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2011年12月12日

かぎろひの空

先週末、リュウヤが私の両親(以下、じぃじ・ばぁば)と、甥っ子(姉の長男、以下、セイタ)と、『かぎろひを観る会』に参加するため、2泊3日の奈良旅行に行って来ました。

190.JPG

すげーな・・・。

情緒、溢れまくってるぜ。

で、1日目、

16時30分 松山出発

18時30分 高松自動車道鳴門西パーキングエリア(セイタ合流)

19時30分 兵庫県淡路市 宿泊

予約するのが遅くて、素泊まりの宿しか取れなかったんだって。

でも、楽しそう(^^♪

191.JPG

で、2日目

7時 出発

8時30分〜10時 大阪柏原市 榎本家(父の実家)お墓参り

そのあと

龍田大社、法隆寺、東大寺、春日大社、桜井市、宇陀市

17時30分 鎮守荘 宿泊

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そんで、3日目、

早朝4時 かぎろひの丘万葉公園 『かぎろひ』を観る会

なんかね、短歌の表彰式とかもあるんだって。

199.JPG

東の 野に炎の 立つ見えて
かへり見すれば 月傾きぬ

柿本人麻呂

200.JPG

残念ながら、『かぎろひ』は、あんまりキレイにはみれなかったらしいけど、振り向いたら月があって、登る太陽と沈む月の景色は見れたって。

歌の意味を単純に解釈すると、

「東の野にかげろう(朝焼けの陽炎)が見える、ふりかえると(西には)月が沈もうとしている」
この歌は柿本人麻呂が後に天皇になるはずの軽皇子(かるのみこ)に同道して狩りに行った時の歌です。狩りと言っても天皇になるための儀式の一つで御狩神事でした。
このことから、今こうして狩をしている皇子を明日(将来の)の天皇ということで登る太陽になぞらえ、沈んでいく月を皇子の祖父にあたる天武天皇になぞらえています。
登る太陽と沈む月に天皇の盛衰を表しています。

※ヤフー知恵袋 ベストアンサーから抜粋

軽皇子(かるのみこ)も、かぎろひの丘に来たのは10歳だったんだって。

10歳くらいで、氷点下の山に登れるようにならないと、この先世の中渡っていけるようにはならない。

それは、今も昔も一緒ってことで、じぃじがこの旅行を企画してくれた。

登るって言っても、駐車場から100mとかだけど、真っ暗だし、山道だし、朝早いし、それなりに過酷。

しかもセイタは親と離れてする旅行は初めて。

「学校で何点取るかより、『朝5時にあそこに行くぞ』と決めたら、行ける男にならないといけない。教育とはそんなものだと思う。」

と、じぃじ。

月が沈んで5分くらいで、空が赤くなって、また暗くなって、それから、しばらくして本当の日の出がやってくる。

リュウヤとセイタ、かぎろひの空を観て、なにか感じたんかな?

たぶん、

『眠ぅぅ!!寒ぅぅぅ!!』

とか、

『うどん、おいしかったぁ。』(他にも焼き芋など、おもてなしがあったみたい)

とか?

「リュウヤ、旅行どうだった?」

って、聞いても、

「楽しかったぁぁ!!」

と、

「鹿のせんべい、まちがって、オレ、食べてしまったんよね〜!!」

って!!もはや『かぎろひ』カンケーねーし・・・・・shock

けど、やっぱ、こう言うのって、大人になってから、絶対記憶や気持ちに残ってるよね。

いろいろ『感じる』人になるはず。

じぃじが張り切って、慣れないワードで作ったスケジュールも、このために買ったタブレットも、無駄にはならないはず

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いつか、この空を思い出す時は、どんな時だろう?

大好きなじぃじと観た空の事、15歳 ( 軽皇子(かるのみこ)は、天皇になった歳。リュウヤはなんになってるやろなぁ。十五でなんか志しちゃってるかな?ちなみに、私は十五でバンド始めました。わ!しょぉもねー ) になった時に、また、リュウヤに聞いてみよう。

202.JPG

8時〜13時 橿原、飛鳥、西名阪

16時 高松自動車道西鳴門サービスエリア

19時 松山到着

って、最終日のスケジュールは、16時の段階で大阪sweat01

あのー、明日学校ですけどぉ〜。

「遊びすぎちゃったから、高松(姉の家)で寝て帰るね。」

と、ばぁば。

翌朝3時に帰宅し、7時に学校に行きました

おつかれ〜リュウヤ

「リュウヤ、じぃじの俳句よんでみて」

って、言ったら、

おじぃちゃん いっつも タバコ吸っている

おじぃちゃん 飲みすぎ 食べすぎ よくないよ

おじぃちゃん 俳句覚えて すごいなぁ

リュウヤ

だって(笑)

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3日間、リュウヤがいなくて寂しかったけど、ひぃちゃんもお留守番頑張りました♪

それから、じぃじ、ばぁば、ありがと。

うちらの子らは、ほんと幸せやな。って、思う。

あ、ちなみに、兄は高野山に行ったって。しかも、高野山から田辺まで歩こうとしたらしい。

竜神まで1300mのスカイライン。

でも、通りがかった人が、わざわざ引き返して来てくれて、『子供連れで危ないから』って声かけてくれて、泊めてくれたらしい・・・。

さすが、昭和!!!!

「わしも若かったから、えへへ」

って!!おい!過酷すぎるやろ・・・。

私ら双子は、伊勢神宮とかに連れてったくらいらしい。

よかったぁ、女子で!!

ひぃちゃんが10歳になった時も、よろしく(^^♪

そん時も、元気でいてください。

さすがに、68歳なので、運転はあきがします。

(え?みきじゃないって?みきが奈良まで運転できるわけないやん!!えへへ)

posted by みき at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラゴン
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