「パソコンが遅いのだけれども、メモリが少ないのかねぇ」
「もう買い替えた方がいいですよね」
「何をしてもスペックが低いから効果ないですよね」
という嘆きとも言うべきお言葉を耳にします。
必要の無いソフトを消したり、デフラグをしてみたり、
メモリを増設してみたりと、色々する事で確かに少し速くなります。
ほんの少しです。10%〜20%くらいでしょうか。
体感ではほぼ感じる事の出来ない改善です。
それでも昔はその作業を行っていたのですが、
お客様の求める改善にはほど遠い結果になっておりました。
そういった中で、時代の進歩のおかげで最も効果のある
パワーアップ方法がありますのでご紹介します。
それは、ハードディスクをSSDに交換する事です。
それをやるにはデータの退避、リカバリ、設定のやり直し等、
多少手間のかかる作業が必要ではありますが、
レスポンスは劇的に改善します。
CFD販売 SSD 256GB 2.5inch TOSHIBA製 内蔵型 SATA6Gbps CSSD-S6T256NHG6Q |
3分かかっていた起動が30秒。重いソフトの起動も数秒です。
「既にSSDだよ」とおっしゃる方もいると思います。
もし、数年前に搭載したSSDであれば、
ぜひ最新の物とスペックを比較してみてください。
「読み込みは速いけれども、書き込みがね」と言っていたのは昔の話です。
今のSSDは読込・書込ともに激速です。
この方法だとCPUやメモリのスペックが低くて使い物にならないパソコンでさえ蘇ります。
そうです。スペックの低い安いパソコンを入手して、
SSD化するだけで使えるパソコンにできるのです。
容量は256GB程度をお勧めしますが、値段は13000円前後。128GBは7000円程。
500GBのハードディスクが6000円前後な事を考えると、
ハードディスクが故障して同じハードディスクに交換修理するのは、
私からすればもったいないとしか言いようがありません。
SSDは容量が大きければ大きい程スペックが良くなります。
それは同時に書き込むチップの数が多くなる為、効率が良くなるからです。
余裕があれぱ512GB、1TBあたりの物も良いかと思います。
気を付ける点としましては、
あまり古いパソコンはIDEという規格のコネクタですので
SSDもそれに対応した物を選ぶ必要があります。
値段も少し高くなります。
ほとんどのSSDはS-ATAという現在の規格ですので、
Windows 7以降のパソコンであれば問題無いはずです。
それからSSD選びは慎重にしなければなりません。
容量が大きくても安いものは、
転送速度が遅いという理由がある場合があります。
発売日や評価のチェックは必要です。
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