テスラという会社をご存じだろうか?アメリカの高級自動車メーカーだ。しかし、非常にパーソナルなお金持ち向けのスペシャルカ―メーカーというのが僕の認識だった。(まあ僕には、とうてい縁がないし)
(テスラのサイトは、こちらです。ご興味のある方はぜひ:
https://www.tesla.com/ja_jp/ )
しかし、数日前、そのテスラが時価総額でトヨタを抜いたというネット記事の見出しに目を疑った。
テスラって、いくら高いクルマでも、そんな何百万台も作ってないし、と思ったが、確かにそうだという。
7月1日の米株式市場で、株価が上昇した結果、時価総額は2072億ドルとなり、当時の為替レートで22兆2740億円となり、トップだったトヨタに5700億円ほどの差をつけて抜いたというのだ。
日本の自動車メーカーは、コロナVショックによって、日産も三菱も大赤字を発表し、今日はホンダも4〜6月で800億円以上の赤字を発表した。そんな中でのテスラの話題である。
記事を読むと、確かに電気自動車のことだけでなくソーラーパネルとか宇宙関連ビジネスとか、いろいろな事業計画があるそうで、そうしたことを含めての株価の上昇らしい。知らなかったなあとあらためて驚かされた。
それにしても、コロナVショックで、観光関連産業や、飲食御油、小売業は大きな痛手を被っている。一方、スティホームで家で過ごす時間に関連したビジネス、例えばAMZONなどは、好調な経営状況になった。GAFA全部が好調と言っていいかもしれない。ここにも時代の変化が見えてくる。
ビジネスの可能性が非常に読みにくくなっている気がする。何が伸びて、何がダメになるのか?もちろん、コロナVが、これほど大きな社会構造変化をもたらすというようなことは、これまで想像できなかったわけで、まさに予測のつかない時代に突入している気がする。
新しい社会様式とは、未来を見とおせない社会を迎えたということなのだろうか・・・・