2013年10月28日
プロ野球日本シリーズで相手をやっつける!
プロ野球日本シリーズが始まってますね。
巨人 対 楽天。
監督は巨人 原監督、中日 星野監督。
この両監督、各リーグで優勝して来ているし、
どうしても日本一になりたいと、当然思っているはずです。
その両監督、コメントがいいですね。
星野監督:「ジャイアンツは私の永遠のライバル。やっつける!」
原監督:「田中投手を打って、やっつける!」
いいですね、「やっつける」
なんか、人生をかけた真剣勝負の中に平和を感じます。
格闘技の方々の世界一をかけた戦いの前の
「宇宙までぶっ飛ばす」とか
「相手はゴキブリ」とか
期待をそがれるような表現はいらないと思ってます。
漫画じゃないんだから。
思えば小学生の頃、地域の小学校対抗のソフトボール大会があり、
4年生ながら6年生のチームに選ばれて試合に出ていましたが、
守備についている時と打順を待っている時に、
「『ヘイ、ヘイ、バッター、びびってるぞー!』と言え」
という指示が先生から出て、みんなで言っていました。
対戦相手も言うんですね、こういうの。
「びびってるぞー!」
「ちびってるぞー!」
私たちは何をやらされていたんでしょうね?
でも、日本中、こういうものみたいですね。
もしかしたら世界中?
プロ野球でも言ってるんでしょうか?
4年生で選ばれたもんだから、
その後6年生まで計3大会でこれをやらされてました。
とにかく相手をけなしまくる。
それができなければ先生に怒られる。
野球やソフトボールは好きだし、
やるのもそこそこ上手い方だったけど、
「もう、結構です」って感じでしたね。
その後、中学で軟式テニス部に入るんですが、
そこでも似たようなことを言うんですね。
私、やがて副部長になった時、
相手をけなすのを廃止しました。
「声を出すことはスポーツでは大事」というデータは
アメフトの研究結果とかの本を見て知っていた。
声を出している方が身体が動くし反応がいい。
でも、相手をけなすことに一生懸命になって、
試合に勝つことが二の次みたいになっていくのがバカらしくて。
先輩たちは、試合前日まで徹底的に対戦校の悪口を言う。
試合当日は泣きそうな顔をして下を向きながら必死に
「びびってんじゃねーぞっ・・・」と相手に言うんだけど、
結局簡単に負ける。
負けた理由は、
先輩達:「後輩の応援の声(相手をけなす声)が小さい」
顧問の先生:「後輩の後押し(相手をけなす声)が足りない」
本当にバカ集団だと思ってました。
そしてまた次の大会に向けて練習するんだけど、
校内では先輩の皆さん、威勢がいいんですね。
こういうの、本当にいらない。
先輩、顧問の先生から得たものは、たくさんの『?』。
先輩方が引退してから掛け声的なものに変え、
悪しき習慣をすべて廃止し、
過去最高の成績を収めました。
このやり方を、創部1年目のとなり中学が真似してましたね。
さらに別の中学は、
「こっちの学校に来て練習を見学させて」
といって練習試合を申し込んできたりして、
私たちはわずか1年で「地域の強豪」に変わりました。
相手をけなすことではなく、
相手をやっつけるために、何が必要か考えてたのが良かったんでしょう。
やるべきこととその優先順位って重要だと思います。
プロ野球でも報道されていないところで
相手をけなしているのかもしれないけど、
相手をやっつけるための練習や戦術をやっているから
試合が面白い。
今週は超一流の対決を楽しめそうです。
そして、どっちが相手をやっつけるんでしょう?
あと、この文章を読んでくださった皆さん、
いい大人の男が「やっつける」という言葉を多用すると、
特に真剣な場面で多用すると、「相手を負かす」って言っているのに
なぜか平和な気持ちになれます。
ぜひお試しください。
巨人 対 楽天。
監督は巨人 原監督、中日 星野監督。
この両監督、各リーグで優勝して来ているし、
どうしても日本一になりたいと、当然思っているはずです。
その両監督、コメントがいいですね。
星野監督:「ジャイアンツは私の永遠のライバル。やっつける!」
原監督:「田中投手を打って、やっつける!」
いいですね、「やっつける」
なんか、人生をかけた真剣勝負の中に平和を感じます。
格闘技の方々の世界一をかけた戦いの前の
「宇宙までぶっ飛ばす」とか
「相手はゴキブリ」とか
期待をそがれるような表現はいらないと思ってます。
漫画じゃないんだから。
思えば小学生の頃、地域の小学校対抗のソフトボール大会があり、
4年生ながら6年生のチームに選ばれて試合に出ていましたが、
守備についている時と打順を待っている時に、
「『ヘイ、ヘイ、バッター、びびってるぞー!』と言え」
という指示が先生から出て、みんなで言っていました。
対戦相手も言うんですね、こういうの。
「びびってるぞー!」
「ちびってるぞー!」
私たちは何をやらされていたんでしょうね?
でも、日本中、こういうものみたいですね。
もしかしたら世界中?
プロ野球でも言ってるんでしょうか?
4年生で選ばれたもんだから、
その後6年生まで計3大会でこれをやらされてました。
とにかく相手をけなしまくる。
それができなければ先生に怒られる。
野球やソフトボールは好きだし、
やるのもそこそこ上手い方だったけど、
「もう、結構です」って感じでしたね。
その後、中学で軟式テニス部に入るんですが、
そこでも似たようなことを言うんですね。
私、やがて副部長になった時、
相手をけなすのを廃止しました。
「声を出すことはスポーツでは大事」というデータは
アメフトの研究結果とかの本を見て知っていた。
声を出している方が身体が動くし反応がいい。
でも、相手をけなすことに一生懸命になって、
試合に勝つことが二の次みたいになっていくのがバカらしくて。
先輩たちは、試合前日まで徹底的に対戦校の悪口を言う。
試合当日は泣きそうな顔をして下を向きながら必死に
「びびってんじゃねーぞっ・・・」と相手に言うんだけど、
結局簡単に負ける。
負けた理由は、
先輩達:「後輩の応援の声(相手をけなす声)が小さい」
顧問の先生:「後輩の後押し(相手をけなす声)が足りない」
本当にバカ集団だと思ってました。
そしてまた次の大会に向けて練習するんだけど、
校内では先輩の皆さん、威勢がいいんですね。
こういうの、本当にいらない。
先輩、顧問の先生から得たものは、たくさんの『?』。
先輩方が引退してから掛け声的なものに変え、
悪しき習慣をすべて廃止し、
過去最高の成績を収めました。
このやり方を、創部1年目のとなり中学が真似してましたね。
さらに別の中学は、
「こっちの学校に来て練習を見学させて」
といって練習試合を申し込んできたりして、
私たちはわずか1年で「地域の強豪」に変わりました。
相手をけなすことではなく、
相手をやっつけるために、何が必要か考えてたのが良かったんでしょう。
やるべきこととその優先順位って重要だと思います。
プロ野球でも報道されていないところで
相手をけなしているのかもしれないけど、
相手をやっつけるための練習や戦術をやっているから
試合が面白い。
今週は超一流の対決を楽しめそうです。
そして、どっちが相手をやっつけるんでしょう?
あと、この文章を読んでくださった皆さん、
いい大人の男が「やっつける」という言葉を多用すると、
特に真剣な場面で多用すると、「相手を負かす」って言っているのに
なぜか平和な気持ちになれます。
ぜひお試しください。
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