開された、
ドラマ版「IT/イット」のリメイク作品。
そちらの「IT/イット」も観たはずなんだけど…ほとんど覚えていない。
なんか自転車乗ってたなって…ぐらい…あと虫…かな。
なのでほぼ事前知識ないのと同じ感じで観れました。
映画の簡単なあらすじですが、
ある雨の日、弟のジョージーが兄に作ってもらった紙の船で遊んでいると、
排水口からピエロの姿をしたなにかに声をかけられ、行方不明になってしまう。
弟を失い傷心のビルは今でも弟をこっそり探していた。
しかし、ビルや友達にも得体の知れない存在が迫っているのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
今回は子どもがメインの映画なので自分は知らない人が多い。
主人公ビルを演じるのはジェイデン・リーバハー。
いい感じの弱そうな、それでも主人公っぽい感じの子でした。
ひょんな事から行動を共にするベバリー・マーシュを演じるのはソフィア・リリス。
大人ではないけど背伸びした少女感はマッチしてます。
メガネの友達リッチー・トージアを演じるのはフィン・ウルフハード。
子どもが使っちゃいけない言葉を英語で覚えるのに最適。
ぽっちゃりベン・ハンスコムを演じるのはジェレミー・レイ・テイラー。
やっぱり俺じゃなかったかって感じは分かる、分かるよ。
子ども達を殺すペニーワイズを演じるのはビル・スカルスガルド。
まあ頑張っていたとは思う…うん。
その他、ワイアット・オレフ、ジャック・ディラン・グレイザー、
ニコラス・ハミルトン、ステファン・ボガルトなどが出演しています。
さて、映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の感想ですが、
正直…イマイチだったなあ…期待値が高すぎたかなあ。
最初の制作会社のロゴの時に赤い風船が飛んでるところが一番ワクワクした。
ニュー・ライン・シネマってね。
うーん、映像はしっかりしているし、
子どもたちの演技も凄く良かった。
後ほど触れますが物語も自分の好きそうなものだった。
それでも何か物足りないって思うのは、
やっぱり問題は「怖くない」って事なのだろうか。
本当にドラマ版を断片的にしか覚えていないのだけど、
なんかもっと怖かった気がするんですよね…映像というよりも精神的に。
これがもしかしたら違うのかもなあ…また見直してみないといけないなあ。
最初のペニーワイズの登場シーンで、
暗い影に浮き上がる目って映像は良いと思うんだけど、
アニメとかで暗闇に目が光るって演出はアリだと思うけど、
実写で目だけ浮き上がらせるってちょっと無理があるよね。
そもそもアメリカにそんなに大きい溝とかあるの?
子どもが入っちゃうぐらいの溝は危ないから止めた方が良いよ。
…なんて思ってしまう。
そして弟が手を喰われるシーンを映像で見せてしまうのはどうかなあ。
どうなったのか分からないって方が怖くない?
特に映画の序盤では。
噛むっていう「物理的な攻撃」を見せられると、
敵の攻撃方法が分かってしまうというか、なんというか。
もっとペニーワイズって存在は最後まで謎にした方が良いと思った。
確かに登場人物が家庭環境だったり、
それぞれに心に闇というか傷があり、
それをのりこえる成長物語なので、
先ほど書いた様に本来は自分が好きなタイプの映画なんだけどね。
ペニーワイズをフルボッコにするのも、
あれは物理的な攻撃に見えるけど、
精神的に恐怖を乗り越えたって描写でもある。
それは上手いと思う。
そうそう、そもそもドラマ版と同じく2部構成と知らなかったので、
この映画単体で完結だと思っていたら、続くんかい!ってなった。
これ続編はどうするんだろうなあ…ちょっと難易度高いと思う。
あのメガネの口の悪さとかは良かった。
「お前の口臭だろ」とか良いなあ。
キャラクターは本当に良い感じに役割が出来ていた。
そして台詞は気が利いていて、
鼻の穴からゲロが出た、とか、
死ぬ前に会えて良かった、とか、
通してよ、秘密の合言葉でも?とかなかなか言わないですよね。
1月の残り火がどんなんか分からないけど、まあ…ね。
あ、あの親父ね。
下着のとこにあったポストカードを知ってるってのは、
ゾクッとした。
チェックしてるんですね…娘の下着を…。
羊の頭を打つ空気銃の扱いとかも良かった。
自転車で向かっていく時のカメラワークで武器があるって感じは、
さすがだなあと。
映像としては血の逆噴射シーンは過剰で良かった。
やっぱやりすぎるぐらいだと映像としては良いよね。
ただ切った髪を洗面器に流したら詰まっちゃうから!
不安な時の湾曲した画とかも表現方法として悪くはない。
そんな感じかなあ…なんか書く事があんまりないんですよね。
その、悪い訳じゃないんだけど…ね。
弟が最初にぶつかるバリケードの固定具合に少し不満。
あと、パナソニックのラジカセとかがなんか欲しくなったなあ。
そして、子どものケンカで石を投げるのは危ない!
小学校時代に投げられた石が頭に当って血が出た事がある身として、
これだけは真剣に訴えないとなあ。
「戦争だ」とか言ってる場合じゃないから!
そんな感じか。
とりあえず、作文の題材は決まる映画だと思う。
あと、LOSERがLOVERなのは面白かった。
とりあえず続編を見てから、
この前編の立ち位置が決まるって感じになってるかな。
この1作だけだと、ちょっと中途半端な青春ムービー止まり。
あ、そうそう、邦題ね。
「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」ってね。
なにこれ。
なんか昔にこの邦題にドヤッて感じの記事を読んだ気がするけど、
これが上手いと思っているのが映画の内容以上に怖い。
確かIT、イット、それ、と3回連続してるんですよ!ドヤッみたいな。
弟じゃなくて、お前が死ねよって思うよね。
「 “それ”が見えたら、終わり。」ってポスターのキャッチコピーじゃないの?
なんでそんな言葉までタイトルに入れちゃうのかなあ。
バカなのかなあ。
映画の内容も少し乗り切れなかったところ、
さらにこの邦題の酷さが相乗効果を生んでいるのかもしれない。
日本語訳ってので名前が出てくるけど、
邦題ってのでも名前だすべきだよね。
安全な立場で作品の大事なものをいじれるっておかしいよ。
大事なものを変えるんだったら責任持って欲しい。
とりあえず、この邦題を付けたヤツが喰われればいいと思う。
映画の足を引っ張って金を貰ってるって、
プロとして、仕事として恥ずかしくないのだろうか。
名前が出ないから、責任とらなくても良いから、
こんな適当な仕事が出来るんだよ、いや仕事でもない。
ほんとそういう人には映画にかかわってほしくないなあ。
DMMの月額レンタルで届いたDVDです。
という事でDMMのDVDでの鑑賞…字幕スーパーです。
映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」は2017年公開のアンディ・ムスキエティ監督作品。
アンディ・ムスキエティ監督は映画「MAMA」というホラー映画で名が知れ渡った監督。
実はまだ観てないのですが、たまたまどんな話かは知ってしまっています。
結末などは知っているのですがいつかはちゃんと観たいなあと思っています。
さて映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」はもちろん1990年に公開された、
ドラマ版「IT/イット」のリメイク作品。
そちらの「IT/イット」も観たはずなんだけど…ほとんど覚えていない。
なんか自転車乗ってたなって…ぐらい…あと虫…かな。
なのでほぼ事前知識ないのと同じ感じで観れました。
映画の簡単なあらすじですが、
ある雨の日、弟のジョージーが兄に作ってもらった紙の船で遊んでいると、
排水口からピエロの姿をしたなにかに声をかけられ、行方不明になってしまう。
弟を失い傷心のビルは今でも弟をこっそり探していた。
しかし、ビルや友達にも得体の知れない存在が迫っているのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
今回は子どもがメインの映画なので自分は知らない人が多い。
主人公ビルを演じるのはジェイデン・リーバハー。
いい感じの弱そうな、それでも主人公っぽい感じの子でした。
ひょんな事から行動を共にするベバリー・マーシュを演じるのはソフィア・リリス。
大人ではないけど背伸びした少女感はマッチしてます。
メガネの友達リッチー・トージアを演じるのはフィン・ウルフハード。
子どもが使っちゃいけない言葉を英語で覚えるのに最適。
ぽっちゃりベン・ハンスコムを演じるのはジェレミー・レイ・テイラー。
やっぱり俺じゃなかったかって感じは分かる、分かるよ。
子ども達を殺すペニーワイズを演じるのはビル・スカルスガルド。
まあ頑張っていたとは思う…うん。
その他、ワイアット・オレフ、ジャック・ディラン・グレイザー、
ニコラス・ハミルトン、ステファン・ボガルトなどが出演しています。
さて、映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の感想ですが、
正直…イマイチだったなあ…期待値が高すぎたかなあ。
最初の制作会社のロゴの時に赤い風船が飛んでるところが一番ワクワクした。
ニュー・ライン・シネマってね。
うーん、映像はしっかりしているし、
子どもたちの演技も凄く良かった。
後ほど触れますが物語も自分の好きそうなものだった。
それでも何か物足りないって思うのは、
やっぱり問題は「怖くない」って事なのだろうか。
本当にドラマ版を断片的にしか覚えていないのだけど、
なんかもっと怖かった気がするんですよね…映像というよりも精神的に。
これがもしかしたら違うのかもなあ…また見直してみないといけないなあ。
最初のペニーワイズの登場シーンで、
暗い影に浮き上がる目って映像は良いと思うんだけど、
アニメとかで暗闇に目が光るって演出はアリだと思うけど、
実写で目だけ浮き上がらせるってちょっと無理があるよね。
そもそもアメリカにそんなに大きい溝とかあるの?
子どもが入っちゃうぐらいの溝は危ないから止めた方が良いよ。
…なんて思ってしまう。
そして弟が手を喰われるシーンを映像で見せてしまうのはどうかなあ。
どうなったのか分からないって方が怖くない?
特に映画の序盤では。
噛むっていう「物理的な攻撃」を見せられると、
敵の攻撃方法が分かってしまうというか、なんというか。
もっとペニーワイズって存在は最後まで謎にした方が良いと思った。
確かに登場人物が家庭環境だったり、
それぞれに心に闇というか傷があり、
それをのりこえる成長物語なので、
先ほど書いた様に本来は自分が好きなタイプの映画なんだけどね。
ペニーワイズをフルボッコにするのも、
あれは物理的な攻撃に見えるけど、
精神的に恐怖を乗り越えたって描写でもある。
それは上手いと思う。
そうそう、そもそもドラマ版と同じく2部構成と知らなかったので、
この映画単体で完結だと思っていたら、続くんかい!ってなった。
これ続編はどうするんだろうなあ…ちょっと難易度高いと思う。
あのメガネの口の悪さとかは良かった。
「お前の口臭だろ」とか良いなあ。
キャラクターは本当に良い感じに役割が出来ていた。
そして台詞は気が利いていて、
鼻の穴からゲロが出た、とか、
死ぬ前に会えて良かった、とか、
通してよ、秘密の合言葉でも?とかなかなか言わないですよね。
1月の残り火がどんなんか分からないけど、まあ…ね。
あ、あの親父ね。
下着のとこにあったポストカードを知ってるってのは、
ゾクッとした。
チェックしてるんですね…娘の下着を…。
羊の頭を打つ空気銃の扱いとかも良かった。
自転車で向かっていく時のカメラワークで武器があるって感じは、
さすがだなあと。
映像としては血の逆噴射シーンは過剰で良かった。
やっぱやりすぎるぐらいだと映像としては良いよね。
ただ切った髪を洗面器に流したら詰まっちゃうから!
不安な時の湾曲した画とかも表現方法として悪くはない。
そんな感じかなあ…なんか書く事があんまりないんですよね。
その、悪い訳じゃないんだけど…ね。
弟が最初にぶつかるバリケードの固定具合に少し不満。
あと、パナソニックのラジカセとかがなんか欲しくなったなあ。
そして、子どものケンカで石を投げるのは危ない!
小学校時代に投げられた石が頭に当って血が出た事がある身として、
これだけは真剣に訴えないとなあ。
「戦争だ」とか言ってる場合じゃないから!
そんな感じか。
とりあえず、作文の題材は決まる映画だと思う。
あと、LOSERがLOVERなのは面白かった。
とりあえず続編を見てから、
この前編の立ち位置が決まるって感じになってるかな。
この1作だけだと、ちょっと中途半端な青春ムービー止まり。
あ、そうそう、邦題ね。
「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」ってね。
なにこれ。
なんか昔にこの邦題にドヤッて感じの記事を読んだ気がするけど、
これが上手いと思っているのが映画の内容以上に怖い。
確かIT、イット、それ、と3回連続してるんですよ!ドヤッみたいな。
弟じゃなくて、お前が死ねよって思うよね。
「 “それ”が見えたら、終わり。」ってポスターのキャッチコピーじゃないの?
なんでそんな言葉までタイトルに入れちゃうのかなあ。
バカなのかなあ。
映画の内容も少し乗り切れなかったところ、
さらにこの邦題の酷さが相乗効果を生んでいるのかもしれない。
日本語訳ってので名前が出てくるけど、
邦題ってのでも名前だすべきだよね。
安全な立場で作品の大事なものをいじれるっておかしいよ。
大事なものを変えるんだったら責任持って欲しい。
とりあえず、この邦題を付けたヤツが喰われればいいと思う。
映画の足を引っ張って金を貰ってるって、
プロとして、仕事として恥ずかしくないのだろうか。
名前が出ないから、責任とらなくても良いから、
こんな適当な仕事が出来るんだよ、いや仕事でもない。
ほんとそういう人には映画にかかわってほしくないなあ。
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