あめいろ

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昨日は、幼なじみの結婚式だった。

私たちは、同じ団地に住んでいて、同じ小学校と中学校に通ってた。

小学校の頃は、日が暮れるまで缶けりしたり、かくれんぼしたり、しかも、かなり本気でドロドロになってやってたっけ。

でも、『今日、何時に集合ね！』って、約束したことは、一度もなかったよな。

学校から帰ったら、とりあえず、誰かが遊んでたから、そのまま合流してたし、日曜日も、朝、外から誰かが遊んでる声が聞こえ始めたら、みんなバラバラ出てきてたよね。

やっぱ、男子が多かったからかな？

おかげさまで、女子との付き合い方が、わからないまま、小学校生活を終えたような気がする。

中学校になったら外で遊ぶことは減ったけど、よく私ん家で話してたっけ。

高校は、私ら双子以外はみんな違うとこに行って、目指す将来も、部活も、付き合う友達も、みんなバラバラだったけど、年に何回かはみんなで集まってた。特に何するわけでもないんだけどね。ほんと、お酒飲んで、話すだけ。


いつもは電話したり、一緒に遊んだりしないけど、何かあったら、いつも、絶対、『あ、みんなに言わなきゃ』って、思う。

なんかさ、絶対的な安心感があるんよね。

困った時や、辛い時は絶対話聞いてくれて、絶対味方になってくれるって。

結婚したり、子供生まれたり、幸せな時も、絶対喜んでくれるって。

で、間違った事言うと、めちゃくちゃ叱られる。


そんで、今も、それぞれの毎日を生きてる。


『大人になったら、なかなかみんなで集まるの難しいけど、また、集まってかなきゃね。』

って、昨日、みんなで、繰り返し言ってた。

よし、今年からまた『幼なじみ会』やってこう。また、みんなで集まろう。それぞれ増える家族も連れて。


あき、幹事よろしくー