その中で最近横行している車の盗難方法があります。「リレーアタック」です。キーレスエントリーで車に近づくと勝手にカギが開いたり、ドアノブを引くだけで空いたりします。その機能を利用して、アンテナを使い信号受信感度を上げ、家の中にあるキーからの電波をキャッチして開錠するのです。
簡単な対策は信号の遮断のため、「ブリキ缶に鍵を入れてフタを閉めて保管する」というものがあります。しかし、入れ忘れたり、確実に対策できるというものではありません。市販されている電波遮断ケース等も「使っていたら、遮断しなくなった」という報告もありました。
どうにか対策ができないものか調べたところ、発見しましたのでその方法をご紹介します。
。それは、「ボタンを押さなければ解錠しない設定」にすることです。メーカー各社その方法は異なりますが、ダイハツのタントのカギでは以下の方法で設定変更をすることができました。
@ロックとアンロックのボタンを同時に8秒以上押す ⇒ インジケーターが3秒間赤に
Aインジケーターが赤に点灯中に「アンロックボタン」を一度押す
Bインジケーターが赤に点灯中に「ロックボタン」を一度押す
設定変更ができると、ボタンを押したときのインジケーターランプが赤色に変ります。同じ手順をもう一度することで元の設定に戻すこともできます。元の状態 (自動ロック・アンロック) になるとボタンを押したときにインジケーターが緑色に光ります。
この設定をしておくと、ボタンを押して初めて鍵を開ける事ができるようになります。
データの盗難のニュースを聞くと、その多くが車がらみの事件であることが多いので、こういった対策もしておくのが大事だと考え、ご紹介させて頂きました。
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