恐怖現場への入居を検討 : ホラー好きのフライマン
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2014年03月21日

恐怖現場への入居を検討 

 今日21日は発達した低気圧から、全道的に荒れた天気になるという。昨日、千歳川への釣行は正解だったようだ。その釣果はどうであれ、春釣りの雰囲気を楽しむことができた。
 さて、今日はホラーに関する話を載せたい。ホラー小説やオカルト小説は、実話本を中心に電波を張り巡らせているのに、実際にその“現場”に出向くことは少ない。このブログで載せた「千歳の円形マンション」https://fanblogs.jp/bukki/category_17/や「北見のビジネスホテル跡」https://fanblogs.jp/bukki/category_5/、「支笏湖に向かう橋の下の祠」,https://fanblogs.jp/bukki/category_16/も、その場所に行くべくしていったわけではない。「上野公園の出来事」https://fanblogs.jp/bukki/daily/201402/24/も、目的は東京国立博物館で展示されている土偶。糠平温泉https://fanblogs.jp/bukki/category_24が心霊スポットだったことは後から聞かされた。
 実話本「おまえら行くな」の北野誠氏や「新耳袋・殴り込み」のギンティ小林氏のように、率先して怖い思いを体験する趣味はない。彼らはそれが仕事で、怖い体験をどれだけ読者と共感できるかが、本やDVDの売上げに結びつく。怖がらせることに使命感を持っているのでは、とさえ思う。
実話ホラー集.jpg
北海道関連では、フランキー中村氏がビジュアルの分野で活躍しているようだ。同氏の話しには、札幌のマンションで起きた出来事がよく出てくる。特に、私の通勤コースだった豊平川左岸通りの中ノ島界隈にそれが集中している。つい最近、Youtubeに投稿された同氏の話を聞いた。それまで、何も感じることなく車窓を通りすぎていた無機質の建物が、急に命をもったように存在感を発揮しだした。道路から見えるその各階で、空き部屋らしきものが異常に多いように感じるなど、意識をすることでこんなにも見かたが変るという典型だ。
  フランキー中村氏の話に出てくるマンションの怪談で、他人事ではない話もあった。引越しのために、新しい住居を探していた中のひとつがそのマンションだった。物件紹介のチラシには「豊平川を見下ろす、開けた西向きの窓が魅力的で豊平川の花火大会も目前で見られる」と書いてある。販売価格も場所の割には高くはなかった。「築後20年以上経っているから安いのだろう」と、単純に考えた。結局、駐車場の確保や間取りの問題で購入には至らなかった。それが事故物件ではなかったにしても、もし入居が決まってこの話を後から知ったら、どのように受け止めただろう。
手元にある実話ホラーの各シリーズ。北野誠氏とギンティ小林氏の新刊を待ち望んでいる








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