東京はようやく晴れました。約1週間ぶりのお日様でございます。
さて、本日は第50回 調達価格等算定委員会が経産省で行われました。
今回はyoutubeで視聴しましたのでその模様をUPしたいと思います。
まず、資料はココ
今回は我々として非常に気になる低圧の行方をメインに書いてみたいと思います。
まず、行きなり気になるお話が資料に出ておりました。
うーむ。何となく、悪者扱いになってますね。我々野立てチーム。本ブログの読者さんに置かれましては品行方正な発電家がほとんどと思いますが、ルールを逸脱した一部の発電家によって、なんだか低圧全体が悪者になってしまうのって、忸怩たる思いでございます。
経産省の文言を直訳すると、「野立てチームは地域の評判が悪いから、試合終了ね」という感じですよね。イヤー、まいっちゃいますね。
ということで、野立てチームは自家発電チームに名前が変わるワケなんですが、自家発電はその名の通り、家庭や店舗、工場といった、既に既存設備があり、その上にパネルを載せるコトが原則となり、超絶にハードルが上がるお話になります。
うーん、でもサ、例えば野立て設備にホッタテ小屋作って、ちょぴっとダケ自家発電してほぼほぼ全量売電しちゃえばよくね?
っと考えてしまうエア自家発電家予備軍もいそうですが、、、
経産省による厳格な措置が待ち構えているようですw
ってか、
ソモソモ、売電量に上限が設定されてしまうようです。
ということで、エア自家発電予備軍の皆さん。残念ながら、やっぱり試合終了でございます。
ただ、一筋の光明もありました。
おぉぉぉぉ〜!イロイロ書いてますが、簡単に言うと、ソーラーシェアリングは限定的にOK!とのこと。委員からもポジティブな発言が多かったので、コレは確実にそうなりそうです、
ソーラーシェアリングブームの到来〜〜
という感じに、どうやらなってしまいそうですね。
それとこんな方向性も出ておりました。
全ての発電所に災害時に効果を発揮する自立電源機能を必須設備にするという方向になりそうです。いやー、コレは非常に建設的なお話でGOODですね〜。稼働済みの既存の発電所にも何らかのインセンティブを設けて設置させてもいいと思います。こういう建設的なお話は例えそれが遡及対応であったとしても当方的には大歓迎でございます。
で、これらのお話の施行時期です。
やはり来年の4月からというコトですね。
ということで、まとめると、、、
@低圧ジャンルは自家発電のみ
A自家発電であっても売電量に上限設定
B自家発電の設備は自立電源機能が必須
Cエア自家発電は全力で阻止される(認定取り消し)
Dソーラーシェアリングは唯一生き残れそう
E施行時期は来年4月から
という感じでしょうか。
まあ、予想はしてましたが、今まで地方の荒野を縦横無尽に駆け巡っていた我々野立てチームは試合終了。
今後の低圧は自家消費型とソーラーシェアリング、という形になりそうです。
当方も1件ソーラーシェアリング案件を抱えてますので、時代の潮流に乗るためにも、Goするしかないですかねぇ(ただ、見積もりが爆発しちゃいまして、頭を悩ませているんですが。。。)。
というコトで、今市場に出回っていいる14円や18円案件達は、最後の古き良き野立て案件でございます。
マダ買えそうな方、コレから買おうとしている方はココ1,2年が勝負ですよ〜
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※編集後記※
でも、まあ、今回の方向性は総じて建設的であったと思います。モシ当方にコノFIT政策における意思決定権限があるのであれば、低圧野立て案件はスタート時点よりコノ案で進めていたことでしょう。そうであればサラリーマンの野立て発電家はほとんど存在しえませんが、昨今の大規模な台風にだって国を挙げて結構しっかり対応できたのではないでしょうかな。いずれにしても、長かったような短かったようなコノ8年間。既に低圧を所有されている方、確保されてる方は国の失策によって幸運を掴んじゃいましたね。ラッキーですね〜!!
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