2015年10月29日
「カシプ二川」の上流・下流を一気に
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予想以上に濃い虹鱒とやまめ
秋の深まりとともに、釣行する機会が減少してきている。なので、ブログに載せる情報も乏しくなり、ネタ探しに頭を悩ませる。そんな中、今週の火曜日に1週間ぶりで尻別川方面に釣行した。
ブログを通して交流させていただいている、アマちゃんさん(かなりアマチュアな無線家 http://ryo4108jp.blog.fc2.com/)のブログ情報を元に赴いたもので、行き先は京極・カシプ二川。喜茂別から京極に向かう、国道276号線を横切って尻別川に流れ込む河川で、国道上から見る限り畑を流れる普通の里川という印象でしかない。
実は、このカシプ二川を以前に一度だけ訪ねたことがある。行った先は、国道から1キロほど上流に架かるカシプ二2号橋。そこには河原がなく、川岸一面に木の枝が張り出して、とても竿の出せる状態ではなかった。
今回釣行するにあたって、アマちゃんさんのブログのほか、地図や川の状況を書き記したガイドブックを参考に、カシプ二2号橋のさらに上流にある東亜橋に入渓した。
途中にも、多くの堰堤が設けられている。その内のひとつの堰堤で投じたドライフライに、まるで鯰(なまず)のような形と色をした岩魚がヒットした。あまり気持ちの良い場所でなかったので、そこから河原の開けた東亜橋まで赴いた。
ザラ瀬と流れ込みが交互する東亜橋下のポイントからは、15センチから20センチの虹鱒とやまめが川面を割って飛び出す。それほど魚影が濃いわけではないが、飽きないほどに魚信があり、十分に楽しませてくれる。ここからさらに支流が流れ込む上流に向かう。
川は錦地区で本流と支流の共和川の二股に分かれるが、町道は共和川に沿って続く。なので、共和川に架かる名も無い橋から上流に遡行を開始。川幅が2メートルもない小河川だが、そこそこの流れもあり次々に現れる淵や落ち込み、流れ出しでは魚のいる予感を感じさせる。
橋から50メートルほど釣り上がると、ようやくアタリが。初めにきたのは小ぶりのやまめ。次いで、今度は白い斑点模様がはっきりした20センチほどの岩魚。さすがにここまで来ると岩魚が濃くなってきた。
今回の釣行で、最も行きたかった場所が下流域にある堰堤。堰堤の下は、魚が溜まりそうな淵状態だが、そこには魚がいないのか、ドライフライには反応しない。堰堤を越えると、水深のある平瀬が続く。その平瀬に迫り出す木の枝の下で、小さなライズがいくつも発生。ライズというよりも”もじり”のようで、いずれにしても小魚が群れているのだろうと、上流からカディスを流す。
初めは見向きもされなかったが、3投目のフライがようやく水中に引き込まれた。小魚だろうと、高をくくって合わせを入れると、0・6号のティペットが切られるのではという暴れっぷり。ようやくネットインしたのは30センチに欠ける綺麗な魚体の虹鱒だった。
川相だけを見れば、同じ京極町を流れるペーペナイ川を小さくしたようなものだが、国道付近ではうぐいが中心のペーペナイ川よりも、カシプ二川のほうが豊かな魚影を保っていると感じた。
尚、上流に架かる東亜橋の横に建立されている「身替り地蔵」のいわれをご存知の方はお教えください。写真は撮りませんでしたが、なかなか可愛かったです。
写真@:カシプ二川の中流域。魚の溜まりそうな堰堤が幾つも続いている、同A:上流で合流する共和川とここで釣れた岩魚、同B:下流の堰堤上流部でヒットした綺麗な魚体の虹鱒
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