2015年06月25日
双葉ダム上流の通行止め解除
長期間に渡って一般車両の通行止めが実施されてきた、京極町の双葉ダム上流に向かう道道95号・京極定山渓線の規制が6月19日に解除された。解除区間は、双葉ダム手前から無意根林道無意根林道までの約6キロ。
無意根林道から先はゲートが閉じられており、一般車両は通行できない。双葉ダムの上流部で工事が進められていた調整池が完成、発電所の運転を開始したことかららしい。
これにより、双葉ダムインレットのペーペナイ川や、調整池から上流の中岳川、高台川、湖水川などの各渓流で釣りができることになった。
双葉ダム自体は、過去の例からするとそれほど魚の濃い止水ではないが、上流にある支流は岩魚やアメマス、そして小沼を源流とする湖水川にはオショロコマが棲息しているという。
まだ調整池の工事が始まる20年ほど前に、一度だけ双葉ダムのインレット、ペーペナイ川に入ったことがある。釣れたのは小さな岩魚が数匹だけだったが、双葉ダムでは一度のアタリも無かった。当時は、ダム上流よりもダムの落ち込みから下流のほうが人気は高く、大型の虹鱒が上がったとの話を聞いた。
ペーペナイ川は、尻別川の京極ダムに流れ出る最下流部で、数え切れないほどの堰堤が構築されている。しかし、春日橋からダムサイトまでの中流域と、新しく構築された調整池に流れ出るペーペナイ川各支流は、長い間、釣人が入らなかったことから、釣果が期待できるかもしれない。
そこで実際に25日午前中、双葉ダム上流部を訪ねた。本当は訪ねたのではなく釣行した、と書きたいと所だが、湖水川に架かる湖水橋から遡行を開始して30分ほどで、「ダム放水」のアナウンスが大きく鳴り響く。
どおりで、調整池に向かう道路に、北電の関係車両が何台も走っていたわけだ。放水が始まったら、双葉ダム入口のゲートが閉じられる可能性があり、大慌てで退去した。
30分ほどとはいえ、湖水橋の下から上流にかけて現れる大岩の影や小滝の落ち込み、流れ出しなど、魅力的なポイントにドライフライを打ち込んだ。しかし、まだ水位は高く流れの速い箇所が多い。水位が落ち着いた頃でなければ釣果は難しいと感じた。
写真上:新しくできた双葉ダム上流の調整池、同中:湖水橋からペーペナイ川支流の湖水川上流をのぞむ。まだ水位が高く見た目以上に流れが速い、同下:魅力的なポイントが次々に現れるが反応はなかった
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