まゆみさんの日常

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まゆみさんの父は札幌出身でした。
父が生きていた頃は父に連れられて一緒に札幌に行きました。

七戸から札幌までの旅は当時、一日がかりでした。

今ではそんなに時間はかからないと思います。
父が亡くなって以来札幌へは行った事がないので実際のところはわかりませんが。

青函連絡船に乗って、汽車に乗って一日がかりで行きました。

船酔いするのでいつも甲板に出て風を浴びながらずっと甲板で過ごしました。
父と一緒にトランプをするのですが、
風が吹くたびにトランプが飛ばされて、ゲームになりませんでした。

汽車に乗ると、普段は高いから食べる機会のないホタテの貝柱の干物を買って食べました。
父と旅行するとき以外は食べたことがありませんでした。
たまの旅行だから奮発するんでしょうね。

エアコンのない時代で、汽車の窓を開けて風を浴びながら色んなおしゃべりをしました。

「昔はなぁ、石炭で走っていたからトンネルに差し掛かれば、トンネルだー！窓しめろー！
って言ってみんないっせいに窓を閉めたんだ。
トンネルに入れば汽車の煙が窓から中に入ってくるからな」
「へえぇーー」

札幌の地下街はすっごい素敵なところでびっくりしました。
今から４０年ほど昔のことでしたから、
七戸の田舎しか知らないまゆみさんは、地下にこんなに広々としたきれいな街があるなんて
札幌ってすっごい都会なんだぁ！！って思いました。

小樽の水族館にも連れて行ってもらいました。
そこにはゴマフアザラシがたくさんいて、手というかヒレというかわからないけど
その手でおなかをパンパンたたいて自分にエサを投げてくれってアピールするんです。
その中で一頭だけが、おなかではなく両手をパンパンたたく子がいました。
他の子たちとは違うアピールを考え出したそのアザラシのところへは
すっごくいっぱいみんなが魚を投げてやりました。

「うぅーん、あの子は賢いね」
みんなが言っていました。

北海道のどこかの海に行って、父と兄と、従兄弟が海に潜ってウニをたっくさん獲っては
陸にポンポン投げてよこしました。

まゆみさんは一人だけまだ潜れないので、陸の上にいました。
砂浜ではなく岩だったので、一歩も海には入れませんでした。

ポンポン投げてよこすウニを次から次へとまゆみさんが食べ続けました。
この辺でやめておこうかなぁ・・って思ってもウニがとってもおいしくて

「お父さ〜ん、いっぱい食べたよ〜」
「おお、食え食え」
「もっと食べてもいい〜？」
「おお、なんぼでも食え」

ウニでおなかがいっぱいになるほど食べました。
こんなすごーーーい贅沢は一生ないだろうってくらいウニを食べました。

それでもまだまだたくさんあって、家に持って帰って、
殻をはずして塩漬けにしました。

「全部塩漬けにするのぉ？」
「そうだ」
「もったいない、生のをお母さんにも食べさせたかった」
「お母さんに食べさせるんだから塩漬けにするんだ。
生のままだとすぐに腐ってしまうんだ」

家に帰ってから母に言いました。
「お母さんも行けばよかったのに！お母さんにも生のウニ食べさせたかったのに！」

父の実家は母とは相性が悪くて、昔さんざんいびられていた母は
父の実家では歓迎されない人間だったことをもう少し大人になってから知りました。


父が亡くなって以来札幌へは行った事がありません。
父方の親戚がどこで何をして暮らしているのか全然わかりません。

北海道って何か同じ日本なのになぜかしら異国的な雰囲気があります。
地名なんかを聞いただけでなんとなく別世界のような響きを感じます。

また行きたいなぁ・・

七戸にはゆうずらんどという温泉施設があります。
広いロビーもあって、畳の部屋もあります。

大人が３００円、子供が１００円です。
その他に、６５歳以上の高齢者、生活保護受給者、障害者は１００円です。

午後３時までしかやってません。

そのせいか利用客はお年寄りがほとんどです。

まゆみさん最近起きているのが辛いし、
かといって今日は朝からガンガン照りの暑さ。

図書室では横になることが出来ないので、
「そうだ、今日はゆうずらんどで過ごそう」って思い立ちました。

行ってみると水風呂がない
まゆみさんは、温いお湯と、水風呂を行ったり来たりが好きなんです。
風呂に入ってから畳の部屋でうつぶせになって、書き物をしていました。

全然涼しくないなぁ・・　
利用客は高齢者がほとんどなのできっと２８度くらいに設定してるんだろうなぁ・・
そう思って、掃除のおばさんに「２８度くらいですかね？」って聞いてみると
「いや・・もうちょっと高いかも・・」だそうでした

全然冷房の意味ないじゃん
でも外で過ごすよりはずっとましでした。

まゆみさんは今日まで５時で営業が終わるのだとばかり思っていましたが
同じ部屋にいたおじさんに「５時までですよね？」って聞くと
「いや、３時までだ」って言われてびっくりしました。５時でも早いと思っていたのに
これじゃ本当の高齢者しかこれないじゃん。
一番暑い盛りに帰らなきゃならないんだ・・

でもこのところずっと体を冷やしすぎて体調悪かったのに
温泉でちょっと元気になったから、このあとは図書室に行こうと思いました。

で、その今日はじめて会ったばかりのおじさんに
「孫はいるのか？」って尋ねられてびっくりしました。
孫のいる年齢にしっかり見えるんだぁ

確かに孫がいてもおかしくはない年齢ですけどね。

いつだったか妹の子供たちが中学生の頃、一緒に買い物に出かけたら
「お孫さんですかぁ？」って尋ねられたことがありました。

えぇぇぇーーー？？？
まだ４０代の半ばなのに中学生の孫がいるように見えるんだぁぁ・・と
ショックを受けました。

話が横道にそれてしまいました。
その後図書館に行くと冷房がガンガンに利いていました。
その日のよって寒かったり暑かったりします。

暑いなぁと思ってタンクトップと短パンで行ったら寒かったので
今度は上着と暑いお茶を持参して行くと暑かったり・・

今日はとっても寒かったので早めに家に帰りました。
あぁぁ・・・暑い・・

まゆみさんが愛して病まない殿君が鼻水をたらしています。

我が家に来た頃に近所の動物病院へ連れて行きました。

待合室で待っている間に、壁に貼ってあるポスターを見てみたら
「猫風邪のウィルスは一度体内に入ると一生住み着く」
って書かれたポスターがありました。

えぇっ？？
一生？？

診察してもらい、薬を処方してもらい、３ヶ月くらい薬を飲ませ続けました。

一向に良くならないし、行くたびに料金が高くなる。

薬を飲ませる注射器のようなものも毎回必ず２本つけてきます。
「あの、前のがまだ手付かずであるのでもうそれはいいです」
って言いましたが
「念のために」
と言って無理やりつけてきます。

そこに通うのは辞めました。

いつかお金が出来たらちゃんとした北里大学病院に連れて行ってあげるからね。

殿君がくしゃみや咳で苦しむのを見るととっても辛いです。

娘の会社から弔慰金が入ってお金に余裕が出来たので
北里大学病院に連れて行きました。

レントゲンやエコー検査をしましたが
覚悟していたほど料金は高くありませんでした。

しばらく薬をもらって飲ませましたがやっぱり
「猫風邪のウィルスは一度体内に入ると一生住み着く」
とのことでした。
「免疫力を高める注射もありますが、薬で治療を続けた方が、
飼い主さんのお財布にも、猫ちゃんにも優しいですから・・」
そう言われて、
「そんなにしょっちゅうバスを乗り換えて通院はムリだし、注射してもらいたいなぁ」
そう思ったのですが、
「猫ちゃんにも優しい」という言葉が気になって調べてみました。

インターフェロンという薬なのですが、
これを打つと、副作用で猫ちゃんが相当苦しむそうです。
場合によってはショック死することも・・

今は毎日薬を飲ませないで、苦しがっているときだけ飲ませています。

助けてあげられなくて辛いです。

まゆみさんの知り合いにとってもいい人なんだけど、付き合うとすっごく疲れる人がいます。

エホバの証人時代に、仲間と一緒に訪問していました。
その人はエホバの証人が大好きで、エホバの証人の訪問をとっても楽しみにしている人でした。
３０年以上も聖書を勉強しているのに自分はエホバの証人にはなれないからと言って、バプテスマ（洗礼）を受けないでただただ家にエホバの証人を招きたがるのです。

一度その人のお宅を訪ねると、「ねえねえ、ご飯も一緒に食べましょうよ。ねっ？」と言います。
「あの・・他にも行かなきゃならないところがあるんですが・・」と言うのですが
「せっかく来てくれたんだからもう少し聖書のお話も聞かせて、ねっ？」そう引き止められます。

そして、次はコーヒー、次はお菓子と勧められ、２時間は帰してくれません。
すっごく疲れます。

家にもしょっちゅう電話が来て、
「私の姉が手術をするの。私もお祈りをするけれどあなたも姉のために祈って頂戴。
　あなたはバプテスマを受けた人なんだから、あなたのお祈りの方が力があると思うの」
そういって頼まれて、
「あなたが祈ってくれたお陰で姉の手術が成功してよかったわ。
　お礼に差し上げたいものがあるの」
と言って、１個１０００円もする「いちご煮」という海栗と鮑のかんづめの３本セットをくれたり・・

「ねえねえ今日おうちに来て。一緒にご飯食べましょうよ。」
と、お誘いの電話がかかって来て、うわぁ・・疲れるぅ〜と思いながらも出かけて行きました。

その人は料理を作るときにはきっちりと軽量スプーンや軽量カップを使って食材を計り、
きっちりと時間通りに火を通して料理を作るんだけど・・マズイ・・

まゆみさんが料理を作ると「うわぁ〜これおいしい！！」と、とっても喜んでくれます。
まゆみさん的には「うわっ、これ失敗だなぁ。食べれない・・」と思った料理でも
「まゆみさんは料理が上手ねぇ」と喜んでくれます。
この人ちょっと味覚があやしい・・と、いつも思っていました。

去年キムチを大量に作ったら失敗でまずくて食べられませんでした。
捨てるのもったいないしなぁ・・・
まゆみさんは自分がマズイと思ったものを人にあげるのは失礼だから
マズイものは人にはあげませんでしたが、あの人なら・・・と思って
何か悪い事をしたようで心地悪かったのですがその人に届けました。

後でであったときにその人は
「キムチとってもおいしいわねぇ！もったいないから少〜しずつ食べているのよ〜」ですって。

で、エホバの証人を辞めた後も道で出会うと
「ねえねえ、聖書の年代の計算の仕方また教えて頂戴」
って声をかけられます。
（預言の成就がどういう風に算出できるかってこと）

「私もうそれ信じてないから」と言っても、
「でも計算の仕方は知ってるでしょう？」と言います。
「信じてないものを人に教えることなんてできないからっ」と断りました。

その後も「おいしい炊き込みご飯の素があるんだけど後でウチによってねぇ」
って声をかけられ、ああぁぁ・・疲れるぅぅぅ・・と思って放って置きました。

そしてそれから何ヶ月もたってからこの前イオンで出くわしました。
「あの炊き込みご飯の素ね、いつ取りに来れる？」って聞かれました。

うわぁぁぁ・・・まだ私が取りに行くのを待ってるんだぁぁぁ・・・疲れるぅぅぅ・・・くらっ

「あの、ゴメン、体調も良くないし、長時間人と接するのムリなんだ」
これ本当のことですから。

「それじゃぁせっかくここで会ったんだから、ここで何か買ってあげる。
　あなたには聖書も教えてもらったし、お祈りもしてもらっているから、ねっ？」

そう言って「何でも好きなものを買って」と言われて、フルーツを２種類買ってもらいました。
「やった、得した！」と思いました。

超いい人なんだけど、超疲れる人なんです。

まゆみさんは最近、暑い日には町の公民館の中にある図書室で過ごしています。
家にエアコンがないのでどこか公共の施設で涼しいところがないかなぁと思っていました。
以前は図書室にはエアコンがなくて扇風機で温い風がくるのでそこでは過ごせないと思っていました。

あるとき「図書室エアコンがきいてるよ」と教えられ、最近よく図書室の中で過ごしています。

町の公民館には、毎年きれいにお花を咲かせる方がいらっしゃいます。

上の朝顔もひまわりもその方がお世話をしているものです。

この朝顔は大輪で、とても高級感がある朝顔です。
売っている種を見ても、朝顔の種とは思えない値段です。
種の形も普通の朝顔とは全然違う、特殊な朝顔です。

まゆみさんもこの朝顔の種、欲しいなぁ、欲しいなぁといつも思っていましたが、
この朝顔は遅咲きなので、種が出来る頃には霜でやられてダメになってしまって、種がとれませんでした。

お花のお世話をしている方にどうやって毎年咲かせているのかを尋ねてみました。

「よく注意してみると、霜が降りる前にいくらでも種が出来ていますよ。私も毎年ここから種を取って咲かせているんですよ。
ここを通るたびによく注意して見てごらんなさい。
いくらでも持って行ってかまいませんよ。」
と言ってくれました。






それで去年種を取ることが出来て、我が家でも咲かせることが出来ました。
こちらが我が家で咲いた朝顔です。


公民館のその方は、定年を迎えましたが、
それでも公民館のお花の手入れをしに来ています。

公民館の前を通る人がお花を楽しんでくれるのが、その方にとっては幸せなんだと思います。

まゆみさんの妹は超気が強いです。
ヤクザ相手でも喧嘩をふっかけます。
正義感が強くて理不尽なことには誰が相手でも黙っていません。

そして姉御肌でいつも弱い人を助けています。

数々の修羅場を経験しています。

そして妹は男に超モテます。
しかも年下の男ばっかり、みんな妹に貢ぎたい人ばかりです。
これまでどんだけ男に貢がせてきたか数知れないです。

でも妹は超クールで、
「私は永遠の愛なんて存在するわけがないと思ってるから」
そう言ってました。

妹の腰には鳳凰の刺青が入っています。
肩には龍の刺青が入っています。

はじめて腰の鳳凰の刺青見たときはまゆみさんは
「なんてバカなことをっ！！」って思いながら
一応は「へぇ〜、かっこいいね〜」って言いました。

次に現れたときにはタンクトップで龍の刺青丸出しでした。
しかも髪の毛超短いし、
「この前スキンヘッドにしたんだぁ」って言ってました。

妹はまゆみさんと同じ親から生まれたとはとても思えない
全く正反対の性格です。

最近好きな人が出来て付き合い始めたようです。
さっきメールが来ました。

私も子供たちも本当に大切にしてくれています。
彼を大切にします

って。

永遠の愛なんて存在するわけがないと言っていた妹が
今度は幸せになってくれるといいなと思いました。

大阪桐蔭強かったですね。
ピッチャー体が華奢そうに見えたけど、
背が高い分横幅が華奢に見えるだけなのかもしれない。
なかなか打たせてもらえませんでしたね。

桐蔭学院の監督、４番に送りバントをさせたりするんですね。

あの北條君でも打てませんでしたね。
北條君はプロ入りするのかな？
大学野球やるのかな？

決勝戦でも力の差が大きく出ましたね。
準決勝でさえ余裕の試合だったのに、
高校野球ってこういうものなんですね・・・


以前に、「もしも高校野球のマネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」
って言う本を読んだことがあります。

その中で
「送りバントは、アウトを増やすだけでメリットがない。
徹底的に打撃で勝負しよう」とか
「ボール球はピッチャーの投球数を増やして疲れさせるだけだ。
ストライク１本に的を絞ろう」とか
そういうことが書いてあって、
まゆみさんもずっと送りバントをしてアウトを増やすなんておかしいと思っていましたし
ボール球を投げる意味がわかりませんでした。
ストライクを投げようとして外れるだけなんだと・・・。

でも実際には素人なのでまゆみさんには理解できないものが
きっとあるんでしょうね。

その、高校野球のマネージャーが・・・っていう本では
その方法が功を奏していましたが・・・

でもそれで勝てるんだったらどのチームだって
とっくにやってるはず。

野球を極めている人たちがそれをやらないんだから
それなりの意味があるんでしょうね。

まゆみさんは、今日はヨガの日でした。
もし光星学院が１試合目だったらヨガさぼろうかなぁって思ってました。
精神安定のためになるべくヨガはサボりたくないしなぁ。

新聞で確認すると２試合目でした。
１試合目がなるべく長引きますように・・と願いながらヨガに行って・・

帰ってテレビをつけると３−０
そしてさらに１点追加の場面でした。

すっご〜い！光星学院！
もしやすると完封試合ってことも・・？ワクワク

スコアボードを見るとヒットの数は同じくらい。
相手も結構打っているんだなぁ。

その後１点、さらにまた１点と取られてしまいましたが
最後ツーアウトの場面でのスリーランホームランは見事でしたね

決勝の相手は大阪桐蔭。

この勢いに乗ったまま優勝旗を東北へ、青森へ。
ガンバレ光星

まゆみさん、今日は十和田の病院に行く日でした。
昨日あらかじめ光星学院の日程を調べてみるとなんと今日の９時！

うわぁ９時台のバスに乗ったら試合見れないじゃん！
９時台のバスの前は、７時台しかありません。

よしっ！　７時台のバスで早めに病院行って、
病院の待合室で応援しよう！

そう思っていたのですが、朝起きたのが７時過ぎ
ああっ、バスに乗って病院に着く前に終わっちゃうかも・・・

バスを降りてから病院まで歩く道で
ラジオを聴いているおじさんがいました。

「試合どうなってますか？」
「今１点入った」
「光星ですか？」
「光星だ」
「１−０ですか？」
「１−０だ」
「今何回ですか？」
「８回だ」

８回ぃ？　病院に着く前に試合終わっちゃうかも・・

病院に着いて受付よりも先にテレビの方に行きました。
なんと３−０！！

相手は神奈川代表！
フォースマスターさん、休業中だけどどんな気分で見ているのかな？

自分は青森出身。
子供たちは神奈川県民。

複雑だろうなぁ。

まゆみさんはとても気が長くて、少々の事では怒りません。
静かに相手にお話します。

でもこの前は本当に怒りが心頭に達してしまいました。

まゆみさんは、鹿児島の財宝温泉水を定期注文をして飲んでいます。
このお水は本当においしいです。確かに。

でも財宝にいったん何かを注文してしまうと
これでもか、これでもかっ！！ていうくらいしょっちゅう商品案内の電話がかかって来ます。

「私は健康に問題を抱えているのでアルコールは飲めないんですよ」
って伝えてあるのに、しばらくすると焼酎の案内の電話！

「生活が厳しくて１万円もする黒豚なんかとても買えません」
って伝えてあるのに、いっつもいっつも黒豚の案内！

客の話聞いてねぇのかよっ

まゆみさんも長年サービス業に従事していましたが
一人一人のお客様のニーズを把握して、
ニーズに合わない商品は一切勧めませんでした。

何故顧客の声を聞いて、それを記録して、顧客に配慮してくれないんだろう。
とにかく売りたい！売りたい！
顧客の声を無視して、一方的に売ろうとする財宝から電話が来ると
本当にストレスで仕方ありません。

まゆみさんはフリーダイヤルとか、非通知の電話には一切出ません。
でもウチの電話、時々ナンバーが表示されなくて
ガイセンシヨウチュウという表示が出ることがあるんです。

そういう電話に限って大事な用件だったりするので
ガイセンシヨウチュウの時は出ています。

この前も具合が悪くて意識が朦朧としている時に電話が鳴りました。
やっとの思いで起き上がり、電話に出ると財宝でした。

「もうっ！いりませんっ！！」といって電話を切って、
それから何日たっても腹の虫が収まりませんでした。

財宝の社長宛てに手紙を書きました。

私は一見さんじゃないんです！
固定客なんです！
何故顧客の声を無視するんですか？
何故その声を記録して配慮をしてくれないんですか？
今時顧客に配慮を示さない企業は財宝以外に私は知りません！
お水なら「南アルプスの天然水」もキリンの「アルカリイオン水」も
特売には６本ケースが３９８円で手に入ります。
それで充分です！

欲しいものがあればこちらから注文します。
今後私には一切電話をしないでください！
どうぞ今一度サービスのマインドについて
１から勉強してくださいませ！

バカ社長、この言葉の意味がわかるんだろうか？
どうせまたすぐに商品案内の電話が来るに決まってる。

そのときは温泉水の注文をやめて私の名前を顧客名簿からはずしてもらおう。
それでもまたすぐに電話がかかってくるに決まってる。
本当に無神経なんだから！！

本当に今時こんな企業は見たことない