千歳・円形マンションの恐怖: ホラー好きのフライマン
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2014年04月28日

千歳・円形マンションの恐怖

 JR千歳駅近くの円形マンションについて、地元に住む人から話を聞く機会があった。このマンションは、以前は外科産科病院として開業していたが、院長婦人の自殺を機に様々な心霊現象が現れた、というのが大筋の話。その場所で幽霊を見た、あるいは奇怪な経験をした、という話は現在のマンションが建つ前からあったようだ。病院の開業から閉鎖・更地を経て現在のマンションが建ったのが1991年で、病院の開業から計50年ちかく心霊現象の起きる場所として歴史を持っていたことになる。都市伝説の走りとも言えなくないが、地元に住む人間にとっては、円形マンションもあえて心霊スポットとしてではなく、地域を構成する建物のひとつとして認識されている。これが、外からその印象だけで見る我々との違いだ。

  その地元住民は、実際に心霊現象を体験したわけではないのに「千歳に住むものは、あのマンションを撮ったりしない。写真を撮ると祟られるといわれている」という。それは、「実際に写真を撮った人が事故に遭ったり、亡くなったという話を聞いた」からだという。それだけ恐怖感の定着している建物も珍しいが、札幌でも西区の「平和の滝」が同じような忌避感を感じさせる。平和の滝近くの福井に住んでいた知り合いは「この地域に住む人は、誰もあの場所には近づかない。夜になると、女の叫び声が聞こえることがあるようだ」と、自分で体験していないにも関わらず異常に怖がる。

 このような心霊スポットを抱える地元民の共通した意識は、例えば「その場所は交通事故の多いところだから、通るときには気をつけるように」という、ごく一般的な「気をつける場所」という認識のようだ。実際に、千歳のマンションに住んでいるという人間のブログでは「住人は普通に暮らしており、自分も心霊体験はしたことがない」と書き込んでいる。本当に住んでいるのかは分からないが、話のように恐怖が蔓延しているのならば、入居者の出入りが激しいはずだ。しかし、外から見ても10階建のほとんどの部屋で、カーテンが引かれていたり、洗濯物が干されているなど生活臭が漂っている。また、平和の滝はトイレが放火されたり花火が打ち上げられるなど、外から来る人間が引き起こす悪戯のエスカレートのほうが怖い。

  現在広がっている都市伝説は、過去の因縁話が今に引き継がれて、もうひとつの話を作り出しているように思う。情報の共有できるネットの発達がこれを後押ししている。それに留まらず、あるはずのない現象まで作りだされており、その真贋を見極めるのは「まず疑ってかかる」ことから始めなければならないのではないだろうか。

千歳駅前そばに建つ円形マンション。千歳の釣ポイントの移動に、この通りを行きかうことが多いことからいつも目にしている
千歳の円形マンション

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