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2015年05月22日
浪平の大学2年生
大学二年
よろよろしながらも1年が経ちましたが、相変わらずの大学生活を楽しみました。春休みはまだ雪の残る山歩き(丹沢〜山中湖の縦走)、現実とは別世界を経験しつつ、大学2年生になりました。授業には相変わらず足がむかず、なんとか単位は留年しない程度にはと思いつつ、それなりに過ごしましたが、いまでは、大学2年の時の勉強のことは、あまり印象に残っていません。
記憶に残っているのは、夏休みです。ちょっと北海道に行ってみたいと思ってしましました。当時北海道内の国鉄の周遊券が2万円程度、それで格安で北海道に行こう、と思い、実行しました。夜行列車を使い、宿代と時間を節約しながら、2週間北海道を周りました。この旅を通じて、いままでにない感覚を味わうことができました。初めて一人で味わう函館の夜景、誰に縛られることなく守られることもない夜行列車で一人で夜を過ごす。一人阿寒湖に向かって歩いていると、こちらから合図もなにもしていないのにもかかわらず、声をかけられ、車に載せて連れて行ってもらったり、知らない人が話しかけてくれて仲良くなかよくなって、誘われるままについて行ってみると、面白い場所であったりして、良い意味でのハプニングの連続でした。この経験はいまも私の頭に刻みこまれています。
夏休みが終わって、授業はそこそこに、落としたら留年してしまう単位だけは落とさない様に、テストやレポートは最低限のことをこなしながら、なんとか過ごしました。普段は飲み仲間や麻雀仲間といっしょに遊んで、テスト前は授業に出ている人のよい友達のところにいってご教授を願ったり、今思うとあの時はある意味たくましく、要領がよかった様に思います。
最低限のことをこなし、大学2年生の授業が終わり、春休み。こんどは住み込みのバイトをしてみようと思いました。これは、新しい経験ができてしかもお金がもらえる、これはいい、と思い、日刊アルバイトニュースの募集をみて、苗場のスキー場の寿司屋の住み込みバイトを見つけました。これは新しい経験だけでなくスキーもできて面白そう、早速申し込み、やってみました。そこは人の良さそうな夫婦がきりもりしていて、心地よく過ごさせてもらいました。夜仕事をして、昼起きて、体調がよければスキーにいって、夜バイトして、終わったたら花札やったりして、次の日目覚めたら夕方になっていたとかよくありました。記憶に残る経験ができました。
大学に授業については、大学2年になっても、大学1年の延長の様な生活を続けました。但し、大学1年の時ほど浮ついているわけではないですが、若干落ち着いたとはいえ、まだまだ現実にまともに向き合っていない感がありました。しかし、印象の残る1年間であり、ある意味充実した一年でした。
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2015年05月21日
中学2年理科A(酸化と還元)
中学2年理科A(酸化と還元)
物質が結びついたり、離れたりする。その主人公が酸素です。物事は酸素を中心に回っていると言っても過言ではありません。
地球上はもともと酸素と炭素とが結びついた二酸化炭素でいっぱいでした。それを植物が光合成をして、二酸化炭素を酸素と炭素に切り離しました。炭素は植物の体を作るもととなり、酸素は空中へ戻されました。動物は、その酸素と炭素を結びつけて、それをエネルギーにしてく生きています。まさに、酸素を中心に世の中は回っています。その酸素の性質をみてみましょう。
(酸化)・・・物質が酸素を化合すること。
酸化物: 酸化によってできた物質。
燃焼: 酸化のうち、光と熱を出しながら、激しく酸素を結びつくもの。
例: 金属の酸化
鉄 + 酸素 ー> 酸化鉄
マグネシウム + 酸素 ー> 酸化マグネシウム
銅 + 酸素 ー> 酸化銅
金属以外
炭素 + 酸素 ー> 二酸化炭素
水素 + 酸素 ー> 水
(還元)・・・酸化物が酸素を奪われる化学変化。
例:炭素を使った還元
酸化銅 + 炭素 ー> 銅 + 二酸化炭素
・・・・・酸化銅は還元され、炭素は酸化する。
酸化銅 + 水素 ー> 銅 + 水
・・・・・酸化銅は還元され、水素は酸化する。
酸素がくっついたものを離すためによく使う方法は、酸素と仲良しの物質をもってきて、その物質に酸素をもっていってもらう方法です。ちなみに、熱を加えるだけ、酸化物の酸素が奪われる物資もあります。
理科の教科書や参考書では、いろいろなことが羅列して紹介されます。それはそれでよいのですが、初めて出会う子供にとっては混乱します。なにがポイントで、なにがポイントを説明するための例で、なにを覚えて、なにを理解しればよいのか。そこで、よくあるパターンが練習問題になっているものの答えだけを覚えて、テストが終われば忘れていくというパターンです。もの事は全て、重要度が違っていたり、関連性があったり、ストーリー性があったりします。そのことを意識して、重要なものを探し、その幹になるものから理解していきましょう。しかし、この単元では幹を見つけることが難しい単元であるとともに幹から理解することが重要な単元でもあります。その当たりを意識して教科書を眺めてみましょう。教科書で、例として挙げられているものは酸化還元を象徴的に表現しているものであったり、世の中でよく利用されているものであったりします。化学反応を例を多く覚える必要はありませんが、少ない例を深く理解していけば、この単元で言いたいことが見えてきます。じっくり味わってください。
2015年05月20日
電話っておもしろい 受話器は簡単に直る
電話機っておもしろい 受話器は簡単に直る
認知症ばあさんが電話を壊す。認知症症状の一つとしては、些細なことでが感情が高まる症状がある。感情を抑えられない。ばあさんは、電話して相手が出ないと感情が抑えられない。その感情をある時から受話器にぶつける様になった。電話機はかっこうのサンドバックと化す。特に受話器はかわいそうである。なんどもなんどもぶつけられ、投げられる。結果として、電話は2〜3日で壊れる。
一回や2回なら近所の電気屋さんに電話して、新しい電話を入れてもらうなどすればいい。しかし、積み重なること30回、費用としては一回5000円とすると、これだけで15万程度かかっていると考えられます。また、ばあさんには時間という概念はなく、電話が壊れたときは電気屋に昼夜を問わず、必死の形相で押しかける。婆さんは金を払っているからいいんだとケロッとしている。かみさんとして、費用面、近所の手前および連絡がとれない時間でできてしまうなど、いらいらし、お怒りモードとなってしまいます。
この対策の一つとして、電話を私が直そうと考えた。そこで、壊れた電話をよく観察してみた。分解してみた。配線を見てみると、よくできいると感じた。電話機に引き込む電話線2本だけ、2本だけで送受信の信号をコントロールしている。しかし、受話器には4本の線が繋がっている。2本で信号をやりとりして、そこから受話器へはマイク用の2本、スピーカー用の2本、計4本で、電話機本体と受話器をつなげている。シンプルな回線インターファイスでよくできている、と感心した。さらに受話器を分解して壊れたところはすぐにわかった。単純に配線が一本切れている。受話器のスピーカに繋がる2本の線にうち、1本が切れている。電話は5分で直った。こんなことで毎回5000円を払っていたのか、と思うと、もっと早く考えればよかった、と後悔しつつも、簡単に直ることはわかった発見に喜んだ。
よく考えれば、衝撃で壊れるところは配線が切れるということで当たり前のことである。受話器の中にある回路は単純で、4本の線あがり、2本がスピーカに2本がマイクに繋がっているだけである。特にスピーカと繋がっている配線は、スピーカの重みによる振動に影響を受けやすい。スピーカの通常の振動程度では大丈夫であるが、外的に強い衝撃を受けたとき、スピーカの重さが大きいため、配線への負荷が高くなり、切れただけであった。こんな程度なら直せる、かみさんは電話が壊れるたびに電話をもってきることとなった。私はせっせと分解、半田ずけを続けた。ばあさんは相変わらずでしたが、かみさんのストレスは減り、回りまわって、私のストレスも減った。
しかし、ある日、今までと違った故障が起こった。単純に切れているだけではなさそう。よく調べると受話器のスピーカそのものが壊れている。スピーカをフ振ってみると変な音がする。これは修理できないかもしれない、とも思いつつ、百円ショップでスピーカをかってきた。つまり、壊れたスピーカを百円ショップのスピーカに置き換えたらどうか、と考えてみました。結果、ちょっと音量は小さくなったものの、電話としては機能していることが確認できた。
当たり前と言えば当たり前なんですが、受話器はマイク付きヘッドホーンと同じで、壊れてもなんとでもで、修理ができることがわかりました。電話が壊れたと言われて、新しい電話を買ってましたが、実際の構造はシンプルであったことに気がついた。虎穴に入らずんば虎子を得ず、案ずるより生むが易し、って感じ。
2015年05月19日
中学1年理科A(物質のとけ方)
中学1年理科A(物質のとけ方)
(物質のとけ方)
まずは国語の勉強です。理科に登場するとけるとは、溶ける、融ける、解ける、の3種類あります。それぞれのニュアンスを考えて見ましょう。
溶けるは、さんずいがついていますので、水溶液にとけるって感じです。
融けるは、雪が融ける様に、固まっていまものが、どろどろになって、ふにゃって感じ
解けるは、バラバラになっている、完全に細かくなっている様な感じ。
そこで、溶解をイメージしてみると、これ以上細かくならないところまでバラバラになって、水っぽいものにとけたこと様子がイメージできます。ただ水に漂っているだけでは溶解とはいえません。なので、泥水や牛乳は溶解しているとは言えません。塩水のように、これ以上分かれることのない最小の粒で水に溶けたものを塩が水に溶解した水溶液とよぶことができます。
この単元は中学1年生の皆さんがつまずくところです。具体的には、溶液の濃度計算、質量パーセント濃度の計算と溶解度のグラフを使った計算問題です。これらの問題では、中学3年になってもわからない、わかろうとすることをあきらめる子でいっぱい、といった難しい問題です。ましてやパーセント問題、グラフ問題になれていない中学1年では尚更、難問です。簡単にはわからないものだと思って取り組んでください。
質量パーセントは溶液の質量に対して、溶質の質量を百分率で表したもので、式で現すの次の様になります。
質量パーセント = 溶質の質量/溶液の質量 × 100
溶解度は、100gの水にとける限界の質量で、物質によって決まっていて、温度によって変化する。
物質のとけ方の特性やそのグラフから、わかることが問題になります。グラフからなにがわかるか(解ける質量は?再結晶される質量は?)をまずは考えて見ましょう。考えることそのものが重要です。自分自身で考えて分かることと学校ワークなどの問題と比べることによって、理解が深まります。
この単元でのポイントはパーセントとはなにか?グラフを読み取れるか?の2点です。これらが分かれば、あとは学校のワークの問題をやればマスターでき、テストの点もとれます。パーセントの理解やグラフの読み取りができない状態では、ワークも問題をやっても答えを写すだけになって、なにも得るものはありません。この単元は数学の下地の元に出来上がっている問題が多くあります。自分自身を分析して、焦らず、自分自身のペースで勉強をしていきましょう。
2015年05月18日
浪平が選ぶ脳の特性あるある10
浪平が選ぶ脳の特性あるある10
1.脳は全てを使っている。無駄なところはない
脳のほとんどは使われていないと言われたこともあったが、そんなことはなかった。
2.脳は忘れる様にできている。
脳は必要でないものは捨てる様にできている。脳も部屋と同じ様に整理整頓する必要があり、それができる。
3.脳は鍛えられる。
脳は筋肉と同じ様に鍛えられる。筋肉と同じ様に強い負荷をかければ、強化される。
4.寝ている間に、記憶は定着する
前日、よくわからない問題、一生懸命に考えた問題を、次の日考えたらできた。その次の日にすぐにわかった。
5.子どもの脳は成長中。暗記脳から考える脳に
子どもは成長期、脳も成長している。前頭前野の発達途上。小学生・中学生・高校生は考える脳に発達中です。
6.楽しい、面白いと思ったことは忘れない 感情を伴うときは覚えやすい
本当に重要かどうかではなく、脳が重要と判断したことは忘れない。脳を騙しましょう。
7.理解したことは忘れない。自転車乗りなどの運動もわすれない
理解したことや自転車乗りは脳の忘れにくい部分に刻み込まれます。脳のいろいろな部分を動かしましょう。
8.運動して脳を活性化
ボケ防止に運動しながら足し算をすることが奨められていました。運動は脳を刺激します。
9.使わないところは退化し、使うところは鍛えられ強化される
動物の進化と同じです。毎日、頭のストレッチ、体操をしましょう。
10.遺伝の学習能力への影響は小さい。
学校の勉強ができるかどうかは、脳そのものの遺伝の影響は小さい。
(但し、性格の遺伝の影響、環境の影響はある程度ありそう。)
脳についてはわかっていないことばかり。しかし、最近、いろいろわかってきたことも出てきた。脳の各領域の役割がわかってきた。夢の映像化までできた、との話しもある。
かつては精神論で頑張ってきたスポーツはスポーツ科学を取り入れ、科学的なトレーニングによる成果を出してきている。勉強も精神論ではなく、脳科学を取り入れ、効果的な勉強方法を見つけましょう。
1.脳は全てを使っている。無駄なところはない
脳のほとんどは使われていないと言われたこともあったが、そんなことはなかった。
2.脳は忘れる様にできている。
脳は必要でないものは捨てる様にできている。脳も部屋と同じ様に整理整頓する必要があり、それができる。
3.脳は鍛えられる。
脳は筋肉と同じ様に鍛えられる。筋肉と同じ様に強い負荷をかければ、強化される。
4.寝ている間に、記憶は定着する
前日、よくわからない問題、一生懸命に考えた問題を、次の日考えたらできた。その次の日にすぐにわかった。
5.子どもの脳は成長中。暗記脳から考える脳に
子どもは成長期、脳も成長している。前頭前野の発達途上。小学生・中学生・高校生は考える脳に発達中です。
6.楽しい、面白いと思ったことは忘れない 感情を伴うときは覚えやすい
本当に重要かどうかではなく、脳が重要と判断したことは忘れない。脳を騙しましょう。
7.理解したことは忘れない。自転車乗りなどの運動もわすれない
理解したことや自転車乗りは脳の忘れにくい部分に刻み込まれます。脳のいろいろな部分を動かしましょう。
8.運動して脳を活性化
ボケ防止に運動しながら足し算をすることが奨められていました。運動は脳を刺激します。
9.使わないところは退化し、使うところは鍛えられ強化される
動物の進化と同じです。毎日、頭のストレッチ、体操をしましょう。
10.遺伝の学習能力への影響は小さい。
学校の勉強ができるかどうかは、脳そのものの遺伝の影響は小さい。
(但し、性格の遺伝の影響、環境の影響はある程度ありそう。)
脳についてはわかっていないことばかり。しかし、最近、いろいろわかってきたことも出てきた。脳の各領域の役割がわかってきた。夢の映像化までできた、との話しもある。
かつては精神論で頑張ってきたスポーツはスポーツ科学を取り入れ、科学的なトレーニングによる成果を出してきている。勉強も精神論ではなく、脳科学を取り入れ、効果的な勉強方法を見つけましょう。
2015年05月17日
中学3年英語A (現在完了)
中学3年英語A (現在完了ってなにもの?)
誰が名づけたか”現在完了”。 初めて出てくる名前で、初めてでてくる文型、どこから攻略したらいいか、悩む子も多いかと思います。言葉からイメージをふくらませても 現在の時点で完了している、程度で、だから何なんだ、という感じがします。命名した方に聞きたいのですが、調べてもよくわかりません。現在完了の文型を知ってしまえば、イメージできそうな感じもしないでもないですが、現在完了という名称そのものはどうも現実をうまく表していない感じがします。現在完了のマスタのためには、英文そのものから感じっとった方がよいかもしれません。
(現在完了)
現在完了形: have + 過去分詞 (主語が3人称単数の時は has + 過去分詞)
用法:
継続用法: I have lived in Gunma for twenty years.
私は20年間、群馬に住んでいます。
完了用法: I have just finished breakfast.
私はちょうど朝食を終えたところです。
経験用法: I have seen Mike.
私はマイクに会ったことがあります。
過去形でいいじゃん、と思った子は多いのではないでしょうか?過去形と現在完了の違いは感じ取れたでしょうか。そこで、過去形と現在完了形について、ちょっと考えてみましょう。
過去形は過去のある時点の事実を表現しているだけに過ぎませんが、現在完了形では過去の事実が現在まで影響を与えています。
継続用法では、過去から現在まで行っています。例文では過去から現在まで住んでいることを表現しています。
完了用法では、過去の事実が現在に影響を与えています。例文では朝食を食べたんで、例えば、現在は朝食もういらない、とか学校に行くよ、とかのニュアンスを表現します。
経験用法でも、過去の経験から現在に影響を与えています。例文では、マイクにあったことがあるので、現時点でマイクは知っているよ、とかのニュアンスを表現します。
過去形と現在完了形との違いは、過去形は過去のある時点のことだけの表現しているのに対して、現在完了形は、過去から現在まで続いていることの表現または過去の事実が現在まで影響していることを表現しています。現在完了形は、あくまでも現在からの目線で、過去をみている表現です。
(学校では教えてくれないそこんとこ)
現在完了形はなぜ have を使うのでしょうか?Haveでなければならないでしょうか?
気にしないでそのまま覚えた人も多いのではないでしょうか?
いろいろと歴史的に紆余曲折したかもしれませんが、結局 have がしっくりした表現で have でなければなりません。have + 過去分詞 を分解して考えてみると、haveはもっている、過去分詞はそういう状態(された状態)を、表しています。結局 have + 過去分詞 はそういう状態をもっている、ことを表します。Haveは現在形なので、そういう状態を現在もっていることを表します。そのため、現在完了形は、過去のことが現在に影響を与えていることで、現在の目線で、過去のことを表現しています。
現在完了形は、分かれば面白くて洒落た表現です。日本語にない発想で、英語世界をみることは新たな発見をすることでもあり、面白いことです。私も中学生の頃は現在完了形は大嫌いですが、今は大好きです。皆さんも味わってみてください。
2015年05月16日
浪平の大学一年生
誘惑多き惑える大学一年生
必修科目と選択科目、他の学部の授業も受けられます、とのこと。授業を選択する自由度が大きい。よく調べて、よくわかっていれば非常に有難いことである。その当時その有り難さをわかっていなかった。まず、必修科目を選んで、その空いた時間に選択科目を選ぶ。授業内容もよくわからず、題名から適当にカリキュラムを組み、申請した。授業に出席すると、なんと退屈な授業が多いことか、と当時は感じてしまった。題名からイメージすると面白うだったんですが、出席すると90分集中できない、意識を失ってしまう。今から考えれば、もったいない話しで、今ならしっかり出席して貪欲に知識を吸収しようとしたでしょうが、当時は何しろ若くて誘惑が多く、他の事に目が向いてしまっていました。
次の日に授業があろうとも、夜は友達とともに、安い酒をのんだり、麻雀をしたり。なかなか勉強に気が乗りません。挙句にテレビゲームも流行りはじめてたり、パチンコにいってみたり。自動車の免許もとらなければ、と思ったり。お金も必要ということでアルバイトもしなければ、なんて思ったり。なにかと忙しく、エネルギーもあったんですが、どうも脇道にばかりにそれてしまっていた様です。生活リズムはくずれ、朝は起きれなくなり、朝1番の授業は寝過ごすことが多くなってきました。必修科目だけはなんとかしようとしていましたが、失敗した科目もありました。必修科目の第二外国語のテストに寝過ごして、テストがうけられず、教授のところに個別に頼みにいってなんとかセーフ。しかし、これ以上休むとテストは受けさせない、と言われていた英語の授業に遅刻し、遅刻なら許してもらえると思ったが甘かった。その教授は有名な頑固教授、その教授の逆鱗に触れ、アウト。必修科目の英語を落としてしまうことになってしまいました。あとあとそのしっぺ返しを受けることになるのですが、この時点ではあまり考えす、相変わらずの学生生活を送っていました。
大学に入ってこの頃、いろいろなところに興味が湧き、やってみたこととしては、筑波山への夜間ハイキング、とりあえず夜行列車に乗って、成り行きまかせの無計画な旅、北アルプス縦走、三宅島浜辺でのキャンプ、現場作業のバイト、若者向けの安い宿(ユースホステル)を利用した旅行、など、金がかからないことで面白そうなことで、気になればやってみる、という感じでした。しかし、授業には気が向きませんでした。
結局、1年間で取得した単位数は30、普通の一般学生の取得単位数は40〜50、しかも 評価ABCのなかで、Cはいらない、といっている学生もいる中で、私は、C評価の単位を集めた結果でも、一般学生の 2/3 という結果でしたが、心に残る単位をとった有意義な一年間でした。
2015年05月15日
中学2年英語A (未来表現)
中学2年英語A (英語流?未来表現)
今まで、現在のことの表現、過去のことの表現方法を学びましたが、新たに未来のことの表現を学びます。またまた表現できる事が増えていきます。今までの表現を復習し、見比べながら新しい表現を味わっていきましょう。
(未来の表現)
未来を表す文の形 : be going to + 動詞の原型 = 〜するつもりです
未来を表す語(句) : tomorrow, next Monday など・・・・・・
疑問文・否定文の作り方 : be 動詞の疑問文・否定文の作り方と同じ
そうですか、という感じでしょうか。とりあえず覚えてください。そのまま覚えれば、なんとかなります。なんども練習して使いこなしましょう。
(学校では教えてくれないそこんとこ)
未来表現はこうだ、と言われて、しっくりいくでしょうか。なんでgoing なんだろう。 と思わないでしょうか。
私は次の様に理解しています。気の向いた子は考えてみましょう。
もともと、英語には現在形、過去形という文型はあっても未来形という文型はありません。未来表現はあくまでも、現時点から未来を予想した、または未来に向かって動いていることを表現した現在形です。では be going to ~
では、be going to +動詞の原型 はどうでしょうか。 私は”be going to” は状態を表す be に まさにいっていることを表す going それに to 不定詞 とみています。
つまり、 I am going to go to school. は、(英文を左から)そのまま日本文に訳すと、私は状態です、いっている、学校へ、 となります。日本語的な語順にすると、私は学校にいっている状態です。自然な日本語で表現すると私は学校に行きます、となります。学校に行こうとしている状態を表しているので、未来を表している、ともとれ、未来の表現といっています。
未来を現す表現として、 will + 動詞の原型 という形もあります。学校では be going to と will の表現は同じで、文を変形する問題によく出てきます。しかし本当に同じでしょうか。実際は若干ニュアンスが違います。 "be going to"は未来に向かっていることに注目しているのに対して、will は可能性の高い未来を述べています。未来に対する予測とか意思を表現しています。
ややこしい様ですが、なぜこんな表現になったのか、を考えると英語の深みも感じるとともに、英語そのものが分かる様な気がして、面白く感じる子もいるのではないでしょうか。さらにはこう考えることによって、この表現は自分自身に定着します。英語は丸暗記すること、無意識に出てくるまで練習すること、英語を深く理解し深みを感じること、英語修得のためにはいろいろなアプローチが必要です。頑張りましょう。
2015年05月14日
浪平が選ぶ ”およよ” 教育あるある10
浪平が選ぶ ”およよ” 教育あるある10
子どもの勉強をみていて、おや?と思うことがよくあります。なぜそういう教え方をするのか? なぜそこを強調するのか?自分の娘には、そんな覚え方するな、ちゃんとわかっているんかい?といつもちょっかいを出しています。
1. みはじ ?ありきから教えないで!
道のりと速さと時間の関係はその意味を考えて、式を立てればいいじゃん。それぞれの意味から式を立てられる様になってから、覚え方として、紹介する程度にしないと、・・ 最初から、みはじで数字を当てはめるだけでは数学的な頭は鍛えられないのでは? 子どもをみていると文章問題ができなくなっている。
2. 割り算を掛け算にするときはヒッくりかえしてかけるの意味も教えられないか?
なんで割り算は逆数にすると掛け算になるか、と子どもにきくと、子どもは答えられません。分数は逆数にして、割り算を掛け算に直せても、整数の割り算を掛け算に直せなくなっている子もいます。小学校の普通の計算なのに、・・やり方だけ教えて、一時的にできた様に見えても、一週間も経てば、できなくなる。
3. 学校の宿題 ワーク って生徒にあっている?
学校の宿題(ワーク)をみていると、この問題ができれば、テストで90点以上とれるでしょう?と思いきやテストの平均点は50点以下。ワークの宿題の仕方をみていると、できるところだけやって、できないところはとにかく答えを写す。内申点を気にして提出。 ただ、空欄を埋めている。時間の無駄使い、勉強嫌いの子どもの増産。 その子にあった宿題の出し方はないのか。
4. 英語のコンマはどこにつかうのでしょうか?
例えば、主節 ー> 従属節 と繋がるときはいらなくて、 従属節 ー> 主節 と繋がるときは必要です、覚えなさい、と教える。 まずはコンマの役割からわかってもらうべきでしょう。わからないうちは覚えてもわすれるでしょう。子どもによっては忘れてもいいぐらいのことでしょう。
5. 楽器の前の the って、?
楽器にはthe が付きます、覚えなさい。と教えます。 言語は変化します。今は必要かどうか? もともと楽器の前の the は通常のthe とは違います。今の時代使っているかどうか?それをただ覚えてもいかがなもんか?
6. 重量(質量)と重さ(力)の違いって?どう説明する?
力の単位はニュートン、なぜニュートン?なぜ1Kgは10N?理科が好きな人は、突っ込みたくなるはずです。
しかし、教え方としては覚えてください。指導要綱では、考える力を伸ばす、と書いてある。しかし、実際は覚えない、と教える。どうもイメージがつかめないいまま、圧力問題に移る。もう子どもはわけもわからず覚えるしかなくなって、でもできない。
7. 塩の濃度はどう教える?
パーセントが分かっていないいない人は意外と多い。私の推定では半分以上はわかっていない。消費税の8%はわかっても、塩分濃度の8%はわからない。そもそもパーセントがわかっていない。しかし、テスト対策として、公式を覚えようとする。 濃度=塩/塩水 x 100 と教える。パーセントそのものがわからない子にこの公式は覚えられません。子どもをよくみて、パーセントそのものから教えられないだろうか?
8. 光の作図 作図の仕方だけ教える。
作図そのものはできる子はいる。しかし、その子でも体全体を写すために必要な鏡の大きさはわからない。 小器用な子はレンズの焦点の意味もわからないにもかかわらず、作図だけはできる。まず、光の性質をわかってもらえる様に、教えられないだろうか?
9. イオンってどう教えるか?
もともと原子、分子もあやふやな状態で、今度はそれが、電気をおびている? 多くの子がお手上げ。しかし、一通り、授業を受けることになる。わからない子は騒ぎだします。
10. 電気分解ってなんなの?
電気、原子や分子は子どもにとっては嫌な単元、出来る子は理科が好きな理科オタクだけ。 ましてや、電気分解は嫌な単元を土台にして、スーパ嫌な単元になっている。電気分解そのものの原理は難しいですが、現象は面白いです。電気分解をおもしろく教えられないだろうか?
勉強というより、テストの点をとるためのゲームとなっている様に感じる。ゲーム感覚で勉強になればよいのですが、なかなかそうはいきません。ゲーム感覚でテストのスコアを競い、ゲームに勝つことそのものが目的になっていて、当面のテストの点が取れれば、わからなくてもいい、って感じ。できるだけ楽して、点をとるかが目的。しかし、簡単にはそれはできないことは子どもにはわかりません。とりあえず子どもも教える側もバタバタしてつつ、時間が過ぎることを見守ることだけです。これでも人生を乗り切れれば、いいのですが、当面の高校受験でさえ、あやしい子がいます。その子の人生設計に悪い影響を与えなければいいのですが、と思いつつ、そっと子どもをみています。
2015年05月13日
中学1年英語A(英語の基本文型)
中学1年英語A 英語の基本の形、基本の顔??
まずは、英語に触れ合ったことと思います。次は英語の文型、英語の顔と性格を見てみましょう。
日本語では、主語があって、説明があって、最後に動詞(述語)で締めくくりますが、英語では主語があって、動詞(述語)があって最後に説明を付け加えて締めくくります。日本語と英語では、単語を並べる順番が違います。言語はそれぞれ使う人の好きな様に変化し続けています。語順が違うということは、日本人と英語人では、好みが違うまたは感覚が違う、感性が違う、性格が違う、ということになります。結局、英語の性格を感じとれれば、英語が分かりやすくなります。英語人は、日本人からみれば全くみたことのない変な人ですが、世界からみれば日本人の方が変な人です。それぞれの性格を感じながら、それぞれのいいところを探しながら、英語に触れ合ってみましょう。
(状態を表す表現)
日本語 : これは私の本です。
英語 : This is my book.
(動作を表す表現)
日本語 : あなたはリンゴが好きです。
英語 : You like apples.
日本語と英語では伝えたいことの順番が違います。それぞれの民族で、長年の歴史の中で、この順番がそれぞれの民族の人々に選ばれました。その長い歴史を感じながら、日本語と英語を味わってみてください。浪平的解釈では、英語人はもともと狩猟民族で、個人主義です。言語は他の人と接するときの情報伝達をもっともしやすい方向で発達してきたが、日本人は農耕民族で他の人と常に蜜に接しています。新しい情報を他の人に伝えるという必要性は少なくなります。日本では情報伝達目的というより、他の人と仲良くするための手段として発達してきた様に感じています。それに合わせた語順になったのではないでしょうか。
(疑問文の表現)
日本語 : これは私の本ですか。
英語 : Is this my book ?
日本語 : あなたはリンゴが好きですか。
英語 : Do you like apples ?
日本が最後になって、尋ねているんだ、とわかりますが、英語ではすぐに尋ねているんだ、ということがわかります。英語では相手にしてもらいたいことをいってから、その内容伝えます。
英語と日本語とのルールの違いから、それぞれの人間の感覚が全く違いますことがわかります。感覚の違うもの同士がいきなり出会うと相手のことが理解できず、けんかになってしまいます。それが戦争につながった原因の一つでもあると思っています。それを防ぐためには、お互いを知りましょう。また、考え方の違う別の性格をもった子を理解することは自分自身の世界を拡げ、新しいことが発見できるので、楽しいことです。しかも違う性格の子とも仲良くできて、自分にはできないことをしてくれたりします。結局、自分自身にとって有難いことが跳ね返ってきます。どんどん吸収して、心身ともに成長させていきましょう。