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<職場活性化の「すごい!」手法> 大塚寿





職場の雰囲気がわるい・・・

職場の雰囲気がなんとなく重い…


そんな悩みを抱えている企業に参考になる一冊です。
リクルート流の営業をベースとした営業コンサルタントであり、リクルート時代に腐心した職場の活性化の実体験をノウハウにした一冊です。

著者の持論である「方法は数が勝負」という言葉のとおり、この一冊には48もの職場活性化の方法が書かれています。

これだけの方法があれば、どれか一つくらいはあなたの会社にも適したものが見つかるはずです。


職場の活性化に悩んでいるならば是非参考にしていただきたい一冊です。



印象に残ったポイントは以下のとおりです。



クレドカードや小冊子のような小道具を作ったら職場が活性化するわけではない。
社員が現実味を感じられ、共感できるエピソードが込められてはじめてそのような小道具が意味を持つようになる

「人としての価値を認める」という風土がなければどんなプログラムを導入しても機能しない



職場からの応援、励ましのメッセージが社員のやる気をあげる
例:サンキューカード(職場で感謝している相手に感謝の気持ちを書いたカードを渡す)



職場への帰属意識を軽視しない職場作りが職場活性化の基本



人材の採用術
商業高校、工業高校、普通科を問わず、生徒会長を採用する



経営トップが号令を掛けない限り、職場活性化といった能動的な施策は起こらない

一つの部門ががんばっただけでは会社全体は活性化しない

飲みニュケーション予算は必須




組織の構成は、

積極的な人間:2割
人につられる人間:6割
消極的な人間:2割

である。積極的な人間を焚きつけることによって全体を盛り上げることが必要



管理職の評価項目に部下の育成度を入れる



指示待ちの部下に掛ける言葉は、「で、お前はどうしたいわけ?」


思いつきでいいからビジョンを語る。職場の方向性を決めなければならない



(居酒屋で来店客に行なわれているような)やまびこあいさつを義務付ける
活気付いた職場に声があるのではなく、声が職場を活気付ける



壁新聞を作る。成果・成功を垂れ幕などで表現する



単独で食事するのを禁止してコミュニケーションを図る



「絆」と「かかわり」が従業員の定着率を引き上げる


<仕事ができる人の「段取り」の技術> 西野浩輝






仕事の効率的な進め方をするための準備としてよく使われる「段取り」という言葉。

この段取りに関して、教育ビジネスにおける経験を活かし、プレゼンテーションなどを含めた筆者のコンサルティングノウハウを解説している一冊です。

仕事を進める上での基本が書かれている印象ですが、基本をおろそかにして特別なことはできません。
仕事の段取りの基本を学んだり、もう一度自分のやり方を正したりするのに参考になる一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


「段取り」をハッキリさせるための押さえるべき3つの要点
1.成果の最大化
2.目標の達成
3.最短ルート

段取りすることが目的ではない
段取りは成果の最大化と目標達成をかなえるための手段である



チャンク・ダウン法:大きな仕事を細分化する。そして一つ一つをつぶしていく

TO・DOリスト管理:どんな小さな仕事もリストアップする。それにより仕事量をハッキリさせる



仕事を依頼する時に相手に伝えるべきこと
1.「何のために行なうか」(仕事の目的)
2.目的達成のために具体的にやってほしいこと
3.関わる仕事の最終到達点



一つの大きな仕事を流れ図に落とし込み、
細かな仕事の段取り、細かな仕事同士の関係性を理解できるようにする



手帳やノートはデジタルよりもアナログ
手書きはパソコンと違って制約がない。また情報だけではなく、頭の中の整理にも手書きがオススメ



プレゼンテーションにおける段取り
・事前の準備を念入りに行う。とくにプレゼン発表練習を行なう

・プレゼン資料とプレゼン発表の時間バランスに気をつける

・あがり症を克服しようとするよりもプレゼンリハーサルの練習を積み重ねる
(あがり症を言い訳にしているのか、プレゼンリハーサルをほとんどしていないことが多い)

<人事屋が書いた経理の本> 協和醗酵工業





かなり昔に書かれた本で、古さも感じられる本ですが、100回以上の重版がかかっているのでそれだけ支持されている一冊です。

経理や簿記の本の目的は、
「経理の仕方を身につけること」「簿記、仕訳の仕方を身につけること」ですが、
この本の目的はできあがった損益計算書や貸借対照表をどう読み取って、今後の経営に役立てるかについて書かれています。

ただ、経理の本や簿記の本と同じように「損益分岐点」などの基本的な用語がでてくるので、
こういった用語はこの機会に身につける必要があります。

ただ、やはり古さは感じられるのでこういった会計関係の本は数冊手にとって自分のレベルに合わせた一冊から勉強していくことが一番だと思います。




印象に残ったポイントは以下の通りです。


会計はお風呂である。
一定期間の「入り」と「出」、一定時点での「残量」を示したものである。



費用には、固定費と変動費とがある
固定費:製品を作らなくても発生する費用。  例:機械の維持管理費用、電気代の基本使用料など
変動費:製品を作るにあたって発生する費用。 例:材料代、電気代の使用電力量など



貸借対照表
左側:目に見えるものが載っている。  例:現金、預金、建物、自動車など
右側:目に見えないものが載っている。 例:資本金、利益、借入金など

<即戦力の人心術> マイケル・アブラショフ




上司が部下とどのように付き合っていったらよいかについて、
元アメリカ海軍艦長がその実践経験をさまざまな功績、効果とともにかきつづった一冊です。


アメリカ海軍と聞けば世界有数の力を誇っていますが、
海兵には様々な背景を持った人で構成されており、
その内実には多くの問題を抱えています。


本を読めばよくわかりますが、
まさにマニュアルや規律に縛られた大企業病の状態です。


その環境に風穴を空けてきた著者のストーリーが書かれています。



基本姿勢は、部下の話を聞きいれて、その能力を最大限に引き出すというものです。

軍隊と言うと一見特殊な環境かと思ってしまうが、
この本を読んでみると決してそんな事はありません。

ビジネスとの違いは、海軍には売上がないということくらいでしょうか。
それを除いては企業となんら変わりません。



人心術というテクニック・ノウハウがあるというよりも
部下との付き合い方で持つべきマインドが書かれています。

リーダーとして持つべき心構えとして参考になる一冊です。




印象に残ったポイントは以下の通りです。




上司から大切に扱ってもらえないことが離職理由になる



部下に呼びかける言葉
「何をするにも必ずもっと良い方法があると考えよ」
「君がしている仕事で、もっと良いやり方はないか」



絶えず繰り返すべき3つの自問自答
1.目標を明確に示したか
2.その任務を達成するために、十分な時間と資材や材料を部下に与えたか
3.部下に十分な訓練をさせたか



人の名前を覚える

相手の話を聞く姿勢を持つ

部下に魅力的な仕事の理想像、仕事に誇りを持つに足る理由を与える

「知っているはず」という思い込みほど恐ろしいものはない



悪い知らせほどすぐ伝わるシステムを築く。
大切なのはお互いの信用を築いておくこと
(部下)上司にトラブルを報告すれば感情的にならず、解決に動いてくれる
(上司)何かうまくいっていないことがあれば、部下は必ず報告してくる




規則は「厳然たる法」ではなく、「指針」として扱われるべきである


マニュアルの中で立ち止まってはいけない
マニュアルはすぐ腐る
マニュアルは及び腰な行動の原因になる



称賛は懲罰よりもはるかに生産的である
この事実を口先だけではなく、実行することが大事である

前向きで直接的な励ましこそが効果的なリーダーシップである



部下の評価が正しく行なえたかどうかを見極めるカギは自分の部下に点数を与えた時、部下が驚くかどうかでわかる
驚いたのならば、それは部下とのコミュニケーションが不足していたことに他ならない



(訳者:吉越浩一郎より)
働く環境をオープンかつフェアなものにすること

「ボトムアップ」が良いか、「トップダウン」が良いか、という議論はナンセンス
トップがボトム(現場)に情報を取りに行く姿勢とプロセスが重要である



すべての仕事にデッドライン(締め切り)をつける


<交渉のブートキャンプ> エド・ブラドー(2/2)






アメリカ屈指のビジネス交渉術の達人による一冊です。



昨日に引き続き、印象に残ったポイントは以下の通りです。




交渉のための準備
1.目標を設定しておく

1−1.望む最高の結果

1−2.実際の目標

1−3.譲歩できる限界


2.有利な点のリストアップ


3.交渉期限の確認:有利不利に影響する


4.相手に関する情報収集:有利不利の点をリストアップ





交渉のテクニックのいくつか
・交渉ではまず相手の提示する条件を聞いてみること

・納得できる説明をする

・簡単な譲歩をする

・相手の話を聞く

・最後通牒を出す

・交渉を止める




交渉のカード:主張の正当性
1.契約書などの書面記載事項

2.業界の慣習

3.会社の方針

4.前例

5.専門家の裏づけ




交渉の基本はギヴ・アンド・テイクである
そのプロセスにおいて譲歩は欠かせない
しかし、大切なのは「どのように譲歩するか」であって「どの条件で譲歩するか」ではない


見返りのない譲歩はしてはいけない


交渉相手が「取引相手が譲歩してくれた」と思ってくれるように譲歩すること


交渉は目標よりも高い条件で始める




win-winの交渉術3つのルール
1.「対決」を「協調」に変える

相手を理解する

相手の立場で考える

敬意を表す



2.相手の話を聞き、信頼関係を築く

オープン・エンドの質問(はい・いいえでは返答できない質問)を投げかける

相手の関心事を探る

相手からアドバイスを求める

相手の主張を理解する

相手と協調したい姿勢を見せる



3.どちらも満足できる答えを探す

すぐに合意できそうな点から取り組む

交渉の範囲を広げる(例:商品だけでなくアフターサービスまでを契約に含ませる)




価格交渉時のマインド
1.利益を得る権利

2.自分を安売りしない

3.頭を下げない

4.交渉を止める覚悟

5.価格の正当化(相手に価格が適正であると納得してもらうこと)

6.値引きは特定の条件をつけてのみ値引きする(例:大量発注)

7.譲歩を急がない




値上げ交渉の仕方
1.相手が好調なときに値上げを申し出る

2.前もって値上げを予告しておく

3.値上げを正当化する(例:材料価格の高騰)

4.新しい付加価値を追加する

5.値上げを段階的に行う

6.値段はそのままにして製品の価値を下げる、無料だったサービスを有料化する




買い手の交渉テクニック
1.価格(値札)は絶対ではない

2.競争をあおる

3.泣きを入れる

4.相手のこのお客さんは買ってくれるという期待値を下げる

5.買うのを引きのばしする

6.契約後に追加要求する(付加価値をつけてもらう)

7.オーダーを分割する

8.例外扱いしてもらう(展示品、新古品など通常販売とは異なる扱いにしてもらう)

9.時間、コスト、人数をつぎ込ませ、譲歩してでも契約にこぎつけなければならないようにさせる

10.大量購買により値下げさせる




よくつかわれる交渉の戦術(とその対処)
1.脅し→(黙って相手を見つめるなど、脅しに屈しない)

2.ブチギレ→(相手が冷静になるまで待つ)

3.泣き入れ、泣き落し→(相手の真意を見破る、別の提案をしてみる)

4.ゆさぶり→(競合店や競合製品に関する情報を集めておく、差ではなく違いをアピールする)

5.追加要求→(きっぱり断る、価格表を見せて料金を伝える、追加要求を見込んだ価格を設定する)

6.最後通牒→(最後通牒を気にせず交渉を続ける)




交渉のためのチェックポイント(まとめ)
1.目標を設定する(最高、本来の目標、最低限度)

2.交渉で得たいものをハッキリさせる

3.オプション(選択権。転じて取引しないことを選択する余地)があるか否か

4.譲歩できる条件は何か

5.相手は合意に関してどんなプレッシャーを感じているか

6.大きな譲歩なしで相手を満足させるためには何ができるか

7.最初の提示はどうするか

8.どこで交渉を行うか

9.何人で交渉するか

10.共通の利害は何か?

11.どちらも満足するためのオプションがあるか?



<交渉のブートキャンプ> エド・ブラドー(1/2)





アメリカ屈指のビジネス交渉術の達人による一冊です。

タイトルを見ると交渉で相手に徹底的に勝つことを目標にしているように思われますが、
この本の考え方は、相手に勝つのではなく、相手から譲歩を引き出すことにあります。


自己主張ばかりではなく、
「相手のいうことに耳を傾け、相手に満足感を与えることでより成果をあげることができる」
という考え方に基づいて書かれています。

もちろん、考え方だけではうまくいくものではありません。
なので、相手が交渉しているうちに納得してくれる道筋をつけるためのテクニックも書かれています。



現代は個人の権利意識がより強くなっている時代です。

そんな厳しい時代を生き抜くためにも一読しておきたい一冊です。




印象に残ったポイントは以下の通りです。




交渉の結果を左右するのは性格ではなく、準備や進め方、交渉に臨む姿勢にある




交渉は白黒をつける場ではなく、当事者同士の共同作業である




話のうまい人が交渉上手ではなく、人の話を良く聞くことこそが成功の鍵である




ハッキリと意思を伝えることが交渉の第一歩である




交渉は性別を問題にしない




交渉の最大の障害はあなたと相手の主張の違いである




我々は相手が伝えたい内容を無視して自分が聞きたい内容しか聞いていないことが多い


ビジネスで大切なことは相手の話を聞こうとする姿勢である


相手の言うことがよくわからなければ説明を求めること。
相手の考えを想像して済ませてしまいがちだが、この想像が誤解であることも少なくない




満足をハッキリさせておく
満足とは交渉において「なくてはならないもの」であり、「ほしいもの」とは異なる


また「なくてはならないもの」と「相手に提示するもの」も分けて考える


交渉のためには、性格を変える必要はないが、行動パターンを変える必要がある




行動パターンを変える訓練
1.要求をハッキリと伝えること
2.気弱な考えを捨てること
3.「ノー」と言えるようにする




交渉の結末は「気の持ちよう」で変わってくる




交渉の鍵(相手が感じているプレッシャー)を持つ

<いかにして自分の夢を実現するか> ロバート・シュラー





自己啓発のカテゴリーに入る一冊です。
訳者が京セラ創業者であり、今はJALの社長となっている稲盛和夫さんということで手に取った一冊です。


成功者とそうでない人を分けるマインドの持ち方について書かれています。

特に「マイナス思考を排除することができるかが成功のカギになる」というのが内容の中心です。


マイナス思考を排除ができるか否かで様々な事柄、環境も一変するということを伝えています。

自分を被害者だと思って憐れむのは、実は自分にとってマイナスの何ものでもありません。
そんなときに手元にあるだけでマイナス思考を排除してくれる一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


夢をかなえるための質問
1.絶対失敗しないとわかっていたらどんな夢を持つだろうか
2.経済力が無制限にあるとしたらどんなゴールを設定するだろうか
3.やってのける自身があるとしたらどんな計画を立てるだろうか
4.目の前に立ちふさがる障害を克服する知恵と力を備えているとしたらどんな事業に乗り出すだろうか
5.権力を持つ人に自分のアイデアを売り込む技術があるとしたらどんな仕事についていただろうか



夢をかなえるために必要なものは、好奇心、自身、勇気、持続性の4つ



失敗は終点ではない。失敗とは、違うやり方で何かをすべきだという教えである


悲観主義、マイナスの感情を排除する
自分の不遇を他人のせいにしてはいけない。自分を犠牲者だと考えてはいけない



マイナスの趣味、習慣、好みをやめる

逆にプラスの趣味、習慣、好みを取り入れる

これらは積極思考の働きに影響する



習慣、趣味の種まきで  → 行動の収穫をする
行動の種まきで     → 行動習慣の収穫をする
行動習慣の種まきで   → 評判の収穫をする
評判の種まきで     → 運命の収穫をする



周囲に宣言することで逃げ道をふさぐ



積極思考人間は物事の明るい面を考える


「いつか」を「今日」に置き換える



「もし・・・」とアイデアを考えるのではなく、「どうやったら・・・」とアイデアを考える



小さな一歩でも踏み出した人の一歩の差は大きい

<ヘッテルとフエーテル> マネー・ヘッタ・チャン






世の中の「詐欺」と呼ばれる出来事をさまざまな形で皮肉った一冊です。

ここまで皮肉られてしまうと人生がとても空しく、悲しいものだと感じられてしまいます。
人によってはショッキングなことだと感じられるかもしれません。

ですが、悲しいことに皮肉られてしまっても仕方がない現実がここにはあります。


勝間氏
融資一体型変額保険問題
年金
円天
ホワイトバンド
NTT株
おまとめローン・過払い金返還
グッドウィル・コムスン

といったものが題材としてとりあげられています。


直近でいえば、「口蹄疫募金詐欺」も「ホワイトバンド」と同じ類モノでしょうか。

世の中のカラクリを知った上での判断としなければと考えさせられる一冊です。




印象に残った点は以下の通りです。



本当に100%儲かるならわざわざ赤の他人に教える人はいない



誰かに認められたいという自尊心、ほかの人より目立ちたいという気持ちは狙われる



学生の就職ランキングに上位に位置する銀行は鬼畜ともいえる所業を行ってきた



年金制度は砂上の楼閣。しっかりと老後のことを考えて貯蓄すべし



詐欺師は最初に小さく儲けさせて最後に大きくだます



以前に流行った「ホワイトバンド」。実は一銭も寄付金に当てられていない



募金詐欺、幼児が死ぬ死ぬ詐欺など、人を救うなどの心理的に逆らいづらい制度を利用してお金をたかる輩がいる




国家が勧める儲け話に乗ってはいけない。最終的にもうかるのは国家



貧困ビジネス:無料で相談に乗るふりをしてカモを探している輩がいる
無料で助けてくれる人がいたらなぜ見ず知らずの人を助けるのかをよく考える必要がある



<孫子の兵法がわかる本> 守屋洋






ランチェスター戦略など戦争の戦略が経済戦争にも応用されています。
そういった点から中国の戦略書である孫子の兵法をとりあげてみることにしました。

もちろん、戦争の戦略をそのままストレートに経営の戦略に当てはめることはできません。
いわゆる戦争は敵軍に勝つことが目的ですが、
経済戦争はお客様に自社の商品・サービスを買っていただくことが目的です。

ですが、戦略は経営にも通じるところがあります。


印象に残ったポイントは以下の通りです。



孫子の兵法の前提
1.戦わずして勝つ
2.勝算なきは戦わず



勝利を得るための5条件
1.的確な判断力
2.兵力に応じた戦い方
3.共通の目標のもとに社員一人一人が一丸となっている
4.万全の態勢を固めて敵の不備を突く
5.将軍が有能であって君主が将軍の指揮権に干渉しないこと



戦い方は「正」と「奇」の組み合わせに過ぎない
しかし、組み合わせの変化は無限

定石を頭に叩き込み、理解することで「正」を身につける
実戦経験を積み重ねることで応用たる「奇」を身につける



<35歳までに身につけておくべき プロの経理力> 児玉尚彦






経理マンの存在意義を問いかけ、
一昔前の「帳簿さえできていればそれでいい」という役に立たない考え方に警鐘鳴らしている一冊です。

逆を言えば、経理に付加価値を生み出すための一冊でもあります。


会社における後方支援事務の価値を再考するにあたって一読しておきたい一冊です。

具体的な内容については企業のレベルによって感じ方に違いもあると思いますが、
意識の高い人、高い意識を持とうとしている人向けに書かれたものであることに違いありません。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


これからの経理は分析力で評価される。経営者の考えと現場の動きを数値で計測する


分析力とは変化に気づく目を養うこと


データをグラフにして変化をとらえる



試算表の利用方法
1.儲かっているか
2.お金は足りているか
3.異常はないか


利益を見るときは「率」と「額」をチェックする



損益計算書の重要項目
1.売上高
2.粗利益
3.人件費
4.経常利益


会社の稼ぐ能力=営業利益+減価償却費



経理が毎月することは勘定科目の残高合わせではなく、その金額の妥当性を検証すること


貸借対照表の右側は目に見えないが、右側の状況によってアリとキリギリスのどちらなのかがわかる



経営は「資本・売上・利益」という3つの数字のバランスで成り立っている


会社がうまくいっているかどうかを表す3要素
1.経営効率:総資本利益率=利益/総資本
2.成果割合:売上高利益率=利益/売上高
3.活動速度:総資本回転率=売上高/総資本



利益を決める3要素
1.売上:単価×数量
2.粗利益:単価×数量×粗利益率
3.固定費:人件費・販売費・管理費


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