2010年05月25日
<孫子の兵法がわかる本> 守屋洋
ランチェスター戦略など戦争の戦略が経済戦争にも応用されています。
そういった点から中国の戦略書である孫子の兵法をとりあげてみることにしました。
もちろん、戦争の戦略をそのままストレートに経営の戦略に当てはめることはできません。
いわゆる戦争は敵軍に勝つことが目的ですが、
経済戦争はお客様に自社の商品・サービスを買っていただくことが目的です。
ですが、戦略は経営にも通じるところがあります。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
孫子の兵法の前提
1.戦わずして勝つ
2.勝算なきは戦わず
勝利を得るための5条件
1.的確な判断力
2.兵力に応じた戦い方
3.共通の目標のもとに社員一人一人が一丸となっている
4.万全の態勢を固めて敵の不備を突く
5.将軍が有能であって君主が将軍の指揮権に干渉しないこと
戦い方は「正」と「奇」の組み合わせに過ぎない
しかし、組み合わせの変化は無限
定石を頭に叩き込み、理解することで「正」を身につける
実戦経験を積み重ねることで応用たる「奇」を身につける
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