最近ある不具合の修理依頼が多くなりました。
そのある不具合とは、
「ハードディスクの空き容量が無くなっている」というもの。
ここまでであれば、
「要らないデータを消せばいいでしょ」となります。
しかし、ことはそんなに
簡単なものではありませんでした。
何が容量を圧迫しているのか、
調べる為にフォルダを選択してプロパティで調べてみたところ。
無いんです。
何も容量を圧迫している物が。
隠しファイルなのかと、
見えないフォルダ・ファイルを可視化しても無し。
閲覧履歴が溜まっているのかと削除してもダメ。
何かのエラーログなんかが、
不可視のまま占有しているのではないか。
そう思った私は、CCleanerという不要なファイルを見つけ出して
自動で削除してくれるソフトを使いました。
⇒ http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ccleaner/ (窓の杜)
的中です。使ったところ、
あっと言う間に30GBが解放されました。
また、別件でも同じ症状があり、
試したのですが、その件では改善されませんでした。
違うところは、先ほどの圧迫ドライブがCドライブだったところを、
今回はDドライブだったことです。
仕方なく、データを一旦Cドライブに退避させ、
Dドライブをフォーマット。
データを元に戻して作業を完了しました。
Cドライブでなければ、システムファイルが無いので、
このような作業ができるという訳です。
3月になって、同じ症状のパソコンを多く見かけるようになったので、
何か大きなバグのあるソフトウェアがあるに違いありません。
Internet Explorer か、Adobe Flash Player か、
Adobe Acrobat Reader か・・・そのあたりでしょうか。