今日も快晴、よろしくお願いします〜!
さて、今日の記事は読書感想文です(笑)
読んだ本は、環境ビジネスの特別号「ポストFIT」です。
この4月から導入される改正FIT法(ここをクリック)を機に、やはり業界的には、FIT(固定買取制度)は終焉を迎えていくという方向感がある中で、固定買取と言ったいわば、国によるミルク補給が無くなっていくなかで、新たな政策、新たなビジネスモデルの展開が始まりつつある。って感じの内容です。
初っ端のページに経産省の資源エネルギー庁の課長へのインタビュー記事があるのですが、太陽光の認定容量が既に2030年の目標を上回ってますよね?と鋭い質問を浴びせたりして、中々興味深い内容でした。
「既に達成しているからと言って、太陽光発電がおしまいということではありません!」
っと断言されてました。本当かなぁ(笑)
今後のポイントとしては、住宅用のFIT期限切れが2019年にやってくるとのことです。2009年に10年固定でスタートした住宅用ですが、2019年に買取期限を迎える容量が1.2GWほどあるそうで、今まで48円で買い取ってもらっていた電気が一気に市場に放出されるとのことです。着目すべきはその時の市場価格がいくらになるのか、と、通常24円で電気を買っている世帯が、売るのではなく、自分で使うという形を一斉に取り始めるのではないか。それによってまた新たなビジネスが創出されるのではないか。的なお話をされていました。
とくに市場価格の部分は興味深いですね〜。産業用の20年後を占う事態となる気がしますw
また、海外、特にアジア諸国の太陽光発電市場の動向の記事もアリ、とても面白かったです。
フィリピンとタイには既に太陽光の固定買取制度があるとのことでした。外人も参加できるのかしら??
総じて、太陽光発電家としては、こういったトレンドはぜひとも抑えておきたいところでして、かなり有意義な本でした。
皆さん、一冊、いかが(笑)?
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