東京都では、GOTOキャンペーンが始まった22日は、200人くらいだったのが、10日たった31日には、463人という数字になった。そして今日は、472人!(*画像は、ヤフーより)
治療する薬もワクチンもない現状の中で感染拡大を防ぐには、人の動きを抑え、密をさける以外にはないけれど、経済活動を戻そうとすれば、どうしても人の動きは活性化し、3密と呼ばれる状態になることも増えてしまう。東京の通勤電車は、既にかつての混雑状態だと聞くし、接待をするような酒場への出入りを避けて、と言っても、しばらく我慢していたから、気も緩んでつい行ってしまうということも起きる。かつて夜の街での接待を経験してきた身からすれば、クラブやスナックなどは密の場である。むしろ密が楽しいわけで、まさに濃厚接触したくなってしまう場所なわけだ。食事をするだけの普通の飲食店は、それなりの対策が取られているが、クラブなどはどうなのだろうか。アクリル板をはさんでお姉さんと飲むのは、きっとそぐわないだろうな。
そして、22日から始まったキャンペーンによって、当然人の移動は、加速した。ずっと旅行を我慢していた旅好きの人はたくさんいる。我慢している間は感染していなかったから「きっと自分はかからない、大丈夫」という理由のない思いも出てきて気がゆるむのが人の常だ。4連休中に旅行していた人のインタビューをテレビで見ていても、「自分はきっと大丈夫」というような口ぶりの人がたくさん登場していた。でも、決してそんなことはない。誰もが感染を起こす側にも、感染する側にもなり得る事態なのだ。4連休がもたらす答えは、2週間後となる8月1週目あたりの感染者数が教えてくれることになる。日本中で劇的な感染者数にならないことをただただ祈るばかりである。政府が、アメリカの製薬会社のワクチンをいち早く予約発注したが、拙速は良いか悪いか?コロナVの今後の行方は、今も見えてこない・・・
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