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2013年03月20日
渡部昇一氏 著書紹介
先日お話した渡部昇一氏の著書を紹介します。
「人は老いて死に、肉体は亡びても、
魂は存在するのか?」
序章・私と精神的世界
シニア世代になって初めて気付いた
精神的世界の重大さ
1章・信仰について
信仰とは、
絶対に損することのない賭けである
2章人間の存在
人間は絶望と不安から、
何によって救われるのか
3章自然科学と宗教
人間とサルの違いは「程度の差」にすぎないのか
4章スピリチュアリズム
プロテスタントが生んだ独特の霊魂観
5章ルルドの奇跡
宗教は、奇跡の存在なくして成立するか
6章魂の存在が、生きる喜びと希望を呼び起こす
私は魂の存在を信じて、八十年以上を生きてきた
この中から特に4章の中の一部分を紹介します。
「スピリチュアリズム」とは、非常に崇高な思想である。
スピリチュアリズムという言葉は、昨今日本でもよく用いられるようになっていますが、
実は、欧米などのキリスト教圏においては、
日本のテレビ・タレントたちが使っているような軽々しい言葉ではありません。
この言葉、本来「霊的な」とか「神聖な」という意味の言葉ですが、
霊魂の不滅や死後の世界の存在などと関わる、非常に崇高な言葉なのです。
私自身の体験からすれば、幼少の頃から人はなぜ生まれてくるのか?
人はなぜ死ぬのか?
70〜80年ほどの人生にはいったい何の意味があるのか?
こんなことをいつも考えてきました。
学生時代は哲学に強い関心がありましたが、明確な答えを見つけられませんでした。
やがて、後にカルト教団だとわかった宗教の一員として16年間を費やしてきました。
そして、組織宗教には救いはないと確信しました。
そして辿り着いたのがスピリチュアリズムでした。
今度こそ裏切られることのない場所に辿り着いた。そう確信しています。
これを今は自分のライフワークとしています。