さて、最近卒サポにてお問い合わせが多くなってきている、太陽光発電用の土地の固定資産税について、アントレが所有している6か所の実例を参考に考察してみたいと思いますw
資料を掘り起こして、ばーっと調べてみました〜w
所在市区町村 地目 面積 坪単価 固定資産税(年額)
茨城県水戸市 雑種地 1400u 1.1万 42,200円
茨城県潮来市 山林 1200u 0.8万 18,600円
茨城県鉾田市 宅地 550u 2.2万 13,000円
茨城県鹿嶋市 山林 1150u 1.2万 5,900円
茨城県かすみがうら市 山林 430u 0.8万 0円
鹿児島県薩摩川内市 山林 550u 0.6万 7,200円
うーむ。見事にバラバラ。。。
これは考察に困りますが、水戸は雑種地なのにトップ高。
かすみがうらは確かに土地としてはかなり辺鄙なので価値ゼロ。
鉾田は国道沿いで宅地に活用できるものの、1.3万は安いですね。
6か所の平均は1.3万円/年でしたw
皆さんの土地の固定資産税額はどのくらいでしょうか?
固定資産税は、国土交通省が年に1回定める土地の公的価格、地価公示価格(公示地価)の70%(=固定資産税評価額)に標準税率をかけた数字にて計算されます。
固定資産税 = 固定資産税評価額 × 標準税率(1.4%)
この固定資産税評価額は土地の地目(林/原野/宅地/田/畑/雑種地)により異なります。
まあ、結論から言うと、その地元の市区町村がエイって決めるって感じですね。全く同じコンディションの土地でも市区町村の考え方によって税額は異なってくるようです。
まあ、アントレの肌感としては、妥当な金額としては5万円前後でしょうか。
10万とか行っちゃうと考えちゃいます。タダ同然だと、ラッキーって感じです。
それと、固定資産税は安いに越したことはないよね。と一瞬思っちゃいますが、地銀融資を引く際は逆に土地値(=固定資産税額)が高いほうが有利に働きますので、ここもちょっと考えどころですね。低金利で土地代も融資が引けるのであれば、多少固定資産税が高くてもいいかな。という判断もあるかと思います。
因みに、現在アントレが仕込みまくっている土地ですが、固定資産税をそれほど気にせず、ノールックで契約しちゃいました。。。。ヤバい、確認しないとw まあ、確認したところで買うには買うのですが、後からサブライズしたくはないですからねw
ということで、皆さんも土地購入の際は固定資産税の確認を是非お願いします。
それと、農地転用の土地は地目が畑や田から雑種地に変わりますので固定資産税は再計算されることになります。過去の固定資産税額は参考になりません(農地は優遇されていて安い)ので、近隣の雑種地を参考にするしかありません。ここは不動産業者に聞くしかないですが、知らないケースも多いので、気になる方は農業委員会に直接問い合わせちゃうのが良いかもです。
ということで、この固定資産税。あまり高過ぎると悩ましいですが、太陽光の20年間の収入を鑑みるとそれほど大きなポーションではないと思います。また基本、土地は争奪戦になってますので、固定資産税が高くても売れちゃう状況でもあるとは思います。
とはいえ、購入検討者は事前に抑えておくべきポイントかと思います。
PS.所有しているマンションの固定資産税も調べたところ、去年は180万以上払っておりました。いやー、どんだけ払ってんじゃいって感じですね。月15万以上です。
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