2010年06月01日
<人事屋が書いた経理の本> 協和醗酵工業
かなり昔に書かれた本で、古さも感じられる本ですが、100回以上の重版がかかっているのでそれだけ支持されている一冊です。
経理や簿記の本の目的は、
「経理の仕方を身につけること」「簿記、仕訳の仕方を身につけること」ですが、
この本の目的はできあがった損益計算書や貸借対照表をどう読み取って、今後の経営に役立てるかについて書かれています。
ただ、経理の本や簿記の本と同じように「損益分岐点」などの基本的な用語がでてくるので、
こういった用語はこの機会に身につける必要があります。
ただ、やはり古さは感じられるのでこういった会計関係の本は数冊手にとって自分のレベルに合わせた一冊から勉強していくことが一番だと思います。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
会計はお風呂である。
一定期間の「入り」と「出」、一定時点での「残量」を示したものである。
費用には、固定費と変動費とがある
固定費:製品を作らなくても発生する費用。 例:機械の維持管理費用、電気代の基本使用料など
変動費:製品を作るにあたって発生する費用。 例:材料代、電気代の使用電力量など
貸借対照表
左側:目に見えるものが載っている。 例:現金、預金、建物、自動車など
右側:目に見えないものが載っている。 例:資本金、利益、借入金など
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