今日もお天気最高〜!
実は当初予定であれば自転車で九州・沖縄を爆走している筈だったんですが、オーバーホールに出している自転車の納期が遅れておりまして、スタートを切れておりません。うーむ、イケてないw
さて、今日の日経に良質な記事のが載ってましたので紹介しますw
エネルギー基本政策の論点
原発「建て替え」の戦略示せ
とてもスッキリ頭に入ってくる記事でしたw
要約すると、
・エネルギー基本計画では2050年に再エネを主力電源化すると明記したものの、原発についても依然、脱炭素化の選択肢として高い位置づけを与えている。
・その結果、2050年時点での電源構成比における再エネ比率は22-24%、原発は20-22%と据え置いており、辻褄があっていない。
・原発の耐用年数は40年、特別な条件を満たせば60年となっている。
・現在、我が国における廃炉が決まっていない原子炉は39基。仮にそれら全てが60年稼働したとしても2050年で18基、70年末にはゼロ基となってしまう。
・本当に原発に依然として高い位置づけを与えるのであれば、原発の新設やリプレースの話が出ているべきであるが、出てきていない。
って感じです。まずは状況把握の章ですが、なるほど、ですねw
次に、そのような背景に何があるのか、結果どういう事態になっているのか、記事は続きます。
・この、原発問題の先送りについては、「政治家や官僚の思惑」があると考える。
・福島の事故を受けて、国策として進めてきた原発政策の最終責任は政府にあるが、政府は自らの責任を明確にしたがらなかった。
・そこで、政府は「叩かれる側から、叩く側に回る」という作戦を取った。
・この作戦は、東電を「悪役」として存在させ、政治家や官僚はその悪役を懲らしめる、「正義の味方」となるような構図で成り立っている。
・このように考えれば政府が福島の事故後、原子力政策について明確な方針を打ち出してこなかった理由が理解できる。
・結果として福島の事故から7年経っても原子力政策は漂流したままとなっている。
・こうして戦略も司令塔も存在しないという不可思議な状況が出現するに至ったのである。
・ゆえに核のゴミの問題、最終処分場の問題も一向に決まらないのである。
うーむ、非常に分かりやすいw
吉川武郎さんという、東京理科大の教授の記事でしたw
アントレも何となーく、感じていたことが明確に書かれておりました。このブログでも何度か言及し来たのですが、電力会社って何だか、「イジケている」感じたしてたんですよね。これで合点が行きましたw
汚染水の垂れ流しも、タンクの作りっ放しも、デブリの放置もこれが背景ですねw
さて、日本には多くの政策課題があると思いますが、原子力政策という、日本のエネルギーの方向性みならず、この超危険極まりない、世界最高水準のリスク管理が求められる、超絶に緊急度、難易度の高い政策に対して、そして、原発というモノに対する国の考え方として、上述のようなスタンスで本当に良いんでしょうか?
我々は福島の事故で一体何を学んだのでしょうか?
当方は原発反対派です。ただ、原発をなくすにしても、いい加減な感じで失くしてもらっても困ります。過去の過ちを認め、政府主導でキッチリとリスク管理しながら失くしていかないと、本末転倒。それだけ核という、危険極まりないないモノを生み出し続けてきてしまったんですから、当然ですw
これから10万年間、我々の子孫たちが付き合っていかなければならないモノですしw
日本は2大政党制。1政権が長期的に権力を握ってしまっては、そりゃ癒着や不正が蔓延する国民不在の政治がおこなわれてしまうのは過去の史実を見ても明白ですw
忖度、隠蔽、改竄、虚偽、パワハラ、セクハラ等、先進国の政治とはとても思えないような綻びが既に散見されてきてますよね。
ダメだこりゃw
やっぱりゼロリセットが必要ですねw
皆さん、立ち上がりましょう!!
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