癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

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ウイルス療法とは、がん細胞だけで増えるように改変した
ウイルスを腫瘍細胞に感染させ、ウイルスそのものががん細胞を殺しながら
増殖して行くという新しい発想に基づいた治療方法です。

現在、2018年度を目標に実用化に向けて治験を行っているとのこと。

この治療方法（ウイルス療法）が実用化されれば
がん治療において、ウイルス療法が標準治療となるとの声も上がっている。

また、このウイルス療法は化学療法や放射線療法との併用も可能で、
これによって、がん治療の方法が飛躍的に増えることになります。
がん治療の選択枠が増えるということは患者にとってとても重要なことです。

将来的にはがんの種類や、進行度合いによって、使用するウイルスを
選ぶということが可能になるかもしれません。
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夢のような治療方法、ウイルス療法についてどのようなリスクが
伴うのか・・・それは何もわかっていません。

脳腫瘍の臨床試験を行った脳外科医のT医師曰く、ウイルス療法の安全性は
確かだと感じているようです。
ウイルス療法も2018年度の実用に向けて治験中ですので、
あくまでも現段階での感想。

抗がん剤は様々なリスクを伴いますが、
日々新たな抗がん剤の実用に向けて治験が進んでいます。
放射線治療もまたリスクを伴いますが、
最近ではガンマナイフという革命的なものも出てきました。

ウイルス療法という響きもあまりいいものではありません。
むしろマイナスのイメージが強いのが私の率直なイメージです。
人体にどのような影響が出るのか、どのような反応を示すのか・・・
それとも全く影響がない画期的なものなのか・・・
一番不安でもある反面、とても興味のある所です。

臨床試験のデータが確実なものになるには多くの時間を要します。
2018年度まで待てない患者さんがどれほどいるのか・・・。
それぞれが時間との闘いで、それぞれが命を削って生きている。
このような時代に生まれたことを嬉しく思います。
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