みんな、どうだろう？？

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ゴールデンウィークですね。
アウトドアが楽しい季節です。
先日、専門家だという人が
こんなことを言っていました。



「キャンプ場や川原などでバーべキューをするのは楽しいですね。」

その通り。最高です。



「私は上級者なので、ビールやジュースなどは飲まずワインです。」

・・・そういうもんか？



「大自然の中で夕日を眺めながら飲むワインは最高ですよ。」

車で行くんじゃないの？
代わりのドライバーがいるんでしょうね・・・



「ワイングラスの向こうに見える夕日。綺麗ですよぉ〜。」

ここからワインのうんちく。
この人、うさんくさい。



「ワインの色を楽しんでください。」

「お気に入りのワイングラスをよく磨いて。」

「ワインの香りも重要。」

「椅子とテーブルにはこだわって。」

「僕なんか、2本は空けちゃいます。」

「温度管理は当たり前。ワインクーラーを忘れずに。」

「人生には大人の時間を楽しむ余裕が大切ですね。」




ラジオパーソナリティが「気をつけることはないか」と。



「よくコルク抜きを忘れる人がいるんですよね。」

お？やっとお役立ち情報か？



「カナヅチとドライバーを使って
コルクを瓶の中に押し込んじゃってください。
誰でも持っている道具だし、
100円ショップでも売ってますから。」

・・・・・・



グラス、クーラー、椅子、テーブル、
色々こだわって気をつけることはそれ？
100円ショップに行くならそこでコルク抜きを買うでしょう？



「コルク抜きを忘れずに」　あるいは
「家でコルクを抜いて、栓をして持っていきましょう」で良くないですか？

キャンプの専門家が言う
「大人の時間を楽しむ余裕」って、めんどくさい。

20年ほど前の話です。

ある総合病院でアルバイトをしていた時、
茨城県出身の○○館大学の学生と知り合いました。

そこのアルバイトには
○○館大学の学生が5〜6人いたのですが、
茨城出身のその人は
○○館大学の学生で唯一の親しい友人。


その人が言っていました。


茨城君：「タッキー君、パセリ食べる？」

タッキー：「うん。」

茨城君：「これからは食べない方がいいよ。」

タッキー：「身体にいいでしょう？食べた方がいいよ。」

茨城君：「俺の友達がさぁ、パセリ農家で毎年バイトしててさぁ。」


これは20年ほど前の話です。
今はこんなことないと信じてますが・・・


タッキー：「パセリを収穫？パッキング？小売？」

茨城君：「・・・着色・・・」

タッキー：「？？？？」

茨城君：「収穫したパセリをさぁ、緑色の液体に漬けるんだよ。」

タッキー：「・・・」

茨城君：「素手でやるんだけどさぁ、指先がぼろぼろになるんだよ。」

タッキー：「・・・」

茨城君：「どう考えても身体にいいとは思えないんだよねぇ。」

タッキー：「・・・食用の・・・大丈夫なヤツ使ってるんでしょう？」

茨城君：「緑色の液体の説明は無いらしいよ。」



まあ、昔の話です。

その後、気をつけて見る様にしていたけど、
着色しているかどうかは分からなかった。

もともと私は山椒とかシソとか、
スパイスというかハーブ類というか、
ああいうものが好きで、
今もよく食べるんですが、
パセリの旬のこの時期（ですよね？一年中あるけど。）
になると毎年思い出します。

みなさん読まれたでしょうか、
TOEIC高得点社員の英語力ギャップの記事。

TOEICは高得点だけど英語がしゃべれない、とかいう内容。


昔から言われてますよね。
昔はTOEICではなく英検だったけど。


「英検1級でも英語がしゃべれない人、多いらしいよ。」


こういう話題、なくなりませんね。
私の知る限り、30年以上続いている。


考えなくても分かりますよね。

大学で成績優秀だった新人が、
社会人としてのマナーを知らず
まともなコミュニケーションが取れない、
なんていうことは多くの人が見てきている。

これが外国語になっても同じこと。
『テストの点が良かったからビジネスも大丈夫』
って考える上司がちょっとレベル低すぎです。


記事の中には、
「TOEICの攻略本の中に、
英語が全く話せなくても満点を取る方法がある、
と断言しているものもある」と。


こういう記事を読むと、
「最近の若いやつはすぐに楽をしようと考える！」
と若者批判をする人が激増しますが、
私の考えはちょっと違う。

TOEICが入社や人事に利用されるなら、
TOEIC関連について、もう少しリサーチするべき。

だいたいTOEIC攻略本はどこの本屋にもあるでしょう？
『攻略』って言っちゃってる時点で
おかしいと思わないですかね。


人事担当者はTOEIC高得点でありながら
ビジネスで使える英語力が備わっていないことに頭を抱えている、
というようなことが書かれていますが、
私の考えはむしろ逆。


ビジネスで使える英語力がありそうか、
英語で面接すればいいだけの話。

英語で面接しようとしない会社が、
社員に対して仕事で使える英語力を要求する、
ということに頭を抱えたくなりませんか。