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2020年02月27日

警備しかできない理由

指導教育責任者の知人警備員から聞いた話。
「諸般の事情で警備員しかできない人がいる」



その人は、ある施設警備現場で副隊長をして
います。年は60前後でしょうか、動きの少ない
ポストに就いているのは理由がありました。



彼は、精神的な疾患なのかわかりませんが、
嫌いな人に相対すると失禁してしまうとの事。
下の話で申し訳ないですが、パン〇ースを
付けているそうです。



かといって頭が悪い訳ではなく、雑踏警備を
直接検定(運転免許で言えば試験場での一発
試験)で受け、学科を合格しました。



しかし、午後からの実技試験の試験官が彼の
嫌いな人間だったため、不合格になって
しまったとの事。



このように対人で不安定なので、現場でも
時折トラブルになったりしていました。
隊長(責任者)はそれを知りながら、
クライアント側に黙っています。



「それがいけない」前出の知人警備員は
言います。警備業法に抵触するような疾患
なのでしょうか。



その他、大きな病気をしたり障害を持ったり
して従事する隊員もいるそうです。皆、
どこかに故障を抱えていてもおかしくない
年齢なのですが・・・



こうなってしまうと、食い扶持を繋いで
年金までと、守りに入るのは無理もない。



新たな新天地に向かうには気力・体力的に
厳しいに違いありません。



こうして、故障した体をだましだまし使い
生きていくには警備業しかない。彼らも
ギリギリのところで生きているのです。



如何に健康が大事か見えてきます。
心身の故障がなければ、警備以外の
仕事に就ける可能性もあったのに。



なので僕が提案しているのは、体が動く内に
警備以外で仕事の可能性を模索しましょう、
という事です。特に足腰は大事。



もちろん、警備が天職ならこの限りでは
ありません。ただ、警備の仕事は健康に
良くない要素が多くあります。



警備業務で心身を損ね、警備以外の仕事に
就ける可能性まで潰されてしまうのは、
もったいないと言わざるを得ません。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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