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勝ち取った「復職可」

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。昨日アップした記事が誤植だらけで落ち込み気味の「よそじSE」でございます。眠くてブログをアップした後確認せず寝てしまったので同じ記事が二回投稿されたりと散々な出来でした。本日修正しておきましたのでご了承下さいませ。お目汚し失礼しました。

では続けますね。

8/29(水)、通気練習9日目です。今日はいよいよ産業医診断で復職可/不可の判定となります。やや緊張していたのか2:30ぐらいに中途覚醒してしまいましたが、すぐに寝直し起きたのは6:00。起き抜けすごく眠たくて完全に目が覚めるまで20分ほど要してしまいました。こういう節目節目に中途覚醒してしまうのは、少しずつストレスが掛かってきている証拠なんだなぁと思います。

ジョギングは体調に万全を期してこの日も自重。カウンセラーさんに「朝のジョギングは止めておいたら?」の一言を逃げ口実に平日は中断する毎日が続きます。「頑張れるなら会社から帰った後の夜にやったら?」と言われたものの、毎日通院やら知人のお誘いやら何やらで結局帰宅が遅くなりなかなか平日は走れる時間がない日々でした。

いつものように朝食を摂って7:50に自宅を出発し、本社には8:50に到着しました。この日もルーティンに従ってミネラルウォーターとコーヒーを買ってIT業界雑誌を読み始めますが、11時に予約していた産業医診断の事が気になって仕方ありません。午前中、読書に充てられる時間は産業医の時間を差し引くといつもより1時間少ないので、診察時間は気にはなりましたが何とかハイペースで読書を続けます。

そして11:00になり、診療所へ行って産業医診断が始まりました。

4週間前の初めての産業医診断では、早く復帰したい一念で、

「もうこんなに元気になってるんだ。もう大丈夫なんだ。8月中旬までに復帰しないともうそこには戻れないんだ。だから、早く復帰させて下さい!」

という気合が全身から発してしまっていたのか、やたらハイテンションで自分の事をアピールしてましたが、それが却って仇になったのか、「まぁ落ち着いて図書館通勤からしっかりリハビリしなさい。」という判断でした。

しかしこの日は、自分でもやたら落ち着いているのを感じていました。淡々と、リハビリ中にあったこと、感じたことなどを伝えていました。

・図書館通勤は辛くて最初はランチが食べられないぐらいだったこと。
・途中、身内に不幸があって急遽リハビリを中断して札幌に帰省したこと。
・それでもだんだん慣れてきて、図書館に一日いても苦痛じゃなくなってきたこと。
・本社に通勤練習を始めてからは、一日も休まずきちんとフルタイムで出来ていること。
・通勤練習中も3日目ぐらいに不調に陥ったけど、意図的にサボったりしてリカバリする術を身に付けて乗り切ったこと。
・上司にも相談し、復職した後の仕事も自分としては重荷には感じていないこと。

などなど、「まぁ色々と山あり谷ありでしたけど、ここまで何とかこれました。」という一言で締めくくると、

「そうね、ずいぶん(以前とは比べて)落ち着いたみたいですね。うん、じゃあ、復職してもいいかな。復職可の診断書を出しておきますね。でもね、いきなり飛ばしたらダメよ。最初は残業も休日出勤も禁止だからね。」

・・・という訳で、意外とアッサリ「復職可」の判定を頂きました。(喜)

ここで私は、湧きあがった2つの疑問を解かずにはいられませんでした。

「残業禁止って・・・いつまでですか?」
「薬(リフレックス)って、復職のタイミングで減らすものじゃないんですか?」


残業禁止って、まぁ言われるのは簡単な事ですが、実際に残業をしないように仕事をコントロールするのは難しいものです。システムエンジニアという職業上、ある程度の残業は必要悪でしたが避けにくいものです。

産業医の先生によると、残業禁止はその人の症状や復職時の状態、そして復職する先の職場環境などに応じて残業禁止する/しないなど細かく調整するそうですが、少なくとも3ヶ月、普通でも半年ぐらいは残業禁止を命じるそうです。残業禁止となったら、人事部でその厳命が直属上司に出され、勤務表のチェック対象になるとのこと。もはや、抵抗する術はありません。

私の復職する先のプロジェクトはとても忙しい状態で、正直残業なしでどこまでやれるのか自信はなかったですが、「ま、なるようになるしかない。」と受け入れるだけでした。

そして薬の方は、私が勝手に「復職するぐらい良くなっているんだから、そのタイミングで薬は減らすもんなんだろう。」と思い込んでいたのですが、先生によると「復職直後はそれはそれでまた大きなストレスが掛かるから、薬は減らさずにしっかり飲んでおいた方がいい。(抗うつ剤は)多めに飲んでも悪い薬じゃないから、そのまま飲んでいて下さい。」とのこと。どうやら薬から卒業できるのはまだまだ先のようです。

ま、それでも無事に「復職可」の判定が頂けたのは、大きな前進です。

診断書を頂いて、人事の担当者さんに「復職可の判定出ました〜イェーイ」と診断書をヒラヒラさせながらおどけて言うと、一緒に「良かったね〜!」と喜んでもらえました。(笑)
産業医診断の診断書だけあればいいのかと思ったら、「一応、後追いでいいので主治医さんからも復職可の診断書貰ってきて下さいね。」の一言。えー!主治医から診断書を貰うと余計に三千円もかかるーー!と渋っても会社のルールなんで従う他ありませんでした。じゃあ次の診察で貰っておこっと、と小さいノートにすぐさまメモ。

自席に戻って上司に復職可の旨連絡をメールすると、どっと力が抜けていくのを感じていました。同時に、全身から喜びが湧き上がって来ました。復職可を「勝ち取った」という気分で一杯でした。まさに私は復職可を「勝ち取った」のです。

そして残りリハビリ1日半、手を抜かずにちゃんと最後までやろうと決心し、読書と日報書きに精を出しました。途中、月曜日のランチで後輩に頼まれたある宿題を一人ブレストでこなしながら、どんどん進めていきます。退社時間まであっという間でした。

そして帰宅前にタバコで一服していると、別な後輩とバッタリ会いました。この後輩は、後輩でありながら、自分の先生でもあり、ある意味同志でもあり、私の良き友人、良き理解者です。

タバコで話しているうちにじゃあ晩飯でも一緒にという流れになり、私の「酒はダメよ」の一言でファミレスで夕食となりました。ファミレスでは自分の病気のこと、明後日から復職すること、今の会社の状況、相手の仕事の状況など様々なこと色々話し込み、タップ3時間以上サシでずーっと話をしていました。気が付くと時間はあっという間に22時。慌てて帰宅し、ブログを更新する間もなく薬を飲んで少し遅目に眠りました。

リハビリもラスト1日、隙間なくしっかりやって、ひとつもやましいことなく晴れて職場復帰を果たそう、という気持ちで一杯でした。

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