2018年11月08日
尻別川の分流で虹鱒が好反応
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浅瀬の続く湧水河川を遡行する
北海道の11月は晩秋で、いつ降雪に見舞われてもおかしくないのに、季節外れの暖かな日々が続いている。この分では、山岳渓流もまだフライ釣行の可能性があるのでは、と欲がでてきた。しかし、さすがに気温低下の著しい山間部でのドライフライは難しい。
なので今月は、できるだけドライフライのできる河川を選んで釣行することにした。
その計画に沿って前回は、支笏湖近辺の勇払川と植内川に釣行した。だがそこは、ブログに記した通り悲惨な結果に終わった。もともと競争の激しい場所で、釣人が一人入っただけでも魚影が薄くなる。
だから、よほどタイミングが良くなければ、釣果に恵まれないのは分かっていたが、これほどまでとは、というのが正直な気持ち。
こうした反省を踏まえて、11月6日に向かった先は尻別川の上流。当然、ドライフライでは難しいので、ウェットフライとニンフを使用して水面直下と川底を狙った。この場所では、小型の虹鱒と25センチ余りのヤマメが何度かヒットしたことがある。しかし、もともとは人気ポイントで、よほど早い時間に到着しなけらば釣果は難しい。
当日も一番乗りをしたのに、人気の大淵や水深のある平瀬からは何の反応もない。それも当然で、前日に入ったと見られる3〜4人のグループらしい足跡があちこちに残されていた。
この場所を諦めて次に向かったのは、尻別川の分流。つまり、支流のまた支流の小河川。確信はないが、源流部は山岳ではないので、多分湧水河川なのだろう。そんなあいまいな判断でこの分流に入ったのには訳がある。
ここでは、尻別川支流で思わしい釣果が得られなかった時に、尺岩魚や型もののヤマメを手にしたことがある。しかし直近の釣行では、河川改修工事が行われたせいか、いくら遡行を続けても反応はなかった。もっとも、ここも釣人の足跡が残っており、その影響のほうが強かったのかもしれない。だが、さすがにこの季節になれば釣人は入っていないだろ、と検討をつけて入渓した。
今回は、まだ上ったことのない地点まで遡行することにした。上流の川底はほとんど砂地で、浅瀬の続く流れは魅力に欠けるが、ちょっとした流れ出しや小淵でフライに反応する魚がいる。
初めにヒットしたのは、浅瀬の小さな流れ出しから。#10のカディスに食いついたのは、25センチほどの虹鱒で、それも入渓してから10メートルもいかない場所。これは幸先が良い、と上機嫌で遡行を続けたが、淵や水深のある平瀬などの、ここぞというポイントでは無反応。
考えて見ると、先ほど虹鱒がヒットしたのは、餌釣りやルアーでは攻めきれないほどの浅い場所。
だから、見向きもされなかったのだろう、と攻略方法を変更して浅瀬のポイントに絞り込んだ。これが功を奏したのか、1匹目と同じようなサイズの虹鱒がヒットした。
遡行開始から2時間ほどした、長い平瀬の続く場所にカディスを投じた。それが着水して、ものの1秒も経たないうちに水中に引きずり込まれ、あっという間にフライごと持って行かれた。姿は確認できなかったが、ヒットしたらこの日最長の魚だったと思う。
結局、入渓から2キロの区間で合計5匹の虹鱒を釣ることができたが、ほとんどが25センチ前後。残念ながら、狙っていたヤマメは手にすることができなかった。
この時期でも、ドライフライを行える河川があるのは嬉しい。また、この河川以外にも可能性のありそうな渓流を見つけたので、近いうちに釣行する計画だ。
写真@尻別川上流のポイント。多くの釣人の足跡が残されており、一度のアタリもこなかったA分流の小渓流。川底は砂地で浅瀬が続くBC思いがけなく25センチ級の虹鱒のヒットが続いた
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