先日記事にした潮来発電所のケーブル盗難の件(ココ)ですが、管理を委託していない善意ある管理業者から、侵入警戒システムの導入提案がありましたので共有したいと思います。
まず、前提条件として、当方の発電所は低圧発電所が合計32区画の集合体となっている、いわゆる高圧発電所を分割して運営している低圧発電所群となります。
で、2018年から先月までケーブル盗難の発生状況は以下となります。
うーむ、順調に刈り取られてますねぇ。コレはちょっと尋常じゃないですねw
で、2019年の8月は以下の通りです。
モハヤ、盗りたい放題(笑)
因みにですが、上記の盗難状況を表にしてみました。
見えますかね?特筆すべきは右側の赤塗でして、区画27,28,29,30はコノ1年半で合計6回の盗難に合ってます。
つまり3か月に1回は盗難に合っている状況で、復旧しては盗難、復旧しては盗難を繰り返しているようですw
うーむ、笑ってはイケませんが、ココ1年半は全く売電できずに復旧と盗難を繰り返してきているという事実w まるでドリフのコントのような状況になってしまっているようですw
次に、参考までにケーブル盗難が発生した際の警察や東電とのやり取りのプロセスフローです。
サスガ、これほど盗難にあっているというコトで、かなり洗練されたプロセスになっている模様です(笑)
以下も参考です。
東電機器との接続部分も持っていかれるため、単に太陽光業者に復旧させればよい、というお話では無いようですね。
所轄の警察の対応です。
サスガにスイッチが入り始めてくれているようです。
何と、
隠しカメラも設置してくたようです。緑の養生テープがいい味出してますねぇ。保護色ですねw
で、今後の方向性ですが、、、
上記のような感じです。因みに下線部に書いてある通り、あまりにも盗難が多発する場合、保険に加入できないケースもあるようでして、保険に入っているから、、、っと余裕をブッコいてる場合でも無いようですw
ということで、この管理会社より、侵入警戒システムの見積の提案がありました。
主な内容は以下の通りです。
@区画全体に対して約10台ほどの監視カメラの設置
A区画全体をカバーする赤外線センサーの設置
B発報時点灯投光器・フラッシュサイレンライト設置図
C警戒表示看板の設置
※遠隔監視装置は別途
で、気になる見積額は、、、約560万、という感じでございました。
32区画で割り算すると、1区画で17.5万という感じですかね。
うーむ、こういう対策をしていないと保険加入が出来なくなってしまうのであれば、安い出費な気がしますが、32区画全員の合意が必要になっちゃいますので、コレはコレで難易度高そうですねぇ
今後の推移を見守って行きたいと思います。
ということで、皆さんの発電所もいつ被害に合うかわかりませんので、本件ご参考にお願いします〜
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※編集後記※
やはり太陽光発電所がその仕組みや設置が簡易すぎるが故、よく悪くもお手軽に何でもできちゃうので、盗難が多発しちゃいますよね〜。ヒグマの獣害じゃないですが、一度味を覚えた奴らは何度でも何時でも戻ってくるんだと思います。よくよく考えると日本全国津々浦々、奴らからにしてみればお宝が殆ど剥き出しのまま放置されている、という状況ですからね。コレは何て言うんでしょうか。羊の群れに狼が解き放たれた感じでしょうかね。本気で対策を考えないとイケない気がします。
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