まゆみさんの日常

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まゆみさんは妹のちびっ子たちにとっても慕われていました。
妹は今は埼玉に住んでいますが、
以前は七戸の隣の上北町に住んでいました。

ちびっ子たちが中学生の頃、夏休み、冬休み、春休み、ゴールデンウィークには
ずぅっとまゆみさんちで過ごしていました。

隣町とはいえ、かなりの距離がありますが、
ちびっ子たちは着替えを持って、自転車でまゆみさんちに来ていたものです。

妹もシングルマザーで、いつも仕事でへろへろになってて遊んでもらえなかったので
まゆみさんちが居心地が良かったようです。

一緒にイオンまで出かけたときにちびっ子たちが
「うわっ！立ちこぎ！ダッサー！ダッサー！」と言うので
「え？立ちこぎってダサいの？」って聞くと
「ダッサー！ダッサー！」って言うばかり。

ちょっとした上り坂になると普通立ちこぎしませんか？
へぇー？最近の子は立ちこぎってダサいんだぁってちょっとびっくり。
いつから？



んでもって、香川に住んでいた娘が車を維持できなくなり、
車を手放して、自転車通勤を始めたようなのですが、
お客さんたちによく言われたようです。

「あんた、この前見とったでぇ、立ちこぎしとったじゃろ」
って。

「そうそう、立ちこぎすると言われるよね、何でかな？」
「わからへん。いつの間にか立ちこぎってダサいことになっとんな」
「あんたの年代でもわからへんの？じゃあホントの最近やな」

娘の世代でもわからなかったようで、ちょっと安心のまゆみさんでしたが
立ちこぎってダサいの？