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10年後を考える2冊

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
昨日のJ1昇格プレーオフ決勝は大分が勝利しましたね!大分のみなさんおめでとうございます。熱い試合に思わず引きこまれました。

では続けます。

5/30(水)です。次の診察は6/6(水)となり、飛行機どうしよっかな〜と苦悶。

まず6/3(日)の最終便をANA旅割で押さえていたので、これはそのまま使うことに決定。今度は月、火と2日間も東京で空き日が出来てしまいますが、今から予約を取り直すにも航空運賃が高くて断念。ハイシーズンなんて嫌いだ。とりあえず行きの飛行機は確定。

帰りの飛行機も問題でした。割引運賃でも25,000円くらいでちょっと手が出ません。AIRDOもスカイマークもダメ。成田空港発着もダメ。しばし苦悶。

ウンウン唸っていると、ひとつ、閃きました。

・・・そうだ、株主優待券を使えばいいんだ!


当時JALは上場廃止(先日最上場して話題をかっさらいましたよね。)していましたので、JALの株主優待割引はありません。ANAしかない。
株主優待割引は、運賃が普通運賃の50%OFF。つまり羽田−札幌は16,000円くらいになります。これに金券ショップで売られている株主優待券(当時1枚7,000円くらいでした。)の費用をプラスしても23,000円ぐらいに収まり、最安となることが分かりました。しかも予約変更も出来るしサイコーの選択肢です。よく思いついたぞ俺。

とりあえず株主優待割引で予約だけ入れておいて、月か火曜日に東京で金券ショップを回って安い株主優待券を探せばいいや、と決定。それでも普段よりは高めになりますが、背に腹は代えられないですし、しょうがいないです。

飛行機の悩みが決着したところで、また本を読み始めます。今日もその頃読んでいた本から2冊ご紹介します。だんだんと、未来を考える本にシフトし始めた自分の読書傾向が分かると思います。

●渡邉正裕著『10年後に食える仕事、食えない仕事 』東洋経済新報社

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これもセンセーショナルなタイトルですよね〜、食えない仕事って何だ?俺の仕事は10年後食えてるのか?と気になり即購入決定。渡邉正裕さんはフリーのジャーナリストの方のようですが、ここまで幅広く色んな業種に精通しているんだなぁーと関心。IT業界の事にもきちんと触れられており、その業界人の一人としてきちんと的を得た指摘には感心しました。世間にはいろんな職業がありますが、渡邉正裕氏曰く、「重力の世界」「無国籍ジャングル」「ジャパンプレミアム」「グローカル」の4つに大別されるそうです。10年先を想像する事ってなかなか難しいですが、こういう本を読むと自分の仕事の行く末を考えざるを得なくなるので、とても参考になると思います。気になる方は是非。

●神田昌典著『2022―これから10年、活躍できる人の条件』PHPビジネス新書

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神田昌典さんは経営コンサルタントで、「マインドマップ」や「フォトリーディング」でお馴染みの方もいらっしゃるのではと思います。その方が書かれた今後10年の話。「東アジア諸国が世界の成長エンジンとなる。」「会社という組織はあと10年かそこらでなくなる。」「歴史サイクルが大きくシフトする時期に来ている」などの面白い予測が沢山。ちょっと飛ばしすぎなものもありますが、あながち的を外してないと言える大胆予測が面白いです。

この2冊は旬を逃したら面白くない本です。出来れば今年中に読むべき本だと思うのでオススメしておきますね。

IT業界の本も読み始める

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
今日は午後からJ1昇格プレーオフ決勝があるので早めにブログ更新しています。大分も千葉も私には無関係ですが、いちサッカーファンとしては「勝てば天国、負ければ地獄」の一戦はとても興味を持っています。熱いバトルが見られそうで楽しみです。

では続けますね。

ビジネス書を読み倒していくうちになんとなくうつ病になった原因らしきものに気づき始めた私。これまでは一般的なビジネス書を読んでましたが、だんだんと内容が生業のIT業界に近いものを読み始めるようになります。5/28(月)に読んでいた本はこれ。ITエンジニアに関する2冊です。

●横塚裕志著『SEよ大志を抱こう』日経コンピュータ

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横塚裕志氏は東京海上日動システムズ株式会社の代表取締役社長。日経コンピュータなどにコラムの連載をされているようで時々お見かけする。その方が書かれたITエンジニアに対して「もっと元気出して行こうよ!」というメッセージが垣間見ることが出来るこの本。とてもグッドです。
業界外の人から見ると、キツくて辛い仕事と見られがちなシステムエンジニアの仕事を、とても正確にポジティブに語ってくれており、実は人間性溢れる仕事なんだという事を明確にしています。「成果主義が誤った競争を生む」や「お客様第一主義は戦略じゃない」など耳の痛いメッセージもあり参考になります。

●中島聡著『エンジニアとしての生き方』インプレスジャパン

エンジニアとしての生き方  IT技術者たちよ、世界へ出よう! (インプレス選書)

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中島聡氏はMicrosoftでWindows95/98などを開発されていた生粋のエンジニア。この本ではそれらの経験を踏まえて、SIerの現状、本質をピタリと言い当てられてドキっとしました。「エンジニアは生涯新しいものを勉強し続けること」などと指摘されている事はまさしくその通りで感心する事ばかりです。私も勉強し続ける気持ちを忘れないようにしないと思いました。これからIT業界に入ろうとする学生や若手エンジニア向けに書かれていますが、私のような中堅SEでもこれまでの振り返りと今の立ち位置を確認できる良書だと思います。

・・・
そして5/29(火)はいつもの通りに心療内科に診察に行きました。睡眠導入剤であるレンドルミンが増えてからの初の診察でしたが、寝付きが多少良くなったかなぁという程度であまり変化を感じてなかった私は、それをそのまま正直に主治医に伝えました。「まぁこのまま様子を見ましょう。」というアッサリしたお答え。「次は6/6(水)に来て」と言われ、診察が終わりました。

いつものように薬を受け取り、そのまま羽田空港に向かってAIRDOに乗り札幌に帰りました。

次の土曜日である、6/2(土)は、子供たちの運動会でした。
子供たちの運動会には親の勤めとして絶対見に行かねばなりません。そして、自分の両親(子供たちから見れば祖父・祖母)も孫の晴れ舞台を見に来ます。病気になって休職している事をまったく知らせていない状態で、久しぶりに対面する恐怖がこみ上げて来ます。

そして6月に入り、夏に向けて全般的に航空運賃が高くなります。6月上旬はYOSAKOIソーラン祭りの真っ只中でどの航空会社も運賃を強気に設定しています。どの飛行機に乗るのが安いか、体力が持つのか、ひたすら頭を悩ませていました。

病気になった原因って・・・?

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
今日は仕事で頭使いすぎてちょっと疲れ気味です。何も考えないで出てくる文章だけしたためてブログ更新しておきます。

では続けますね。

5/25(金)は頭をイライラさせながらようやく飛行機のチケットを決済し、翌5/26(土)は長男を連れて札幌厚別競技場へ行きコンサドーレ札幌 vs サンフレッチェ広島の試合を観戦。1-3で負けてガックリ。これで4連敗・・・1勝1分11敗ってどういう事ですか?うつが治りませんよ?ってな気分です。
そして翌5/27(日)は家族で買い物に出かけ、Jリーグの実戦であまりにも勝てないので長男が憤慨したのかせめてゲームの世界でも、と思ったのかも知れませんがPS3版「ウィニングイレブン2012」をねだられ、まぁしょうがないかと思っていたら、次男にはついでと称してWii版「星のカービィ」をねだられる始末。合わせて1万円ちょっとの大出費。(>_<)イタイー

お父さんは飛行機の数千円を削って頑張ってるんだよぉ〜、と心の中で呟いても何にもなりません。

帰宅してさっそく長男はウィニングイレブンをプレイ。もちろんコンサドーレ札幌を選び、コンピュータを最弱設定にして15-0というとてもサッカーとは思えない大差を付けて勝ちご満悦。彼にとってもいいストレス解消になっているようです。(笑)
次男は長男が飽きた頃を見計らって星のカービィをプレイ。こんな小学校低学年の次男でも説明書も見ずにプレイ出来るゲームを作る任天堂さんってやっぱりすごい、と違うところに感心。

そしていつものように最終便で本をどっさり持って東京へ移動。
5/28(月)は空き日で一日読書をして過ごしました。

これまで色々なビジネス書を紹介しておきましたが、ブログで紹介しているのは「アタリ」だなと思えたものだけ厳選しているので、ハズレも含めると既に50冊くらいは読破しているかと思います。その中で、色々気が付いた事がありました。

・日記はおろか、メモを取る習慣すらなかったこと。
・自分は早起きが苦手で、午前中の時間を(割りと)無駄にしていたこと。
・日々の計画を立てずに場当たり的に仕事に当たっていたこと。
・これまでは自分の馬力任せに仕事をこなしていたこと。
・仕事をやればやるだけ、やった気になっているが、どう終わらせるか、終わらせ方をあまり考えていなかったこと。


など、ビジネス書を読んでいるうちに、自分がこれまで疑問に思わなかった事にひとつひとつ、クエスチョンが付いて行きました。

・・・もしかして・・・病気になった原因って・・・?

ちょっとずつ、うつになった原因が、おぼろげに見えてきました。

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悩む頭と募るイライラ

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
札幌はすっかり雪のようで。東京はそろそろコートかな?という時期ですが、気持ち的に12月にならないとコートは着られないかなと我慢中な私です。

では続けますね。

5/24(木)になりました。初めての睡眠導入剤「レンドルミン」を飲んで、普通に目覚めました。相変わらず眠い。

う〜〜ん若干寝付きは良くなったような気はするけどあんまり変わらないかなぁ。まぁでも体調悪い訳ではないし、とりあえず良かった。

・・・と睡眠薬にはネガティブイメージを持ってましたが、身体は取り立てて悪いことにはなってないと一安心。

そして次の診察予定の5/29(火)に合わせて飛行機をどうするかで朝から悩みます。
とりあえず行きの飛行機は5/27(日)のANAの最終便を旅割で押さえていたので、5/28(月)は東京で一人ぼっちの空き日となってしまいますがそれで確定。問題は帰りです。羽田空港からANA/JALだと高いし、成田からスカイマークで帰れば10,000円ポッキリですが、移動時間が掛かり過ぎる・・・羽田からの方が楽だけどちょっと高いし・・・でもスカイマークかAIRDOなら15,000円くらい。金額的にも何とか射程圏内だな・・・ANAのマイルはこの前使っちゃったから口座残高はすっからかん。う〜〜んどうしよう?と悩みまくります。

こういうように考えがまとまらなく、決断がなかなかできないのが、病気の証拠かもしれません。一日中悩みまくり、頭の中で決められない自分にイライラが募ります。

そんな風に飛行機をどうするかアレコレ悩んでいる中、妻に「今度はいつ行くの?」と聞かれ、ついイラッとしてしまい、「うるさいな!」と強い口調で怒鳴ってしまいました。(後で超・反省したのは言うまでもありません。)感情を抑えきれないのは自分でも珍しいことです。こういう様に感情が抑えられないのも病気の証拠ですね。

妻はもともと私の病状など何も言わずに、聞かずにそっとしておいてくれていたのですが、これ以来、妻は私の事を一切とやかく言わなくなりました。いつ東京に行っていつ戻ってくるのか、私の雰囲気を察して段取りしてくれるようになりました。(相当気を使っていたのだと思います。)

飛行機は結局丸一日悩み、翌日ようやく5/29(火)夕方のAIRDO便に決定。意を決してインターネットサイトから決済ボタンをポチッと押しました。15,000円也。これで一仕事を終えたように脱力。ただ飛行機のチケットを取っただけなんですけどね。

こんな時に私が読んでいた本は、自分の心の鏡とは反対のものでした。
今日も2冊ご紹介しておきます。

●吉越浩一郎著「どんどん決めて、どんどん動け!」実業之日本社

どんどん決めて、どんどん動け! - 吉越流「即断即決、即実行」のすすめ

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以前ご紹介した「残業ゼロの仕事力」などを初め数々の著書をお持ちの吉越浩一郎さんの著書です。この本では、吉越さんがトリンプ時代に実行していたモーニングミーティングで2分で1件の事案をどんどん決めていくという「即断即決、即実行」という仕事に対する姿勢を説いています。乗る飛行機すらなかなか決められない今の自分とは正反対。こうありたいなと素直に頭が下がります。優柔不断でなかなか決められないという方、これを読んでみるとパパっと物事が決められるようになるかも。

●和田裕美著『「やる気」が出るコツ、続くコツ』ダイヤモンド社

「やる気」が出るコツ、続くコツ―わかっているけど動けないあなたへ

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「陽転思考」でお馴染み和田裕美さんの著書。なんとまぁポジティブシンキングな方なんでしょう。この本からも和田さんの元気いっぱいさが伝わってきます。一部引用すると、

人が一歩進むことができる要因は、未来へのわくわくが生まれるからだと思います。だから、結果を気にせず、完璧でいようとせず、自己概念を変えたら、自信を持って前に進めるし、なにより自分の可能性をじわじわと感じてわくわくできると思うのです。
動けるか動けないかを考えるのでなく、動くか動かないか自分で決めるだけです。

・・・仰るとおり。動けない自分が情けない。そんな事を気付かせてくれる本です。

薬が増えた!

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
最近まーったくコメント頂けてないので寂しい限りです。誰にも読んでもらえないのかと思うと心が折れそうなんですが、もうちょっと頑張ってみます。

では続けますね。

5/23(水)になりました。東京の自宅で一人8:00頃に目を覚まし、相変わらず起き抜けの眠さに朦朧としながらも体を起こし、とりあえず椅子に座って小一時間居眠り。
ようやく9:00頃頭がハッキリしてきて、PCを操作してニュースなどをチェック。朝食は食べません。朝食を食べると具合が悪くなる事が多かった私は、病院に行く日は万全を期して朝食を取らないようにしていました。(不思議と休日は朝食を取っても具合悪くならないんですけどね。)病院はいつも決まって11:00頃の予約でした。ボーっとニュースなどを見てるとあっという間に時間が来てしまいます。軽くシャワーを浴びて身支度していつものように病院に向かいました。

この頃、毎日外出しつつも空いた時間はもっぱら本を読んで過ごしていました。ただそれだけなのに気分的には毎日浮いたり沈んだりと微妙な変化がある毎日でした。何がどうとは言い難いのですが、ほんの僅かな事で心の浮き沈みがあるのです。

先生はいつもの通り診察を初めます。「最近調子どう?」「何時から何時まで寝てる?」「毎日歩いている?」と言った当たり障りのない質問が続きます。そして、
「朝眠い?」
これもいつもの質問パターンです。私は素直に、
「眠いです・・・すごく。」
と答えると、先生はちょっと呆れたような雰囲気を醸しだしてきました。
「そっか、まだ眠いか・・・。」
先生は突然意を決したようにパソコン(たぶん電子カルテ)に向かい、ダダダッとキーを叩きました。

「眠りが浅いのかもしれないから・・・今日からちょっとお薬増やしておくね。これでちょっと様子を見て。次は・・・5/29(火)にしておこうか。また来週来て。」

はぁ、と曖昧な返事をして、病院を後にしました。

渡された処方箋には「ブロチゾラム」と見慣れない薬の名前が書かれていました。

・・・なんだろうこれ・・・?

調剤薬局で薬を受け取り、薬の説明書きには「寝つきをよくするお薬です。」とのアッサリした説明の紙が一枚きり。私は帰宅すると早速その薬の名前をインターネットで調べました。

「レンドルミン0.25mg錠」


・・・睡眠導入剤でした。

うわぁ〜これが睡眠薬ってやつか・・・。

私は睡眠薬と聞くと、自殺にも使われるネガティブな薬というイメージがあって、正直抵抗がありました。しかし、ついにそれを処方されてしまった事に軽いショックを受けました。

・・・でも、飲むしかないな・・・ま、死にはしないだろ。

私に出来ることはとりあえず夕方の飛行機で札幌に戻る事です。昼食を取った後、特典航空券で予約していたので、早めの便にチェックインしさっさと札幌に戻りました。

夜遅くに札幌の自宅に帰り着き、23:00頃に意を決して飲んでみました。
そして普段通り24:00頃眠りにつきました。

こうして闘病4ヶ月目に入った際、リフレックス3錠(就寝前)、トレドミン1錠(夕食後)に加え、レンドルミン1錠(就寝前)が増えたのです。
こんなに長い間(丸3ヶ月)薬を飲み続けるというのは人生初めての経験で、いつまで続くんだろうと不安になっていきます。

次は5/29(火)か。また飛行機どれ乗るか考えなくちゃ。出来るだけ安い手段にしておかないと・・・と小さい悩みですが、なかなか決断できない自分がそこにいたのです。

飛行機は断然窓側派

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
札幌は横殴りの雨まじりな初雪が降りました。外を歩くには厳しい一日でした。

では続けますね。

5/22(火)になりました。この日は最終便を避け、午後早めの便で東京に行く事にしました。

ところで皆さんは飛行機の座席は窓側派ですか?通路側派ですか?
まさか3人掛けの真ん中の席を好んで座る人はいないと思いますが、私は断然窓側派です。出来れば窓の外の風景を楽しみたいというのもありますが、片側が壁になっているので、多少個室感覚がありますし、寝るときも窓側に頭を傾けて眠れるので窓際を好んで座ってます。しかし、普段飛行機に乗るのは殆ど夜なので、夜間飛行の外は真っ暗で何も見えずに楽しみ半減です。ですのでたまに日中に飛行機に乗ると窓の外の風景を楽しみにしています。とは言っても雲が厚いと離陸直後と着陸直前ぐらいしか楽しめませんけどね。たまに晴れの日だと、下の地形を見ながら、あれは仙台辺りかな、福島はあの辺かな、女川町は・・・と震災の爪痕が気になってしまいます。この日は久しぶりに日中の飛行機に乗れたので機内で読書する合間にチラチラ外を眺めて気分良くフライト出来ました。

今日もそのフライト中に読んでいた本を2冊ご紹介しておきます。

●美崎栄一郎著『成果を生む人が実行している朝9時前のルール 』大和書房

成果を生む人が実行している朝9時前のルール

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美崎栄一郎さんは普通のサラリーマンでまだお若いんですよね。しかし社外にも積極的に人脈を作り「築地朝食会」と称して早朝の築地でお寿司をつまみながら情報交換しながら日々活動してらっしゃる精力的な方です。早朝4時起きだ2時起きだと「早朝っていうかド深夜でしょ」という早起き本が多い中、美崎栄一郎さんは「そんなに早起きし過ぎても意味が無い」というスタンスで、出社の9時前の時間をどう有効に過ごすかという点に触れられ、自分自身のブランドを確立するというセルフ・ブランディングの大切さを説いています。この本の後半にでてくるユニークな(会社の名刺とは別の)プライペート名刺の実例がとても面白く参考になります。そうか、俺のブランドって何だろう?と考えるキッカケをくれたのはこの本かも知れません。

●亀田潤一郎 「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」サンマーク出版

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

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これはもうタイトル勝ちな本でしょう。「財布の値段×200」で持ち主の年収が計算できるという視点にはビックリ。自分は財布の一応長財布を愛用しているものの値段×2000ぐらいだなぁと反省。そして、

財布からお金を取り出す前に、一瞬立ち止まって「これは消費か、投資か、浪費か」という問いを自分自身に投げかけてみる。

という指摘にはドキッとしました。なんか俺って浪費が多いのかも。最近は電子マネーやクレジットカード払いで殆ど済ませているものの、財布には拘った方がいいのかなぁという気にさせられました。

そんな訳で本を読んでいるうちにあっという間に羽田に到着。東京の自宅に着いて明日は闘病4ヶ月目の初の診察でした。ちょっとした変化が訪れます。

原発問題が気になる2

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
札幌は今日冷たい雨で、明日は雪が降るかもという予報です。いよいよ冬がきそうな気配ですね。

では続けますね。
5/21(月)になりました。まだ本を読んでいます。1日2冊ペースで読み続けています。
昨日から引き続き原発関係の本を2冊ご紹介しておきます。(今日で原発問題はいったん終わりにしますね。)

●小出裕章著「原発のウソ」扶桑社

原発のウソ (扶桑社新書)

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小出裕章氏は京都大学原子炉実験所助教。ゆえに原発の専門家です。その方が書かれた「原発のウソ」というタイトルが興味を惹きますよね。本書ではちょっと暴露本的な毒々しさもあるもものの7割ぐらいは本当かもしれないなと思わされます。分かったことは原発そのものも電力が必要で、原発に電力を供給する火力発電が必ず配備されていること、つまり原発をすべて止めても電力供給は賄う事が出来るという事実と、原子力発電は「海温め装置」であるということ。いずれも今までまったく知らなかった事で自分の無知を反省させられました。

●NHK「東海村臨界事故」取材班著「朽ちていった命」新潮社

朽ちていった命―被曝治療83日間の記録 (新潮文庫)

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1999年に起こった東海村JCO臨界事故で被曝した作業員の83日間に及ぶ凄まじい闘病記録を追ったものです。1999年当時の自分はこの事故にあまり関心が無かったのですが、福島第一原発事故をキッカケに本書を知り、手に取りました。前例のない被曝治療に苦悩する医師、看護師からの視点も描かれており、放射線によってDNAがバラバラに粉砕された顕微鏡写真や、日増しに火傷のような傷跡で酷くなる腕の写真など、放射線大量被曝の恐ろしさを伝えるには本書でお腹いっぱいになるぐらい充分なインパクトがあります。

是非、読んでみて下さい。

原発問題が気になる

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
「治すにはお金に不自由しない環境と休息だけ」という辛辣なコメントを頂きましたが、まぁ私の思うところをこのまま書いていこうと思います。私の治し方はひとつの解であって万人に当てはまるものではないのは百も承知ですが、ごく僅かなマイノリティの誰かの参考になればいいなと思っています。私の考えが違うな、と思われる方は無理に読まれなくて結構ですから。(もともと強制するものではありませんしね。)

では続けますね。

5/20(日)になりました。
ちょうどその頃、世間では夏に向けて原発再稼働するべきか否かが連日報道されていました。私はそう言えば原発の事ってよく分かってないよな、そもそも核分裂の仕組みは概念は理解しているものの、イマイチよく分からないよなと感じ、また本を購入してきました。(こんな感じで時折ビジネス書から離れてみるのも一興かと思います。)今日はビジネス書でなくその頃読んでいた原発関係の本から2冊ご紹介します。

●齋藤勝裕著「知っておきたい放射能の基礎知識」ソフトバンククリエイティブ

知っておきたい放射能の基礎知識 原子炉の種類や構造、α・β・γ線の違い、ヨウ素・セシウム・ストロンチウムまで (サイエンス・アイ新書)

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タイトルに偽りなしです!原子力に関する基礎知識を吸収する本としてはこれが一番良いと思います。そもそも放射能とは何かから始まり、核分裂の仕組み、原子炉の原理、原発の種類や、一時期新聞を賑わせたウラン燃料とMOX燃料の違いなども分かりやすく書かれています。そして実際に起きた放射能汚染事故を解説し、もちろん昨年の福島第一原発事故まで触れています。

この本を読んで、ウランを燃やして生成されるのが毒性の高いプルトニウムであり、「使用済み核燃料」というマスコミ用語が、実体はプルトニウムである事を理解しました。今、原発を止めるかどうかなんて小さい問題で、既に作り出してしまった「使用済み核燃料」つまりプルトニウムをどうするかを真剣に考えないとならないという事に気付きました。

●武田徹著『私たちはこうして「原発大国」を選んだ』中央公論新社

私たちはこうして「原発大国」を選んだ - 増補版「核」論 (中公新書ラクレ)

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武田徹さんは凄まじいジャーナリストで、原子力、原発に関する膨大な文書を残しておられます。帯タイトルが「賛成派も反対派も歴史を見よ!」という強烈なインパクトで、武田徹さんの叫びが聞こえてきそうなこの一冊のメッセージは凄まじく、「私はハンタイ派にもスイシン派にも共感できない」という強烈な一言から始まります。歴史を紐解く原子力は兵器利用から始まり、その後平和利用を目的にゴジラや鉄腕アトムと言ったキャラクターが原子力の象徴として登場し、1970年代頃より人類の進歩の象徴として原子力は捉えられ、受け入れられてきたという事実をこの本で示しています。これは原発反対を唱える方々も絶対に読むべき一冊だと思います。

私ですか?私は原発は反対派です。しかし今、原発を止めるのは反対です。既に作り出してしまったプルトニウムを焼却(いわゆるプルサーマル方式)するまでやり遂げないといけないのではと思います。未来に負の遺産を残し続ける原発停止の判断は「問題先送り体質」の典型的な姿だと考えています。

こういう社会問題をじっくり勉強できるのも、仕事を休んでいるからならではだよな。
これって結構有益な事だよな、と気づき始めました。

ま、こんな感じで、読書し続ける日々はまだまだ続きます。

読書とEvernote

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
今日から闘病4ヶ月目の執筆に入ります。未だ6ヶ月遅れで続いているこのブログ、そろそろ巻き気味に進めたいと思っていますがどうなることやら。

では続けますね。

5/16(木)になりました。闘病4ヶ月目に突入です。診断書の残り期限まであと1ヶ月。
症状が良くなっている雰囲気はあまり感じていませんが、それでも悪くはなってないし、そう言えば咳は出なくなったなぁとボンヤリ考えていました。ま、あと1ヶ月あるし、ゆっくり治そうという気持ちでした。

そして5/19(土)コンサドーレ札幌 vs 鹿島アントラーズの一戦は0ー7という記録的大敗を喫しました。この時点で1勝10敗1分というぶっちぎりの弱さで最下位に低迷、J2降格が目の前をちらついて来ました。コンサドーレ札幌が勝たないと病気が治らないよぉと弱気になる日々。

毎日やることは午前中は妻の買い物に付き合い、午後からは読書。予め読みたい本をある程度ストックしておき、読む本が減ってくると補充して、とにかく片っ端から読んでいました。調子のいい時は1日3冊ペースぐらいで読めてしまいます。

ところで読書のスタイルは、人それぞれだと思いますが、皆さんはどんなタイプでしょうか?

お風呂に入っている時に本を読む人。
電車の中で読む人。
家でじっくり読む人。


場所も色々だと思いますが、読み方にも色々タイプがあるかと思います。

単純に目でなぞる人。
マーカーで重要な箇所にライン引きながら読む人。
大事なページの端を折っておく人。
大事な部分に付箋を貼っておく人。


私は、それまで自分の大切な本は汚したくないと考えていたので、マーカーでなぞったり、ページの端を折ったり出来ない小心者でした。でもビジネス書なんかを読んでいると、「このポイント大事だよな」という部分があり、後で「あれどこだっけかなぁ」と探しまくる事があり、こりゃマズイと思って、「付箋を貼る」をチョイスしました。これなら本が汚れないし安心。
なので本を読んでいる時は右手に付箋紙を持ちながら片っ端からペタペタ貼っていきます。後でこの言葉調べようかなという時はその付箋紙にメモを書き込めばOKです。

そのうち、読み終わった本がかなりの冊数になり、付箋を貼っただけではどこにそれがあるか分からくなってきました。

これを何とかならないかと考えたのが、Evernoteです。
Evernoteに重要なポイントを書き写す事でした。最初に本を読みながら付箋を貼って、一冊読み終えると再び先頭ページに戻り、付箋を貼った箇所を読み返しながら、PCのEvernoteに書き込んでいきます。Evernoteはタグを付けることも出来ますから自分なりの分類も簡単に出来ますし、後で検索するのも簡単です。

更にEvernoteの良い所は画像も取り込めるところ。
本の中に出てきた図表を保存したい場合は、携帯のカメラで写真を取ってそのままEvernoteに貼り付ければOKです。

Evernoteに書き写す事は、必然と本を再び読み返すことになり、その本や文章に対する理解もより深まる事になります。

こうする事でEvernoteには自分にとって必要な言葉や文章が凝縮された珠玉の一冊となり、後で読み返す事が可能です。Evernoteはクラウド上にデータが同期されていますから、iPhoneアプリで暇な時に自分で読み返したり、友人と本の話になった時、「ほらほらこの本にこういう風に書いてある」と示す事も出来ます。

Evernoteを使い始めて、インターネット上の気になったニュースをFirefoxのアドオン機能であるクリッパー機能で取り込む事も出来ますし、取っておきたいメールをEvernoteに転送することも出来ます。日記のノートを作って毎日あったことを付けることも出来ますし、いざという時に見つからない家電品のマニュアルをPDFから放り込んでおくような使い方も出来ます。

Evernoteは無料版もありますが、容量制限(60MB/月)があるので、画像の多いウェブサイトニュースの保存やPDFなどを放り込んでおくとあっという間に使いきってしまいます。そこでプレミアムパック(3年ライセンス版)を購入してみました。

EVERNOTE プレミアムパック 3年版

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このプレミアムパックでライセンスキーを購入すると容量が1GB/月まで拡張され、ほぼ無制限で気にならない環境になりました。これで9,000円弱(3,000円/年)とは安いと思います。
他にプレミアムライセンスにするには、Evernoteのオンラインでライセンスキーを購入するか、iTunes App Storeで購入するという手もありますが、月450円または年間4,000円とちょっと高めです。Amazonで購入するのが最も安かったです。

ついでに、Evernoteの関連本は結構出版されていますが、一番良かった一冊をご紹介しておきます。

●倉下忠憲著『EVERNOTE「超」知的生産術』シーアンドアール研究所

EVERNOTE「超」知的生産術

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倉下忠憲さんは「シゴタノ!」というサイトでよく連載記事を書かれており、「知的生産」に関して色々な著書をお持ちの方。FacebookやTwitter(私もフォローしています。)でもよくお見かけします。このEVERNOTE「超」知的生産術は、単なるEvernoteの使い方だけでなく、知的生産の道具としてEvernoteをどう活用するのが最適かという点まで踏み込んで解説しています。Evernoteを使った一人ブレストなどとても興味深いものでした。

今ではEvernoteは自分が使うすべてのPCにインストールし、データ同期させています。どこでも同じデータに気軽にアクセス出来るのは便利。私のように東京と札幌の自宅を言ったり来たりしてPCを持ち歩くのが面倒という人にはピッタリです。

まずは無料版がありますので、お試しいただければ思います。きっと夢が広がりますよ。

闘病3ヶ月の終わり

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
日本vsオマーンの一戦を横目にブログを書いています。サッカーも気になりますが自分のブログも気になるのでサッサと更新しています。

では続けましょう。

5/13(日)の最終便で東京に移動、診察は5/15(火)なので5/14(月)は丸一日空き日です。週に1〜2日しか滞在しない東京の自宅で掃除、洗濯などをこなして過ごします。もともと不精な方なので家事全般は苦手なのですが、なぜか部屋だけは綺麗にしておきたい、散らかった部屋は自分の心の鏡のようだ、と何かの本で読んだので、こまめに掃除していました。
後は特に外出もせず本を読んで過ごします。また今日も2冊ご紹介しておきます。

●星野仙一著『星野流』世界文化社

改訂版 星野流

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現・東北楽天ゴールデンイーグルスの監督、星野仙一さんの著書です。なぜ野球?と言われそうですが、先日紹介した「上司本」で「リーダーシップを学ぶには星野仙一さんの本が良い。」と書いてあり、これを手に取りました。如何に選手のヤル気を引き出すか、チームをマネジメントするかというエッセンスが凝縮されており、会社でも同じだよなと思える内容ばかりでした。さすが「上司にしたい人No.1」に輝いた事もあるお方、やはり参考になります。

●田北百樹子著『シュガー社員が会社を溶かす 』ブックマン社

シュガー社員が会社を溶かす

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ビジネス書というよりちょっと変化球気味の書。どんな会社にもこういう社員1人や2人いるよな?っていう「甘えた心構え、態度を取りがちな社員」を「シュガー社員」と称して色々な例をもとに示しています。あるあるネタですね。軽い読み物として読めますし、実際にこういう社員に出会ったらどういう対処をするべきか、上司となる時には必要なノウハウのような気がします。こういう軽めの本も時々混ぜて読み続けるのが読書を続けるコツかなと思います。

・・・
そして5/15(火)はいつものように診察。先日も触れましたがこの時の診察は「先週(大リバース事件で)急に具合が悪くなっちゃったんですけど、それ以外はなんともないです。」と言うと、「あぁ、ノロウィルスじゃないの?今流行ってるからね。変なもの食べないように気をつけて。」とアッサリしたお答え。そして「朝眠い?」と聞かれたので、「相変わらず眠いです。」と答えました。

この頃、夕食後にトレドミン1錠、寝る前にリフレックス3錠という投薬が続いており、一日も欠かさず事無くきちんと薬を飲んでいました。他の方のブログなどでご自身の勝手な判断で薬を飲むのをやめてしまうというのを読んで、それはやっぱりマズイ事だろうと思い、薬だけはキッチリ飲むようにしてました。8時間寝ろというのも毎日頑張っていましたが、どうしても1,2回中途覚醒してしまい、朝起き抜けは眠くてしょうが無い、という状態が続いていました。
※毎日の中でなかなか良くなる傾向がない、というのは辛いことですが、これを突破しない事には先は見えないのだと思います。

「そっかー眠いかー。それが眠くなくなればいいんだけどなぁ。」と呟くように言われ、そういやこれまで読んでた時間術の本で、どれも「早起きしろ」って書いてあったよなぁとぼんやり考えるようになりました。
※この頃、まだ早起きは実行には移してません。もっと後になってからです。

いつものように薬を貰い、「また来週水曜日来て」と言われ、病院を後にしました。

・・・次は水曜日か、5/23(水)だな。飛行機の予約変更しなきゃ。特典航空券で良かった・・・。
※特典航空券は搭乗日4日前まで変更が可能なのです。

携帯からANAのサイトに接続し、羽田−札幌の予約を5/23に変更しました。
問題は札幌−羽田をどうするか、ですが、スカイマークで5/22(火)の午後の便を抑えました。成田よりちょっと高いですが、前回の成田移動で疲れた余波で体調崩した可能性もあるので、細心の注意を払いました。
※この頃、自分の体調にまるで自信が持てない状態でした。そのお陰で逆に毎週飛行機をどうしようか、なるべく安く移動するにはどうしたらいいか、自分の体調とお財布とのバランスを考えてアレコレ悩み続けるのです。

5/15(水)の夕方、体調が変わらないうちに帰ろうと早めに羽田空港に行き、前便にチェックインして札幌に帰りました。帰りの飛行機でフト気付きました。

・・・あ、もう休職して3ヶ月が経っちゃった・・・。

私の闘病3ヶ月目はこうして終わりました。まだ出口は何も見えてませんでした。
どうやったら治るんだろう?そればっかりが頭の中を駆け巡ります。
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